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コラム 釣り雑学

週刊つり太郎に掲載された過去コラム

記事一覧

クリスマスと損な役目

いよいよクリスマスが近づいてくると、街のイルミネーションなど華やかになる。私のようにおじさんになると、「クリスマスがどうした!」と捻くれた捉え方をしてしまう。こんな時でも年中無休の釣具店が開いているのは嬉しい限り。その反面、クリスマスのイベントに参加せず、一生懸命店を切り盛りしているスタッフの皆さんに、メリークリスマス。みんなが休んでいる時でも誰かが働いてくれるから世の中が回っている。問題はみんなその誰かにはなりたくないと思っているところだ。

2018年は働き方改革が進められた年。労働者の権利が守られることは多いに結構であるが、それでも皆が平等に休んでしまうと我々のようにイベントも関係なく釣りを楽しみたい者があぶれてしまう。やはり誰かは損な役回りを担ってもらう必要があるようだ。

個人的には損な役回りを率先してやって頂ける人に敬意の念が必要だと考える。サンタさんに敬意を払うのであれば、クリスマスに働く人にも敬意があってもいいのでは? だから、今年はポケットに飴玉を忍ばせ、立ち寄った釣具店のスタッフの皆さんにはそれを配ってみたい。私のように考える人が増えれば、スタッフの方は1日でたくさんの飴玉などを貰うことができる。飴玉との例えが悪ければ気持ちと置き換えてもいい。そういった気持ちが世の中をちょっとだけ良くして、お互いに気持ちいいやり取りができるはず。

クリスマスとはそんなことを考えさせてくれるイベントである。

  • 2018年12月21日(金)10時08分

冬のワカサギ釣り

12月8 〜 10日にかけて急激に冷え込み始めた。鶴見岳や由布岳では霧氷が観測され、いよいよ本格的な冬の到来となった。こうなると、俄然楽しみになるのがワカサギ釣りである。

ご存知の通り、九州でのワカサギ釣りは、氷上に穴を開ける穴釣りではなく、ウキを取り付け、ハリを8 〜 10本ほどぶら下げる仕掛けで狙う。ボートで狙うことができれば、それこそ群れを探して狙うことができるのであるが、通常は岸から狙う。そのため、水温が高いとワカサギの群れが岸寄りまで近づかないため、なかなか狙えない。その目安が霧氷となるわけだ。

かじかむ手で紅サシを取り付け、仕掛けを投入。アタリを待つ間は体の芯から寒くなるが、キラキラと輝くワカサギが釣れた瞬間、寒さを忘れ達成感がみなぎる。それこそ、ハリに5連、6連とワカサギが連なる風景は、寒さを我慢した甲斐があるはず。負の感情が強ければ強いほど、正の感情も大きくなる。人から見れば「この寒い中、なぜわざわざワカサギ釣りに出かけるの?」と不思議に思われるが、この負から正への感情の変化を一度味わうと止められない。釣りとはかくも中毒性があるものか…。

大分県内のワカサギ釣り場といえば、芹川ダムや稲葉ダム、大山ダムなど。そう言えば、山下湖のニジマス釣りもスタートし、冬の釣りが賑やかになっている。寒い中、思い切って出かけてみると思わぬ感動があるはず…。

  • 2018年12月14日(金)10時23分

平成最後の12月

いよいよ平成最後の12月が始まった。毎年のことであるが、1年はあっと言う間である。毎年12月は師走ということでブリの話題を取り上げることが多いが、先日ベテラン釣り師からこのような情報を頂いた。「ヤズクラスは稚イカを腹いっぱい食べているのに、ハマチクラスは空腹の状態。なんでこんなに差があるの?」。ベイトが少ないかと言えば、そうではない。実際に沿岸にはイワシなどのベイトも見られる。

サイズが異なれば群れも異なるので、それぞれの群れで回遊している海域が異なるのだろうと想像する。ヤズが回遊する沿岸とハマチが回遊する沖合でこうも異なるのか?一方、磯釣りではクロ釣りが最盛期を迎えているが、満潮と引き潮で水温が1 〜 2度ほど変わるため、タナの見極めが難しいとの話も多い。この状況なども環境の変化も影響しているものと思われる。

話は戻して青物状況の話であるが、今年に関してはかなり良い状態で12月に突入していると思われる。波止や沖の船釣りでは数釣りが楽しめる状況であるし、なによりヤズクラスでも前述した通り稚イカを食べている影響か、脂がのっているとの話。

師走。1年の締めくくりの月、何より平成最後の12月である。いい思い出を残こすべく、今からスケジュール調整をしているこの頃。数年前に楽しんだ蒲江の寒ブリが忘れられないので、できれば狙ってみたいと考える。

  • 2018年12月07日(金)09時34分

釣り体験に思う

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11月23、24日に、別府市にある別府ラクテンチにて、「マス釣り体験」のイベントを開催した。詳しくは、来週号にてお届けする予定であるが、参加者はほとんどが釣り未経験者。釣りの普及活動としては申し分ない環境で開催できた。釣りはもちろん、生きた魚を初めて触った子や魚の引きを初めて体験した子など、さまざまな子たちが集まってくれた。もちろん、魚を釣った後は輝くような笑顔を見せてくれた子ばかり。ラクテンチにはいろいろなアトラクションがあるが、この日一番楽しかったのは釣り体験だったのではないだろうかと自負している。

生きた魚を相手にしているだけに、一瞬一瞬異なるパターン。他のアトラクションのように一定の動きをするはずもなく、そこが自分で釣り上げたという感動をより一層掻き立ててくれる。「ゲームとは違うな…」とつぶやく子どもいた。バーチャルとリアルの境界はそればかりではない。体全身で感じる魚の動きに、「もっと釣りたい」といった声も多かった。

やはり、釣りは面白い。だけど、年々敷居が高くなっているように感じる。もっと身近で釣りが楽しめる環境ができないかと思案する日々。釣りを通して、魚に興味を持ってもらい、ひいては自然環境にも目を向けて欲しい。特に子どもたちは、これから何十年もこの環境の中で暮らさなければいけない。環境が目まぐるしく変わっていると感じだけに、一人でも多くの釣り体験の場を提供したいが…。

  • 2018年11月30日(金)10時00分

冬とワカサギ釣り

朝晩の冷え込みが厳しくなってきた。ドライブしている最中に別府の鶴見岳を見上げて、山頂の雪を確認する日々。山頂に雪が積もれば、私のワカサギ釣りシーズンの到来となる。

今年は暖冬になるとの長期予報であるが、それでも、本格的なシーズンとなり芹川ダムへ出向けば、辺り一面雪景色になるはず。かじかむ手でツケエを付けて、仕掛けを投入。ガイドに垂れる水滴がいつしか凍りつくほどの寒さ。そんな中釣れるワカサギは、小さな魚体ではあるが、大型マダイを釣り上げた時と同じような感動がある。ワカサギ釣りを楽しむと、つくづく魚釣りの感動は釣れたサイズではなく、いかに自分が狙っている魚が釣れるかにかかっていると実感できる。

近年ワカサギ釣りは全国的なブームとなっている。それこそ、一人でボートに乗り込みワカサギ釣りを楽しんだり、家族で釣りながら鍋を囲むなども行われているようだ。また、山中湖などではドーム船と呼ばれるワカサギ釣り専用の屋形船なども就航している。それだけ熱中できるワカサギ釣りだが、まだ九州ではごく一部のマニアの釣りといったイメージが強い。

大分県内で言えば、芹川ダム、大山ダムなどで楽しむことができる。ただし、必ず遊漁券は必要となるので、事前にご準備されたし…。今年こそ、手軽なワカサギ釣りにチャンレンジしてみてはいかがだろうか?

  • 2018年11月23日(金)10時06分

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