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コラム 釣り雑学

週刊つり太郎に掲載された過去コラム

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釣具への愛着

昔のやり方が時代の流れとともに変わってしまうことがある。例えば、子供へのしつけ。昭和20 〜 30年代は当たり前に親が子供を叩いてしつけしていた。当然、学校でも悪いことをすればゲンコツが飛んできていたし、それをいちいち教育委員会へ報告されることもなかった。でも今では大問題へと発展してしまう。そんなご時世だからこそ、「昔は〜」などと言おうものなら「老害」と言われてしまう始末。それだけ時代も変わってきたのだ。

これと同じように、釣具への愛着度合いも年々変わってきている。昔は給料の何ヶ月分を貯めてようやく買った釣具を大切に扱った。そして、それで目標の魚を釣ろうものなら、一生の宝とばかりに「これだけは譲れない」と長い間持っている釣り人が多かった。ところが、今は自分が使っていた道具をまず売りに出し、そこで得たお金を頭金に新しい釣具を購入するケースが増えているそうだ。「道具を大切にしよう!」という意味が変わっている。昔は「末永く使うから…」で、「今は高く売るために…」に変わっているのだ。これを嘆いてはまた「老害」とバッシングされるだけ。ベテラン釣り師の皆さん、時代は変わったのだ。

釣り方や道具にあまりに固執していると、今の釣りからかけ離れてしまうような気がする。自分の考えを毎年リニューアルすることで、さまざまな釣りがより楽しめるはず。そろそろ老害の仲間入りの私も肝に命じて過ごすようにしたいこの頃…。

  • 2018年10月12日(金)10時07分

数釣りor 大物釣り

日増しに朝晩が涼しくなり始め、徐々に秋本番に向かっているのを感じる。そうなってくるとウズウズしてくるのが磯釣りである。特に秋はトーナメントの予選や決勝戦などメーカーの大会も目白押しであるため、徐々に腕鳴らしが必要なシーズン。

ところで貴方が流している仕掛けは、どんなサイズのクロを狙っているのか考えたことがあるだろうか? トーナメントに出場する機会が増えてくると、必然的に最初はキーパーサイズを釣り、リミットに達したら徐々にサイズを大型へ入れ替えていくといった釣り方が主流になる。ここで重要のが、前述した考え方だ。

ひと流しする度に刻々と変わる自然に対し、同じことを繰り返していても状況が好転することはまずない。中型グロが釣れたポイントをもう一度狙えば、同じようなサイズが釣れる確率の方が高い。このようなことを考えながら釣りをしていると、とてもじゃないがスタミナが持たなくなる。「トーナメントは最後は体力勝負です!」とは、今年WFG のV3 を勝ち取った木村氏のコメント。

貴方の釣りは、数釣りを楽しむ釣りですか? 大物釣りを楽しむ釣りですか? ただ漠然と釣りを楽しむのも一興であるが、大会出場を狙っている方には、こういった考えを頭に入れながら釣りを楽しんで頂けると嬉しい。何かが変わってくるはずだ。釣りを見ていると、その人の頭の中が手に取るように分かるのは、このため…。

  • 2018年10月05日(金)09時27分

モイカシーズン直前

来月からは本誌でもモイカの記事を扱う予定。例年のことであるが、本誌の方針としてモイカの記事を扱うのは10月から翌年の3月末まで。種イカの時期は記事としては扱わないのであるが、これも環境の変化とともにあまり意味がない状況になっている。それだけ産卵期がズレているのは本誌も十分承知している。

ところで、今年は前評判がいいモイカ。早くも600g級のモイカが釣れたとの情報も入っている。今の時期に600gということは春に生まれた新子のはずがない。それだけ産卵期もズレている。また、今年は台風の直撃がなかっただけに、新子の成長期に海が荒れず、ベイトの数も豊富とくれば、モイカが多いのも頷ける。

数年前、大分市にある大分マリーンパレス水族館「うみたまご」でモイカの飼育の様子を観察させて頂いた。その時の話では、「新子の時期ほど餌が重要。自分の何倍もあるような餌をドンドン食べないと死滅してしまう。だから餌やりが大変…」との話であった。主にゼンゴやイワシなどが主食となるが、それこそ食べられる餌であれば何でも抱きつく。そして、この豊富な食欲が、一潮毎に大きくなると言われる由縁であり、ほぼ1年で寿命を終える宿命の一端でもある。

準備は如何だろう。シュッシュッとロッドをシャクる季節。今年は初心者でも釣りやすいと思われるだけに、釣らず嫌いはやめて、エギングにトライしてみては?

  • 2018年09月28日(金)09時55分

タチウオの漁獲高

そろそろ釣れるはずと待ち構えているタチウオだが、これを書いている17日時点では岸壁でのタチウオは釣れないことはないが、まだまだ本格化の兆しは見られない。このまま終わるのか? と不安になったため、タチウオの漁獲高を調査してみると、面白い状況を発見した。

「平成29年度 資源評価調査」である。和歌山県、徳島県、高知県、愛媛県、大分県の関係機関がタチウオの動向を調査したものだが、これによると大分県に限らず、他県でも軒並み漁獲高は減少傾向にある。大分県に関して言えば、2007年に4,043 トンの漁獲高があったが、2016年は598 トンとなっている。およそ6分の1。これが他の4県でも同様の動きを示しており、抜本的な資源回復の方法が見つかっていない様子。実体験として頷ける状況である。

今回調査しているのは、いずれも太平洋側に面する県。環境の変化により徐々にタチウオも北上しているのでは?と想像してしまう。一部に黒潮の蛇行による関係性も記述されているが、まだ確証がない状況。

あまり知りたくない事実であるが、現実問題として釣れていないので、受け止めざるをえない。減る魚がいる一方増える魚もいる。青物やハタ類、オナガなどは顕著で、今後ますます南方系の魚が増えてくることが予測される。

釣れない魚を追うよりも、釣れる魚を狙うのが釣りの鉄則だとすれば、タチウオはおまけと捉えるべきか…。私の中でも気持ちの整理がなかなかできないこの頃。

  • 2018年09月21日(金)09時28分

フグのハイブリッド

いろいろな魚のパターンがズレているのは、釣り人なら誰でも実感していること。そろそろ始まるエギングシーズンであるが、10年前であれば秋は握りこぶしほどの稚イカばかりで、冬前になってようやくお持ち帰りサイズになるとった状況であったが、産卵期のズレによりシーズン初期から中型モイカがヒットするようになった。それだけ環境の変化が激しいのだと想像する。

ところで、この産卵期のズレは到るところで発生しているようで、クロやチヌ、マダイやイカなど海の生物全てに発生していると思って間違いなさそう。その産卵のズレによって種類が異なる魚同士の雑交配によるハイブリッドもよく見かけるとの話も聞くようになった。

怖いのは、先日ニュースでも取り上げられていたフグのハイブリッド。ご存知のようにフグは種類によってどこに毒があるか判別されるため、それを避けるように料理される。しかし、ハイブリッドになると、果たしてそれが当てはまるのかが分からないため、細心の注意が必要になる。おまけになかなか見分けもつかないため、うかつに料理もできないといった話も上がっていた。釣り人の間で知られる毒がないフグ「シロサバフグ」も、今後はよほど気をつけないと大変なことになる可能性もある。環境の変化は思わぬところで露見する。

釣りは自然の影響によって振り回されることが多い中、ハイブリッドが釣れるようになるものその一旦なのか…。

  • 2018年09月14日(金)10時07分

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