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コラム 釣り雑学

週刊つり太郎に掲載された過去コラム

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釣り体験に思う

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11月23、24日に、別府市にある別府ラクテンチにて、「マス釣り体験」のイベントを開催した。詳しくは、来週号にてお届けする予定であるが、参加者はほとんどが釣り未経験者。釣りの普及活動としては申し分ない環境で開催できた。釣りはもちろん、生きた魚を初めて触った子や魚の引きを初めて体験した子など、さまざまな子たちが集まってくれた。もちろん、魚を釣った後は輝くような笑顔を見せてくれた子ばかり。ラクテンチにはいろいろなアトラクションがあるが、この日一番楽しかったのは釣り体験だったのではないだろうかと自負している。

生きた魚を相手にしているだけに、一瞬一瞬異なるパターン。他のアトラクションのように一定の動きをするはずもなく、そこが自分で釣り上げたという感動をより一層掻き立ててくれる。「ゲームとは違うな…」とつぶやく子どもいた。バーチャルとリアルの境界はそればかりではない。体全身で感じる魚の動きに、「もっと釣りたい」といった声も多かった。

やはり、釣りは面白い。だけど、年々敷居が高くなっているように感じる。もっと身近で釣りが楽しめる環境ができないかと思案する日々。釣りを通して、魚に興味を持ってもらい、ひいては自然環境にも目を向けて欲しい。特に子どもたちは、これから何十年もこの環境の中で暮らさなければいけない。環境が目まぐるしく変わっていると感じだけに、一人でも多くの釣り体験の場を提供したいが…。

  • 2018年11月30日(金)10時00分

冬とワカサギ釣り

朝晩の冷え込みが厳しくなってきた。ドライブしている最中に別府の鶴見岳を見上げて、山頂の雪を確認する日々。山頂に雪が積もれば、私のワカサギ釣りシーズンの到来となる。

今年は暖冬になるとの長期予報であるが、それでも、本格的なシーズンとなり芹川ダムへ出向けば、辺り一面雪景色になるはず。かじかむ手でツケエを付けて、仕掛けを投入。ガイドに垂れる水滴がいつしか凍りつくほどの寒さ。そんな中釣れるワカサギは、小さな魚体ではあるが、大型マダイを釣り上げた時と同じような感動がある。ワカサギ釣りを楽しむと、つくづく魚釣りの感動は釣れたサイズではなく、いかに自分が狙っている魚が釣れるかにかかっていると実感できる。

近年ワカサギ釣りは全国的なブームとなっている。それこそ、一人でボートに乗り込みワカサギ釣りを楽しんだり、家族で釣りながら鍋を囲むなども行われているようだ。また、山中湖などではドーム船と呼ばれるワカサギ釣り専用の屋形船なども就航している。それだけ熱中できるワカサギ釣りだが、まだ九州ではごく一部のマニアの釣りといったイメージが強い。

大分県内で言えば、芹川ダム、大山ダムなどで楽しむことができる。ただし、必ず遊漁券は必要となるので、事前にご準備されたし…。今年こそ、手軽なワカサギ釣りにチャンレンジしてみてはいかがだろうか?

  • 2018年11月23日(金)10時06分

自然が変わる

「数年前はこの時期に、このような釣れ方はしていなかった」とベテラン釣り師が話す。「例年のパターンが通用しなくなった」との話も聞く。ネガティブな話の影で、ポジティブな話もある「ここ数年○○の地磯に行くと、決まってシマアジが釣れる」や、「青物が増えているので、釣行回数が増えている」といった話だ。

数年前までアオブダイといえば蒲江の深島でお目にかかる魚であったが、近年は鶴見でも当たり前のように釣れ始めた。まだキブダイは釣れないが、これも時間の問題かも知れない。バリはとうとう佐賀関半島を越え、中津港でも釣れるようになった。冬場の海水温がなかなか下がらないために、活動する期間も長くなっている傾向を感じる。そのため各地で磯焼け(藻場の減少)の話も聞く。

これだけ急激に自然界が変化している時代は、人類史上でもないのでは? 特に我々釣り人はそれを肌で感じる機会が多く、釣りをしない方たちよりは自然の変化を感じやすいと思われる。それだけに、そのような変化を感じそれを機会があるごとに身近な方々に伝えてほしい。

今年漁獲制限されたクロマグロは、急速な回復の兆しを見せている。ちょっとだけみんなで協力するだけで、自然は思った以上に回復する。それはわれわれ釣り人だけでは力不足である。一般の方々も巻き添えにしながら、自然の変化を感じ、何かしらのアクションを起こしてほしい。これも我々釣り人の責務だと感じているこの頃…。

  • 2018年11月16日(金)09時37分

魚の視力について

時折、釣り人との会話で「○○は目がいいのでルアーを見切られる」とか、目がいいのでいの一番に飛びついてくるといった説を聞く。はたして本当だろうかと疑問に思ったので、魚の視力について調べてみた。魚の網膜の視細胞密度と水晶体の焦点距離から計算してみた結果では、一番視力がいいのはカジキ類(0.56)、それからシイラ(0.5)、マグロ類(0.44 〜 0.49)。マダイは0.28,チヌは0.14、クロは0.13、スズキは0.12 と殆どが近視であった。これには訳があり、外洋ではプランクトンの数も少なく海が透き通っているため、遠くを見渡せた方が生存競争を勝ち抜ける。逆に近海ではプランクトンの影響で濁りが発生するため、遠くまで見通すことができない。嗅覚などに頼って捕食対象を探しているそうだ。非常に納得できる結論。

だから正確には目が良いのではない。興味をそそられる対象物を見つけるとその後ろを追尾して、それが食べられるものかどうかしばらく見極めている時間がある。これは視力が悪いのと、両目が離れているため、対象物との距離感がなかなか掴めないからだと思われる。

近年臭いを意識したワームや商品が開発されるのも理にかなっている。捕食対象物で臭いのないものはやはり食欲がわかないはず。逆に美味しそうな臭いをしていれば、格好が悪くでも思わず食べてしまう可能性もある。一考の価値があると個人的に悦に浸っているがいかがだろう。食欲の秋、今年は個人的に臭いに注目したい。

  • 2018年11月09日(金)10時02分

秋。ナブラが湧く

突然、静かだった海面がバシャバシャと賑やかになる。その面積は横幅50mほどだろうか…。これだけ魚がいるのかと驚くとともに、海の中で繰り広げられる壮大なドラマに思いを馳せる瞬間。ナブラだ!

秋は魚にとって重要な季節。これから迎える冬に備えて体力を蓄えるために、盛んにエサを捕食し始める。また水温的にも一番活発に動きやすくなる。船や磯釣りを楽しんでいると、シバシバ目撃できるナブラ。見ているだけで一気にテンションを上げてくれ、釣るゾーと気合いも入る。ナブラにはそんな力がある。

「ごめんねー。今ナブラを追いかけているのでまた電話してー」。船長に連絡しているとこういった答えが返ってくるものこの時期。ナブラが湧き、海がバシャバシャするのはほんの5 〜 10秒ほど。その後はまた静かになり、次に現れるのは遠く離れた別の場所。その一瞬が勝負となる。いかに海中の魚が壮絶なドラマを繰り広げているかが分かる状況でもある。釣り人もこのナブラを追いかける。鳥もナブラを追いかける。てんやわんやの状態。

昔、この時期に釣りに出かけた時に、友人は「ナブラが湧いたらいつでもルアーを投げられるように準備した」と自慢のロッドを見せてくれた。いざナブラが湧くと、その圧巻の風景に思わず口がポカンと空いて、何もできない友人。二人で大笑いした思い出が蘇る。画面を通してみるのと実体験では全然異なる。それがナブラだ!

  • 2018年11月02日(金)11時07分

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