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コラム 釣り雑学

週刊つり太郎に掲載された過去コラム

記事一覧

アユ解禁間近

早いものでもうすぐ6月。アユの解禁が目前に迫っている。今週号で掲載した通り、各漁協でもアユに対しては並々ならぬ力を注いでおり、保護と増殖への活動も盛んである。漁協の組合員の方々が撮影した産卵後のアユの水中画像を拝見すると、年魚の儚さやそれを支える難しさなどを想像してしまう。

魚編に占うと書く「鮎」という漢字は、もともと「ナマズ」を指す漢字として使われていた。それではアユはといえば、「香魚」や「年魚」として表記されていたようだ。それが、神功皇后がアユを釣って戦いの勝敗を占ったとする説、アユが一定の縄張りを独占する(占める)ところから「鮎」という漢字が使われ始めたとある(諸説があります)。令和に年号が変わった今年、文字通り今後を占う意味でもアユが豊漁になることを願っている。

「鮎」は「鵜飼」とともに夏をあらわす季語。春には「若鮎」、秋は「落ち鮎」、冬の季語は「氷魚(ひお、ひうお)」と、四季折々の季語に使用されていることからも、日本人とアユが馴染み深いことが分かる。

前述した通り年魚であるアユ。秋に孵化し、秋に産卵とともに絶命するその生涯は、儚さとともに強さも感じさせる。全てはその産卵のため、次の世代へ命をつないだアユたち。儚く思い出深いあの夏の日とともに、アユの香りが漂ってくる。さあ、夏もアユも間近…。道具を出して、準備を始めるか…。

  • 2019年05月17日(金)08時24分

リールがアタリを知らせる!

またまた面白い商品が開発された!魚がヒットしたらスマホでお知らせしてくれるといったリールである。TACKOBOX社が開発した「SMARTCONNECT」というリールを使えば、魚が食い付いた瞬間にスマホ専用アプリに通知が届くようになる。つまり、アタリをいつまでも待っている必要はなくなり、お菓子でも食べながら車で待機なんてことも可能になるのだ。

こんな場面はどうだろう?厳寒期、アタリもなく寒さに凍えながらアタリを待つ。投げ釣り、子どもたちを渚で遊ばせながら、キスのアタリを待つ。突然の雨、雨具を忘れてしまい、車で待機しているシーン。このようにリールを手にしていなくてもアタリが分かる利便性は多いのではないかと感じる。

数年前、メーカーから発売された魚探が付いたリールは画期的であった。今ではほぼ全員がスマホを持っているため、GPSで自分の位置情報は確認できる時代。その次の答えとして、アタリを知らせてくれるリールは使いどころ次第で面白い釣りができるのではないだろうか?

モノとのインターネット(IoT)が叫ばれて久しいが、釣具がインターネットに繋がることで、面白いことが起こりそうだ。ルアーがインターネットにつながれば、動きや角度、魚の気配を感知してくれるかも知れない。ウキがインターネットにつながれば、水温や仕掛けの入り具合などを教えてくれる。そんな時代が来るのも、もう間近…。

  • 2019年05月10日(金)09時36分

夢のビッグフィッシュ

ビッグフィッシュ、大物狙いと聞くとワクワクしてしまうのは釣り人の性。今年のゴールデンウィークは10連休とあり、旅行も兼ねて長年思い描いた釣りを楽しむ方も多いのではないだろうか…。大分で釣れる大物と言えば、青物やマダイ、マハタなどとなるが、離島や南の島まで遠征すれば、それこそ1.5m級のGTやヒラマサなども狙える。一生に一度釣れることができるかできないか…。そんなビッグフィッシュへぜひチャレンジして欲しい。

遠征釣りの話をする時、よく出てくるのが「そんなにお金がない」といった言葉。しかし、よく考えて欲しい。釣具や釣行費などは確かに高額になる。それでも、その体験は自分自身のストレス解消にもなるし、もちろん貴重な体験となる。また帰ってきてからも釣り人との会話に華を咲かせることができることを考えれば、個人的には十分元が取れると思うがいかがだろう…。

また、お金で解決できることばかりではない。その日の天候や潮、魚の状態なども合わさって初めて釣果を手にすることができることを考えると、出費したお金以上の価値があると思える。なにしろ今年は一番貴重な時間を割くことができるチャンス。一考の価値があるはず…。

ベテラン釣り師は言う。「昔、釣った場所はいつまでも心の中でつながっている。それは自分の活力となり、心の調和を作る。遠征釣りなら尚更そうだ」。夢の舞台へ出かけるか出かけないかは貴方次第だ。

  • 2019年04月27日(土)12時02分

釣りは3度楽しめる

非常に過ごしやすい気候となるこの時期。徐々に水温も上がり始めて、絶好の釣り日和となる日も多い。そして、今年のGW は10連休とあり、レジャー産業は大いに期待しているところ。もちろん、本誌としてはもちろん魚釣りに出かけて欲しい。

「魚釣りは3度楽しめる」とは、ベテラン釣り師の言葉。1回目は釣りに出かける前日。2回目は釣行当日。3回目は釣果の魚を食べる時。釣りに出かける前は、どんな釣りを行うか? 備えの釣具は大丈夫か? 釣り場の地形はどのような状況か? など、そわそわと準備を済ませる。そして釣行当日はもちろん、対象魚を釣ること、周りの風景や現地での会話も楽しい。そして、帰ってからは釣果で食卓を囲み、思い出話に華を咲かせるのもいい。

本来の釣りはこのようなレジャー志向が強いものであるが、最近はお一人様の釣り人が増えているのが気になる。おそらく「釣りに行こうよ!」と誘っても、家族や仲間がなかなか一緒に行きたがらないのが主な原因だと感じる。トイレの問題やゴミの問題もあるし、汚れるからといった問題もあるかも知れない。

もちろん、外に出かければ、これらの問題はつきものだ。ただ、実体験はバーチャルな体験とは桁外れに心や体にいいはず。行かなければ得られないもの、お金では買えないもの、それが釣りにはたくさん残っている。この10連休は絶好のチャンスだと思うが…。

  • 2019年04月19日(金)09時44分

ゴミ問題と住民の心

昭和58年から発行を始めた本誌で、相変わらず問題となっているのがゴミ問題だ。もちろん昔よりは良くなったとの話も聞くが未だに問題がゼロになることはない。もぐらたたきのような状況が今でも続くのが現状だ。

一重に地元住民がどれだけ困っているかの情報が不足していることと、釣り人一人ひとりの自覚の問題だと感じているが、皆さんはどうお考えだろうか?

以前、釣り人のゴミ問題で困っている地元の住民の方々と意見交換をした際に、「自分の家の前でゴミを捨てられたらいい気持ちはしないだろう?」と詰め寄られたことがある。そこでハタと気付かされた。地元住民の方々の気持ちになって考えることが何より重要であるということ。また、おそらく普段の生活ではルールを守ってゴミ出しをしている方も、釣り場に着くと釣りスイッチが入ってしまい、周りが見えなくなってしまうこと。

とある方の提案。「ゴミを捨てている人をみかけたら、動画を取ってSNS にアップしたら?」。ちょっと過激だし、逆に釣り人全てがこうだと思われる可能性もあるため、個人的には「止めましょう!」と強く反対したが、そうする方がいても不思議ではない。常に写真と動画を撮影できるスマホを持参しているのだから…。逆に言えば、どこで撮影されるか分からないので、常に自制心を持って釣りを楽しんで欲しいと願う。釣り人が釣り人を晒すことは本意ではなく、マナーアップが本意のはずだから…。

  • 2019年04月12日(金)11時15分

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