11月10日、中潮。「みくに丸」(佐賀関神崎)は、佐賀関沖の五目釣りへ。目的のポイントでは、予想以上の波ではあったが、魚の活性が高ければ魚が釣れるはず。とはいえ向こうアワセで掛かれば問題がないのだが、やはりアタリを出して、それにアワセてフッキングさせなければならない。そこで、波の高い時のアタリの出し方をここで紹介する。
波の上下動が大きい時にアタリを出すコツは、波に合わせて穂先を上下させること。船が波の頂点にある時は穂先を下げ、波間にある時は穂先を上げる。これにより海底から穂先までの距離と穂先のテンションを一定に保たれ、置き竿にしている時よりも明らかにアタリがわかりやすくなる。
この日は竿頭でイサキを2 ケタに、3㎏級マダイを釣り上げた。今年はイサキの当たり年で、日ムラがありながらも依然としてそのアタリが続いている。海水温低下により再びイサキが脂を持ち始めて美味しくなっているのが、五目釣り愛好家にとっては非常にうれしい。マダイを本命に、イサキの状況が良ければその数釣りを狙ってみるのもオススメです。
取材協力/みくに丸TEL090・7462・3731
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