TOP ≫ 筏/川/ルアーTOP ≫ 釣行記事

釣り場 : 大分県

Writer : 編集部

Residence : 大分市

Club :

Pride :

ダゴチンのアジ・マダイ

2013年 1月 25日 0時頃

大潮の初日、午前8時過ぎが満潮。昼にかけて引き潮の釣りになります。この楠屋の本命潮を見逃すことはできません。強風波浪注意報は発令中ではあるものの「大丈夫じゃろう」との船長の言葉を聞いて釣行決定です。寒い時期の平日ということもあってか、釣り客は3組4名。ダンゴフカセ釣りの荷物の多さを改めて感じながら待つことしばし、船長が若船長と共にお出ましです。ここは先着順で釣り場を選べるので、迷わず1番を選択。舟はすでに繋いであるとのことで、2番に係留するカセに荷物を載せてもらいます。若船長から、昨日の釣り人が大きなアジを釣っていたと聞かされては、それを狙わない手はありません。港内同様に港を出ても波は静かで、風もそれほど強くはありません。曇天でもあり、アジ狙いには絶好の日和かと思われました。

今日は一人で舟カセ独占です。まずは、沖アミをとかし網に入れて海中にドボン。ついで、モイカ狙いの泳がせ仕掛けを作ります。「バイキングGS66」を下向き左巻きでセット。素早くゼンゴにハリ付けし、時間をかけて40mほど送り込みます。ドラグ音の鳴ることを確認して竿受けに置いたら本番の用意です。自作の筏竿にフロロカーボン2号を130m巻いた「バイキング筏44」をセット。チヌバリ3号を結びます。タックルはこれで準備完了。極めてシンプル! タックルの準備を終えたらダンゴを作ります。自宅で混ぜ合わせてきた糠、砂、集魚剤に海水を加えて練り上げ、硬からず軟からずといった微妙な加減に調整します。

挨拶代わりに、出来具合の確認を兼ねて握ったダンゴを数個投入し、沈下する軌跡を目で追います。ゆっくりと右方向に流れています。時計を見ればまだ7時20分なので、当然といえば当然の潮の流れではあります。ここの本命潮は引き潮。左に流れるときがベリベリグッド。特に左後方に流れるときは要注意です。しかし、この潮にはなかなか巡り合うことができません。予報どおりに潮が動いてくれれば良いのですが、そんなことはまずありません。大潮なのにまったく動かずド貧果、長潮なのに程よい動きで大爆釣ということも一度や二度ではありません。船長に言わせれば、これらはすべて日頃の行いの良し悪しだと言うのですが、真実はどうでしょうか?

さて、まずは今日の運試しにマダイ狙い。溶かした沖アミの中から姿形の良いものを選んでハリ付けし、残りをアンコにしてダンゴを握り、水深20mで割ります。一投目から食って来ることもあるのですが…、残念。40mの目印を過ぎてもアタリがないので回収します。仕掛けは右から上がって来ます。どうやらまだまだ潮時ではないようです。しかし、右でも潮が動いてさえいれば期待は持てます。

二投目。勢いよく回っていたスプールが止まり、ダンゴが割れたことを知らせます。すかさず、2〜3mラインを引き出して潮に乗せます。ところが、時折吹く突風がカセを大きく前後に動かし、ラインが前にスーッと出たかと思えば、見る見るうちに今度は後ろに行きます。釣り難さを説明する言葉も思い浮かびません。とにかく、ラインが張らないように尽力します。と、多めに引き出したために海中で湾曲していたラインが一直線に! 努力は報われました。が、抵抗がいかにも弱い。いとも簡単に上がって来たのはチダイでした。確かに仕掛けが張らないようにラインは引き出しているのですが、改めてよくみると潮自体はそれほど動いていないようです。時間的にはとうに引き潮に変わっているはずなのに、相も変わらず前後に動くカセと同調した動きしかありません。潮が動かねばマダイは決して食って来ません。

中層での釣りがダメなら、底での釣り=アジ狙いに変更です。アジ狙いのときはサルカンを使います。マダイ狙いの時は沖アミをもっぱら拝み合わせに付けるのですが、アジ狙いの時は、その時々でいろんな付け方をします。そのためラインにヨリが入りやすくなるので、ヨリ入り防止のためにサルカンが必要になるのです。仕掛けに手を加えつつ置き竿に目をやると、綺麗にお辞儀していた極軟調子の竿がピンと一直線に伸びています。何か変です。ドラグの鳴る音は聞こえませんでしたが、食い上げているのでしょうか。急いで持った竿に加重がかかるようになると、竿先がクンクンとお辞儀します。察するところ、モイカではありません。竿を持ち込むような力はないのですが、まあまあ抵抗があります。いなして上げたのは、モンダイでした。

さあ、今日のメインテーマ「アジ釣り」です。まずは固めに握ったダンゴを数個投入してから、ツケエ入りダンゴを投入。水深38mで止め、割れるのを待ちます。が、なかなか割れません。固く握りすぎたようです。割れたら即竿先を下げて、そのままアタリを待ちます。異変がなかったら1〜2mラインを引き出して竿を立て、ラインのフケ具合でアタリをとります。風の中、これがなかなかの難事。折良く風が息をする合間と合致した時はきれいにアタリをとることができるのですが、突風と重なったときはまるでお手上げ。負けじとラインを引き出しますが、すぐにラインが張り綱引き状態となってしまいます。アタリをとるどころではありません。

結局、終日遠くの海面に目をやり、その波から風の動きを察知しての釣りが続きました。当然ながら、釣果は伸びませんでしたし、大物のアタリもありませんでした。意に反して、お楽しみは次回への持ち越しとなってしまいました。行いが悪かったんじゃろうか?

HN/好釣楽子・記

筆者のタックル

つり太郎WEB内を検索

バーコード