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釣り場 : 大分県

Writer : 編集部

Residence : 大分市

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今年もチヌ釣り師NO.1 を決める時が来たGolden Cupチヌin九州

2012年 5月 27日 11時頃

5月27日、小潮。2012年「マルキューゴールデンカップチヌin九州」の決勝戦が、鶴見湾内を舞台に繰り広げられた。決勝戦に進出した27名の内、なんと12名が大分県出身ということで、本誌にも登場するメンバーもチラホラ見られる。決勝の舞台は「トギレ」。鶴見湾内でもチヌの魚影が抜群に濃い磯だ。今年も例年に漏れることなく、春からの乗っ込みでは、数・型共に実績が出ている。今大会では初めて使用した磯であったが、春先からの実績を信頼して決勝戦の舞台に決定した。しかし、釣りの難しさを痛感させられることとなった…。

釣り座を決めるじゃんけんで勝って一番右へ構えた前回優勝者の木村。そして、真ん中に内藤、左に宮原と続く。ここでの本命ポイントは一番右の釣り座。1、2回戦の勢いで、木村が先制すると思われたが、誰も釣ることができ無いまま50分が経った。「おかしい…」、昨日までの「トギレ」とは明らかに状況が違う。海は沈黙を保ったまま、第二ラウンドに突入していく…。3名の釣りスタイルはバラバラで、木村は超遠投の全遊動。これは、昨年「竹ヶ島」で優勝した時と同じスタイル。今年は足繁く「トギレ」に通い、このスタイルに絶対の自信を持っている。内藤は管付きウキを使用した半遊動。仕掛けを投入するのは竿2〜3本先程度。宮原は最初こそ木村と同じ超遠投をしていたものの、反応が無いと思いきや20m程の中距離に変更。丁度木村と内藤の間くらいの距離をポイントとした。3名のマキエの打ち方だが、木村・宮原は先打ちで6〜8パイをコンスタントに途切れずに打っていくスタイル。

一方、内藤はカップいっぱいにしたマキエをポイントに10パイ以上打つ(ヒシャクはマルキュー「パワーヒシャクチタン」)スタイル。音で例えると、先の2名は「パシャ、パシャ」っといった感じだが、内藤は「ドボン、ドボン」という感じ。大会後のインタビューでは、いつもより2倍以上打ったと語っている(内藤)。そんな3名が釣り続けて第二ラウンドも30分以上経過。このまま釣れずに決勝が終了するかもしれないとすら思った瞬間、一番右に釣り座を構えていた内藤から鋭いアワセ音。多めに打ったマキエに遂にチヌが現れた。この試合唯一となったチヌのアタリに、観客者達も固唾を飲んで見守る。内藤は冷静にタモ入れ(ツケエは「くわせオキアミスペシャルチヌ/L」)し、再び試合に戻る。

結局、この日の「トギレ」はこれ以上チヌの姿が現れること無く、内藤が念願の初優勝を決めた。この日の鶴見湾内は、大会前の傾向と違い、真逆の状況が多かった。一回戦で使用した「流れバエ」では、本命ポイントでは全く釣れず、裏手で7枚釣れたり、「竹ヶ島」では、遠投ではなく手前で釣れたり…。小潮で潮の動きが鈍く、どことなくいつもと違う雰囲気があったが、これがあるから釣りは難しく、また面白い。大会後のインタビューで知ったが、実は内藤はこの大会の3日前に鶴見で予行練習に来ていた。しかも本誌の記者から取材も受けていた(先週号参照)。その時は、「流れバエ」で2枚、「白崎1番」で2枚釣っている。その時のスタイルを維持して、この日もツケエは一貫して「くわせオキアミスペシャルチヌ」を使用。「マイペースでいつも通りの釣りをした結果です」と穏やかにコメントを残したものの、内心は喜びに満ちていたことだろう。また、今年もファイナリストに残った木村・宮原両選手。来年のリベンジに燃える今後の2人のチヌ釣りにも期待したい(文中敬称略)。

筆者のタックル

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