TOP ≫ 磯TOP ≫ 釣行記事

釣り場 : 大分県

Writer : 編集部

Residence : 大分市

Club :

Pride :

鶴見湾内で赤と銀 そして「オナガ」!

2010年 3月 17日 0時頃

午前3時、地松浦港より正幸丸で走ること約10分、湾内目的の磯に到着した。この場所は東向きであり足場も良く水深があり、過去の実績ではマダイやチヌが狙えるポイントである。今日の狙いはズバリ「マダイ」である。一般的に磯からのマダイ釣りと言えば仕掛けはカゴ釣りが主体で、どちらかと言えばヘビー級となるが、個人的にはあえてスリリングなヤリトリを楽しみたいので、フカセ釣りでのスーパーライトタックルで挑むのである。

そして今回のもう一つの楽しみは、この春「オーナーばり」から発売されたエサが白く際立つ「インホワイトチヌ」を使用することである。このハリは、白っぽいマキエと馴染むため、マキエには多めのムギを配合した。

東の空が白みかけた頃より本格的に釣り始めた。すると直ぐにウキが消し込み竿を引ったくるアタリが現れた。アワセを入れると確かな手ごたえが伝わってきた。ヒットしたのは40cm級のチヌである。本命ではないももの幸先よいスタートとなった。

その後、朝日が昇り始めると逆光となり、ウキが見えにくく、竿先に集中していると今度は力強いアタリで30cm級のマダイがヒットした。期待を膨らませ同じように約15m沖のポイントを攻めると5連発で同様のマダイがヒットしてきた。

やがて下げ潮へ替わり先端部にはいかにも釣れそうな感じの潮目が右斜め沖へと形成している。しかし、この頃から北風が強くなり、海面は時折白波がたつようになった。この潮目を攻めてもキタマクラやチャリコ(マダイの小型)がヒットするのみで、サイズアップしない。そこで立ち位置を南向きへ替え、この北風を利用して、マキエと仕掛けを約30mの大遠投する作戦に出た。タナを竿2本とし、釣り出すこと30分、マキエが効いたのであろう、30cmオーバーのマダイが釣れ始めた。沖のエサ盗りは全く気にならない状況で、良い潮が流れているときはコンスタントにマダイがヒットしてくる。時々、同じサイズのチヌが交じって釣れ、楽しいひと時を過ごす。こうなると今度は型を狙いたくなるのが釣り人の心情である。タナを竿1本半、または竿2本半と調整を繰り返していると、この日最大の42cm級マダイがヒットした。

そして圧巻は午後2時前、ほぼ潮が止まりかけた時である。同じポイントを攻めていたらウキがスーと海中へ入っていった。タナは約12mである。アワセを入れると中々の重量感である。明らかに、マダイやチヌとは違う感触が伝わる。すると足元で真下へと突っ込んでいく。もしや? と思ったが、正直、まさかこの時期に釣れないだろうと脳裏をよぎった。次の瞬間、ハリスが瀬に当たったのだろう。バラシてしまったのである。仕掛けを回収し確認するとハリスのチモト約10cmがザラザラ状態に切り裂けていた。気を取り直し、擦れた部分をカットし、白いハリ「インホワイトチヌ/3号」を結び直す。ツケエは沖アミ生のLサイズを付け仕掛けとマキエを投入する。すると、またもや同じ場所で同じアタリが出た。先ほど同じ感触や重量感が伝わってきた。足元まで寄せると同じように突っ込み出す。今後は間違いないと確信し、リールのドラグを強く締め込む。クレハシリーズ最強のグランドマックスFXの強度を信じ、ラインは一切出さず竿でためる。すると魚の姿が確認出来た。まさかのまさかである。40cmにはチョイ届かないが正真正銘の「オナガ」である。今まで何度も鶴見湾内に行っているが、私はこの時期にここでオナガを手にしたことはなかったので、喜びもひとしおであった。専門に狙えばもう少し数が出そうな感じがした。改めて鶴見湾内の魚影の濃さに驚かされたのである。

鶴見湾内の総体的な状況であるが、マダイは潮通しの良いポイントでは60cmオーバーもヒットしており、そろそろ本格的なシーズンを迎えようとしている。チヌも西寄りの小島や独立バエで良型がヒットし始め、これから全域で大型交じりの数釣りが楽しめるようになってくる。また、夜釣りでは中型のアジの回遊があり、こちらもオススメである。  

17日現在で、水温は14・6度と低いが、この先は気候が良くなり過ごしやすい季節となる。皆さんも魚の宝庫である鶴見湾内の磯へ足を運んでみてはどうだろうか?

筆者のタックル

つり太郎WEB内を検索

バーコード