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(4)大型アオリイカの釣り方

アオリイカ12月以降になると、アオリイカもキロオーバーが平均して混ざるようになって、最高に面白いエギングができるようになります。まさに、本番といったところです。キロオーバーともなると、掛けてからのヤリトリりが面白く、リールのドラグからラインが出ていくドラグ音は何とも言えません。狙うポイントとしての条件は、釣り場全体が深い所よりもシモリ等のストラクチャーが点在した浅場があって、その沖に越冬できる深場があるような場所が最適です。何故なら、エサとなるベイト等は深みよりも浅場で身を隠せるような所に居るからで、越冬するため深みにいるアオリイカでも浅場に出てきて、活発にエサを捕食するのです。だから、朝・夕まずめ時や潮が満ち込む時間帯には、深みよりもシモリが点在している浅場を意識して狙うことで思わぬ釣果に恵まれたりします。また、この時期になるとゼンゴの泳がせ釣りが主流となり、泳がせ釣りに分がありますが、このような場所は、泳がせ釣りでは釣り難く、エギでも見落とすポイントとなるため、竿抜けで手つかずとなっており、意外に好釣果をもたらしてくれることがしばしばあります。大分県内でいうと、やはり県南の蒲江一帯の波止や地磯が良く、海水温が高いせいか南へ下る方が数、型共にいいようです。

この時期の釣り方は、秋時期とは違って少し根気よく釣ることが大切です。1月ごろからはだいぶ海水温も下がってきているので、アオリイカの動きも鈍くなってきています。だから、行動範囲も狭くなり、すぐに乗って来ないので、釣り始めてから最低でも30分~1時間程度は、同じ場所でエギをシャクって、沖に潜んでいるアオリイカを手前に誘き寄せるようなイメージで釣ることです。その時、自分の釣り座を中心にして、扇状に探れる範囲にキャストし、アオリイカを寄せてくるように釣ります。そのときは、なるべくアピール度の高い色や動きをするエギと号数を使用した方がよく、アオリイカが周囲に居れば必ず寄ってきます。これを1時間ほどやって、その間に掛かれば儲けものという感覚です。

アオリイカが寄ってきたら、次は、エギへ乗せにかかります。特に、この時期は、エギのフォール時の速度がゆっくりなものほどいいため、釣り場の水深に合わせ適切なエギをチョイスすることが重要になってきます。水深が浅い場所では、2.5号クラスのエギでも十分で、キロオーバーのモイカでも問題なく乗ってきます。また、水深が浅い場所でも3~4号クラスのエギでやりたい場合は、沈下速度をゆっくりするために、あらかじめナマリを削ってチューニングをしていた方がいいですし、今、市販品でもシャロー用が売ってあるので、そういったエギを使用すると良いでしょう。

とにかく、この時期のアオリイカは動きが鈍いためフォール時の沈下速度がゆっくり目のエギが抜群に良いと言えますし、アオリイカも大型になると頭がいいので、下手に変な動きをしないようにエギをアピールすることが釣果のカギとなります。

最後に、この時期の大型のアオリイカを掛けたときに取るコツは、リールのドラグ調整です。私はいつもエギをシャクった時に、最後、ドラグがジーっと出る具合に調整しています。これは、小型~中型のアオリイカが乗ったときにアワセを入れても身切れを防ぐためと、600g以上のアオリイカが乗って引いた時に、ドラグが出る加減としています。特に、キロオーバーのアオリイカともなると、かなりいい引きをするので、ドラグを調整してラインが出るようにしておかないとアオリイカの引きが強いため必ず身切れを起こすかカサバリが損傷してしまいます。

だから、ドラグの調整は、エギのシャクリに影響しない程度に調整しておくことです。それと、大型のアオリイカが乗ったときは、20~30m程ドラグからラインが出ていきますが、臆病な気持ちになって、アオリイカが走っている途中でドラグを締めないことです。これをしてしまうと、必ず身切れを起こしてしまうので、ドラグからラインがジージーと出っぱなしでもそのままロッドを立ててアオリイカが止まるまで待つことです。必ず止まりますから、止まってからラインを巻き始めても、寄せてくる間に何度もラインを出していったりするので、時間を掛けて取るように心掛けることが大切です。

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