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コラム 釣り雑学

週刊つり太郎に掲載された過去コラム

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黒潮大蛇行の影で

昨年から引き続き黒潮の大蛇行が続いている。黒潮親潮ウォッチの長期予報でも、しばらくは大蛇行が続くとの予報が出ている状況。

この大蛇行の影で、さまざまな影響が出ている。この黒潮大蛇行であるが、日本列島をかすめるように流れる黒潮が数年周期で紀伊半島沖で大蛇行してしまう現象。そのため、紀伊半島沿岸の水温が上がらず、サンゴが死滅したり、カツオが遥か沖合でしか獲れなくなったりしている。もちろん周辺の水揚げは、様変わりしてしまった。

また、海の中の影響だけでなく、大蛇行する時は関東圏で大雨になりやすくなったり、各地で異常気象をもたらす原因にもなり得るそうだ。

今まで、なぜ黒潮が蛇行するのか解明できていない部分が多かったが、近年は海洋観測網の充実や海洋シミュレーションの高精度化により徐々に解明されつつある。これを解明することにより、もっと未来を予測することに繋がり、ひいては水産や気象情報などに活かすことを目的としているそうだ。

もちろん、釣りにも大いに関係がある。少なくとも黒潮が入らないと魚の動きが悪いことは確か。特にこの時期の黒潮の出入りは、釣果に直結する。黒潮を理解することは海の中の様子を想像することに繋がるのだ。

7月までの長期予報ではまだまだ黒潮大蛇行は続くそうなので、それを前提とした釣行計画を立てなければ…。

  • 2019年05月31日(金)10時28分

気圧と釣果

沖縄地方も梅雨入りし、これから九州も続々と梅雨入りする。以前のようにシトシト降る雨ではなく、時には屋久島を襲ったような記録的な豪雨をもたらす梅雨へ様変わりしただけに、今年も油断できない。ただ、この梅雨がないと夏も来ない。自然のサイクルには必要悪なのだ。

ところで、気圧が上がったり下がったすることで釣果に影響を与えることは以前から言われている話。実際気圧が下がるとベイトも表層まで浮いて来なくなるので、かなり密接な関係があるといえる。気圧が下がる一番の影響はやはり低気圧。上空を低気圧が通過すると気圧も下がる。ベイトも下がる、魚の食い気も下がる、釣り人の士気も下がるとだだ下がりとなるが、逆にそれを狙って釣っている強者もいるので、物は考えようなのかも知れない。

今年の大分県は、例年よりも雨が少なく、自ずと気圧も高めの傾向である。これが釣りにいい影響をもたらしているかは、個々の受け取り方次第。同じ海、同じ気候の中魚釣りを狙っていると、隣の人が「なぜ釣れる?」と思うことも多々ある。仕掛け、エサ、狙い方など釣果を得るための条件が複雑に絡み合っているように見えるが、意外と単純に、「○○を使ったら釣れた!」といった単純な答えの場合も多々ある。

私のように講釈ばかりの者は、つべこべ言わずに釣れ!と怒られるだけ。やはりいろいろ試してその日のベターを探るのが一番の近道かも知れない。

  • 2019年05月24日(金)11時59分

アユ解禁間近

早いものでもうすぐ6月。アユの解禁が目前に迫っている。今週号で掲載した通り、各漁協でもアユに対しては並々ならぬ力を注いでおり、保護と増殖への活動も盛んである。漁協の組合員の方々が撮影した産卵後のアユの水中画像を拝見すると、年魚の儚さやそれを支える難しさなどを想像してしまう。

魚編に占うと書く「鮎」という漢字は、もともと「ナマズ」を指す漢字として使われていた。それではアユはといえば、「香魚」や「年魚」として表記されていたようだ。それが、神功皇后がアユを釣って戦いの勝敗を占ったとする説、アユが一定の縄張りを独占する(占める)ところから「鮎」という漢字が使われ始めたとある(諸説があります)。令和に年号が変わった今年、文字通り今後を占う意味でもアユが豊漁になることを願っている。

「鮎」は「鵜飼」とともに夏をあらわす季語。春には「若鮎」、秋は「落ち鮎」、冬の季語は「氷魚(ひお、ひうお)」と、四季折々の季語に使用されていることからも、日本人とアユが馴染み深いことが分かる。

前述した通り年魚であるアユ。秋に孵化し、秋に産卵とともに絶命するその生涯は、儚さとともに強さも感じさせる。全てはその産卵のため、次の世代へ命をつないだアユたち。儚く思い出深いあの夏の日とともに、アユの香りが漂ってくる。さあ、夏もアユも間近…。道具を出して、準備を始めるか…。

  • 2019年05月17日(金)08時24分

リールがアタリを知らせる!

またまた面白い商品が開発された!魚がヒットしたらスマホでお知らせしてくれるといったリールである。TACKOBOX社が開発した「SMARTCONNECT」というリールを使えば、魚が食い付いた瞬間にスマホ専用アプリに通知が届くようになる。つまり、アタリをいつまでも待っている必要はなくなり、お菓子でも食べながら車で待機なんてことも可能になるのだ。

こんな場面はどうだろう?厳寒期、アタリもなく寒さに凍えながらアタリを待つ。投げ釣り、子どもたちを渚で遊ばせながら、キスのアタリを待つ。突然の雨、雨具を忘れてしまい、車で待機しているシーン。このようにリールを手にしていなくてもアタリが分かる利便性は多いのではないかと感じる。

数年前、メーカーから発売された魚探が付いたリールは画期的であった。今ではほぼ全員がスマホを持っているため、GPSで自分の位置情報は確認できる時代。その次の答えとして、アタリを知らせてくれるリールは使いどころ次第で面白い釣りができるのではないだろうか?

モノとのインターネット(IoT)が叫ばれて久しいが、釣具がインターネットに繋がることで、面白いことが起こりそうだ。ルアーがインターネットにつながれば、動きや角度、魚の気配を感知してくれるかも知れない。ウキがインターネットにつながれば、水温や仕掛けの入り具合などを教えてくれる。そんな時代が来るのも、もう間近…。

  • 2019年05月10日(金)09時36分

夢のビッグフィッシュ

ビッグフィッシュ、大物狙いと聞くとワクワクしてしまうのは釣り人の性。今年のゴールデンウィークは10連休とあり、旅行も兼ねて長年思い描いた釣りを楽しむ方も多いのではないだろうか…。大分で釣れる大物と言えば、青物やマダイ、マハタなどとなるが、離島や南の島まで遠征すれば、それこそ1.5m級のGTやヒラマサなども狙える。一生に一度釣れることができるかできないか…。そんなビッグフィッシュへぜひチャレンジして欲しい。

遠征釣りの話をする時、よく出てくるのが「そんなにお金がない」といった言葉。しかし、よく考えて欲しい。釣具や釣行費などは確かに高額になる。それでも、その体験は自分自身のストレス解消にもなるし、もちろん貴重な体験となる。また帰ってきてからも釣り人との会話に華を咲かせることができることを考えれば、個人的には十分元が取れると思うがいかがだろう…。

また、お金で解決できることばかりではない。その日の天候や潮、魚の状態なども合わさって初めて釣果を手にすることができることを考えると、出費したお金以上の価値があると思える。なにしろ今年は一番貴重な時間を割くことができるチャンス。一考の価値があるはず…。

ベテラン釣り師は言う。「昔、釣った場所はいつまでも心の中でつながっている。それは自分の活力となり、心の調和を作る。遠征釣りなら尚更そうだ」。夢の舞台へ出かけるか出かけないかは貴方次第だ。

  • 2019年04月27日(土)12時02分

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