TOP ≫ column-TOP ≫ コラム 釣り雑学

コラム 釣り雑学

週刊つり太郎に掲載された過去コラム

記事一覧

台風と水温

この原稿を書いている時点はまだ台風21号が接近している途中。発売される頃には台風も通過していると思われるが、大きな災害にならないことを願うばかり。ところで、今年の台風の多さには開いた口が塞がらない。いつまで出港できない日々に、遊漁船の船長さんたちも諦めムードである。

この台風であるが、熱帯から亜熱帯海域の暖かい海上(海面水温が26.5℃以上)で、発生すると言われている。つまり、南の海上の水温が高い影響で、発生する確率が増えているということ。まだまだ油断できない。また、台風は中心を境に進路方向東側の方が勢いが強い。よって、台風情報などで台風がどの角度で迫ってくるか確認しながら、備えをしていただきたい。

今年の台風の多さは、今年の始めまで続いたラニーニャ現象の影響があると考えられる。ラニーニャ現象が起こると日本付近では、夏季に太平洋高気圧が北に張り出すころが多くなり、気温が高くなることが多くなる。当然海水温も上昇しやすくなるためだ。やれん、やれんでーとぼやきたくなる。

台風一過で海の状態も刻々と変化する。海の上下層がかき混ぜられ、いろいろな魚に影響を及ぼす。それだけにウネリが取れた瞬間がチャンスだと心得たい。台風一過できれいな夕焼けが見れた後は、大物との格闘が待っているかも…。もちろん無理な釣行は禁物であるが…。

  • 2018年09月07日(金)10時10分

ハリスの太さを考察

先日、大分市で行われた「夏期釣り講座」の中で講師の田中さんが「最近、私は船釣りも楽しむのですが、8号クラスのハリスでもオナガがバンバン釣れます。でも磯釣りとなるど全然食ってこない。この理由が分からない」とコメントしていた。これには私も同感である。

遊漁船の船長の話でも磯で使う号数よりは太い仕掛けでクロを狙っているケースが多いし、それでも数釣りを楽しんでいる。これにはある遊漁船の船長の話が当てはまるような気がしている。「おそらく水深によって魚の警戒心が変わるのでは? 小魚ほど際や障害物から離れないのは、身を隠す必要があるから。でも自分が大きくなると、そんな必要もなくなるため、警戒心も薄くなり、沖にも出ていくようになる。水深がある場所にいる魚の場合、ある程度警戒心をなくしているし、広い海の中エサの確保も難しくなるので、太ハリスでも気にしなくなるのでは?」。妙に納得できる仮説だと感じている。

そうであれば、是非試したいのは、ド遠投での太仕掛け。特にオナガなどの場合に有効なのではないだろうか? このように一つのジャンルの釣りにこだわるのではなく、いろいろな釣りを楽しむことで、応用が効くようになる。釣りの面白いところはそんな部分にもあると感じる。

また、他のジャンルの人と積極的にコミュニケーションを取ることも重要。魚の生態は知れば知るほど面白く、自分の釣りを有利にもしてくれるはず…。

  • 2018年08月31日(金)09時42分

祝勝会に参加

去る8月18日、北九州市で第18回グレマスターズ優勝の江藤義紀氏の祝勝会が盛大に開催され、県内外から120名を超える関係者が集まり、江藤さんのV2 を祝福した。実は、同会には、がま磯G 杯優勝の江藤憲幸氏、シマノジャパンカップ優勝の田中修司氏、釣研FG・WFG 優勝の木村真也氏と名だたるトーナメント大会の覇者が集った異例の祝勝会となり、江藤さんの交友関係の広さ、そして全てが九州人と、改めて九州勢の強さを感じた会となった。

いろいろな魚釣りを扱う本誌の見解であるが、あらゆる釣りの中でも磯釣り(グレ釣り)は、極めれば極めるほど難しい釣り。潮の流れや全ての魚の動き、仕掛けの状態などを把握していないと、なかなかトーナメントで勝ち上がることができないジャンルである。同じ九州人として嬉しく思うとともに、身近でハイレベルな釣りを感じることができる特別な環境に感謝。また、このような会を開いて頂いたスタッフの皆さんにもこの場を借りてお礼したい。

磯釣りが奥が深い。それこそ初心者でも簡単に釣れるクロ(グレ)であるが、トーナメントに勝ち上がるとなると話は別。50m上空を飛ぶ飛行機から半径1m的へ、ハリと糸がついたツケエを届けるようなもの。途中強風が吹いたり鳥がツケエを啄んだりするのを避けてだ。もしかするとオリンピック級の難しい競技かもしれない。改めて江藤さんにお祝いを贈るとともに、大会に参加した皆さんに感謝。そして次の覇者も九州からと願った1日であった。

  • 2018年08月24日(金)10時24分

お盆と潮

お盆が来た。昔はお盆を境に、「水辺には近づくな!」とか、「海水浴ではクラゲに注意」とか言われていたが、現在はそのようなことを言われることは少なくなったように感じる。とはいえ、お盆を境に潮の流れが変化することが多いため、このように言われてきたようだ。

まず、お盆前後から海では離岸流が発生しやすくなる。また南の海上で台風によるウネリが発生しやすくなるのもこの時期です。クラゲが大量に発生するのも、ちょうどこの時期となり、全てお盆を境にいろいろな物事に変化が現れる。昔の人の観察眼、そしてそれを当時の人に分かりやすく伝える術に脱帽する。お盆は先祖の霊へ思いを馳せる時間。それだけに人の生命に関わることに敏感になっていたのかも知れない。

ただし、それも昔の話。環境変化とともに、この時期も若干ズレていることを感じる。特に今年が全ての動きにズレが生じているので、クラゲが発生するのはもう少し後だと思われる。逆を言えば、お盆で潮の流れが変わっていたために、釣り物が変わっていたのが、近年はまだ楽しめる状況になっているといった具合だ。特にケンサキイカ、イサキ、オナガ、ハタ類などはこれに当てはまる。そして、タチウオはこれからである。

自然の変化に合わせて、当然釣り物も変わる。今年のお盆はそれを肌で感じることができる年となりそうだ。もちろん、水辺はいつも危険が隣り合わせなので、くれぐれも用心されたし…。

  • 2018年08月10日(金)11時12分

夜釣りにふける

蒸し暑い日中を避け、夜に釣りをする機会が増えるこの頃。辺りは静まり、闇夜の中に電気ウキや工場の灯りがやけに眩しい。夏虫の声を聞きながら涼しい海風にあたるこの時期の釣りはなんとも風流である。

昔、長崎県の対馬に旅行した時。ちょうど夜焚きのイカ釣り最盛期とあり、沖合には点々と夜焚き船の灯りが輝いていた。物思いにふけりながらその様子を眺めていたあの時を思い出す。

〜防人の吾妹(わぎも)愛(かな)しや夜焚舟(よたきぶね)〜昔の対馬は、日本の防衛の最前線。防人が守りを固める島。そんな島に送り込まれた防人が、夜焚きの灯りに故郷に残してきた妻への思いをはせる和歌である。夜釣りを楽しんでいると、そんな見知らぬ古人へ思いを馳せてしまうほど、日頃を忘れ自分の世界に没頭してしまう。

海は生命の源である。優しく時に激しく生命を翻弄し、大きく人生を変えてしまうこともある。西日本豪雨の後は、川で流された流木などが豊後水道まで流れ込み、災害の大きさを自分の目で思い知らされた。川から海へいろいろな物が流され、そして消えていく。大切な人の思い出だけは流されたくない。

そろそろお盆。今年はいろいろな意味で自然に振り回されている年。故人を忍びながら、残りの2018年は安全で楽しい釣りができるように祈りたい。夜風に吹かれながら、私の妄想はとめどなく広がる…。

  • 2018年08月03日(金)09時40分

つり太郎SHOP

- PR -

世界初の花粉症対策マスク ノーズマスクピット 14個入り

●ノーズマスクピットは世界初の花粉症対策マスクです。 ノーズマスクピットは従来の顔を覆うマスクとは違い、ノーズマスクピットのフィルター部分を直接鼻に差し込んで使用しますので、顔の表情も見え、会話や食事も普段通りに行えます。 顔を覆うマスクをしないので、女性の方の化粧崩れやマスクによる息苦しさなどもありません。●バイオインターナショナルのノーズマスクピットは、ボーケン法による試験で『花粉通過率0…

ダイワリール特集

EXIST 1003H ネイティブカスタム

無類のパワーと滑らかさ。REAL ENGINE(リアルエンジン)圧倒的なパワー、シルキィな回転性能を生み出しているリアルフォーの駆動系。高精度なスーパーメタルボディーに包まれたデジギヤ、サイレントオシレーションが静謐にして力強い巻取りを可能にし、リールの心臓ともいえるドライブギヤーを大口径BBで支持するエンジンプレートが理想的なレイアウトをもたらしている。快適さが倍加する操作性。-REAL CONTROL(リアルコントロー…

アウトドア&フィッシング ナチュラム 提供:アウトドア&フィッシング ナチュラム
VIEW 本誌最新号をネットで読む
最新号を毎週火曜日に更新

毎週木曜日発売

表紙
バーコード