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本誌発行の潮汐表について

◇潮名とは

潮位表やこよみのページで表示している「潮名」ですが、これは既に書いたとおり、昔から海辺の地域の人々(主に漁師さん)が潮の具合を言い表すのに使った言葉です。

◇突き詰めると、潮名は全国共通ではない!

ここでよくある誤解が、潮汐の変化は日本全国どこでも大体同じだろうというもの。これが結構困りものです。潮汐は月や太陽の位置と密接に関係しているのは確かなのですが、潮汐の状況はそれだけで決まるわけではなく、その地域の海底の様子、周囲の海の深さや海峡の広さなど様々な要因で驚くほど大きく変化します。よって、同じ大潮の日でも「あまり潮が動かない」「もの凄く潮が動いた」などの地域差が出てしまうのです。

◇潮名とはどうやって決められるのか?

国内で使用されている潮名表は4種類ほどあり、それらは少しずつ異なっております。主に使われるのが、気象庁(月と太陽の黄経差。平たく言えば月の満ち欠けの具合から科学的に計算したもの)による潮名と、同じようにこの黄経差を用いて情報を提供している、日本水路協会(海上保安庁)の潮名です。これに対して、昔の人はこの潮名を旧暦の日付と結びつけて呼んでいたということ(これも、月の満ち欠けの様子を表します)から、定義付けしたのが旧暦による潮名。

現在では、新聞やテレビでは、気象庁の潮名を採用しているところが多いようです。気象庁方式にせよ、海上保安庁方式にせよ考え方自体は同じなのですが、それぞれの呼び名の区切りをどうするかで、微妙に違う結果となります。ですからどれが正しく、どれが間違っているとはなかなか言えません。あくまでも目安です。

2008年度より週刊つり太郎発行の潮汐表では、海上保安部が使用している、(財)日本水路協会のものを採用しています。

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