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コラム 釣り雑学

週刊つり太郎に掲載された過去コラム

記事一覧

地震と誤った情報

18日、7時58分に大阪北部で震度6弱を観測する地震が発生。甚大な被害が出ている。これを書いている段階では、まだまだ被害の全体像が把握できていないようだが、なかりの被害が出ていると思われ、被災された方にくれぐれもお悔やみ申し上げたい。

これだけ科学が発達しても、地震の予測ができないのが残念である。逆に言えば、他の地域でも事前の予測はやはり難しいものと考え、いつきても対応できるよう日頃からまさかの時にどう行動するかを考えておきたい。

そんな中、地震発生後、ツイッターなどでのSNS 上では、大阪市西区の京セラドーム大阪の屋根に亀裂が入ったとの誤まった情報が流れた。同施設を運営する「株式会社大阪シティドーム」の関係者は「確認を行いましたが、亀裂が屋根に入った事実はありません」と否定したようだが、このような誤った情報が発生することも多々あると思われる。緊急時ほどその情報は正しいのか、間違っているのかの判断を迫られる。それが生死を分けるのであればなおさら。情報は命を奪うことも助けることもある。

2016年には熊本と大分県で大きな地震に被災している。その際には全国の皆さんからいろいろな形で支援してもらった県だけに、今度は何かできないかと考える番ではないだろうか? また、釣りに出かける時は、ロープ、予備のモバイルバッテリーなど、いつ被災してもいいように備える必要があると改めて考えている。

  • 2018年06月22日(金)09時57分

初夏の台風

ちょうど、この原稿を書いている時に、台風5号が関東沖を通過中である。豊後水道への影響はそれほど大きくはなかった。まずは、災害につながらなかったことにホッしつつ、欲を言えばもう少しウネリが入り海をかき混ぜてほしかったと思う。もちろん、釣り中心的な考えである。

初夏の海は、表層の水温は上がっても、中層から底層の水温はなかなか上がらない。上がらないがゆえに、釣果が一気によくなるタイミングは台風などによるウネリで、かき混ぜてもらうことで全体的な水温を上げてもらうことしかない。この号が発売されている頃には、今回のウネリでどれだけ状況が好転しているか分かるのでは?

昔は、台風とは呼ばず「野分(のわけ・のわき)」と呼ばれていた。ただし、これは暴風そのものを表す言葉だったようで、その後は中国にならって「颶風(ぐふう)」とも呼ばれていたそうだ。明治頃から現在の台風となった。語源は、ギリシャ神話のテュポンや、中国で呼ばれる南または東の激しい風「タイフン」、沖縄でつくられた言葉とする説などがある。台風5号は、今年になって5 つ目の台風ということ。

災害ばかりに目がいくが、台風は水確保には重要な意味合いがある。また、台風の移動に伴って、動物が移動したり、森林の物質循環上、やはり必要なのも事実。必要悪と割り切り、早めの対策を心がけたい。〜心細く野分のつのる日暮れかな〜( 正岡子規)「野分」は秋の季語。季節違いで失礼しました。

  • 2018年06月15日(金)09時30分

釣れるとヤメラレナイ

「釣れると面白くなって、どんどんやめられなくなる」。釣り初心者ほどこのコメントが多い。逆に釣れなければこれほど面白くないこともない。そのはずだが、この定説はベテランになればなるほどドンドン逆転してくる。「釣れすぎて面白くない。逆に釣れないとどうにかして釣ってやろうとワクワクする」。どこかの瞬間に、この感覚が逆転する。本誌をご愛読していただいている読者の皆様は、後者の意見も多いだろうが、やはり釣れなければ面白くないといったご意見が多いはず。

初めての釣りの日に、釣れるか釣れないかは、今後の釣り人生を大きく左右する。同行する先輩釣り師は、それが分かっているから「どうにか釣れますように…」と海神様にお祈り…。だって、釣りにハマってくれれば、もっとその初心者と親しくなるチャンスが増えるし、なにより自分も楽しい。釣れることが第一条件だ!

5月も終わり、新入社員の方もそろそろ仕事や職場の雰囲気に慣れ始めている頃。先輩の皆さんには職場のコミュニケーションを円滑にするためにも、新入社員のみなさんを釣りに誘って欲しい。そうすることで、もっと親しくなれるし、本音でぶつかることも出来るようになるはず。

釣り場につき、早速仕掛けを海へ投入。脱日常を感じながら魚と会話する爽快感。家の中だけでは感じることができない体験が待っている。釣れるとヤメラレナイ、それがバーチャルではなくリアルの世界の釣りだと感じる。

  • 2018年06月08日(金)10時06分

アユ解禁!

葦をかき分け、川辺までたどり着くと、この時期独特の川の香りに覆われた。アユの香り。川の苔を主食とするアユは、川ごとに若干異なる香りがする。もちろん体型も異なるし、顔つきも違う。そんなアユの香りを楽しむ余裕があるのも、やはり久しぶりに川辺に立ったからだろう。

入川するとまだまだ冷たい。全身が引き締まるような思い。ゆっくりと体に馴染ませて、いよいよアユ釣りスタート。久しぶりにアユが泳ぐ感覚を竿を通して味わう。目印が吹っ飛び、猛烈なアタリが来ると頭の中は真っ白になり、仕掛けの先に付いているだろう獲物を逃さないことと、転ばないようにすることだけに集中。ゆっくりとタモ入れしたアユは小ぶりであるが、今年1尾目の記念すべきアユだった。

まずは、昨年からこの日まで何事もなく無事すごせたことを祝いたい。家族や自分にふりかかる問題も、それほど大きなものもなく、無事この川に来れた。ベテランの鮎師と話すと、「来年はどうなるかわからないので、今年はできるだけ楽しみたい!」といったコメントを聞くことが多い。1年毎に状況が変わるだけに、重みを感じる言葉だ。これは年に関係なく、やはりみんな同じ思いでこの日を迎えている。だからこそ、川で会うと思わずみんな笑顔になる。

「アユ釣れますか?」と声をかけると、笑顔で応えてくれる。そんな他の鮎師との交流もこの日ならでは…。釣果の多い少ないも吹っ飛ぶ瞬間がここにあると思う。

  • 2018年06月01日(金)09時57分

バリ(アイゴ)の季節

「もうバリ(アイゴ)が釣れ始めたよ」と情報を頂いたのは、大分市内の釣り場での話。一昔前までは、バリと言えば、県南、しかも磯場で釣れる魚であったが、徐々に生息域を北上し、現在では中津港でも釣れるようになった。

このように釣れるようになった魚もいれば、釣れなくなった魚もいる。海は、どこにも国境もなく、柵もないので、自由に移動できるとはいえ、やはり近年の環境変化によって身近な海が知らない海へ変化しつつある。

バリ(標準和名:アイゴ)は、初夏から秋に釣れる魚。クロよりも若干下、チヌよりも若干上の層で釣れることが多く、海藻類を好んで食べることから釣り上げてすぐに下処理をしないと、臭くで食べられられない。そんな理由から釣り人からも甘い好まれない魚であるが、実は非常に美味しい魚でもある。できるだけ積極的に持ち帰って欲しい魚の一つ。なぜなら、バリが増えると、藻場が減ってしまうからだ。

以前、農林水産研究指導センター水産研究部の研究結果からバリの食害を減らすことで磯焼け(藻場がなくなる現象)を防げるとの研究結果も出ている。藻場が増えれば、産卵場や稚魚の隠れ家になり、魚を増やすことが可能だ。豊後水道では、一定以上増えては困る魚なのだ。ちなみ、ブダイ類もこれに当てはまる魚。

釣り人は「水辺の監視人」という言葉は、こういったちょっとした行動からも付けられたあだ名と記憶して欲しい。

  • 2018年05月25日(金)09時41分

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