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釣り場 : 大分県

Writer : 編集部

Residence : 大分市

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Pride :

アマゴ釣りin玖珠川

2013年 8月 29日 16時頃

8月29日、晴れ時々曇り。管理釣り場用新型ルアー「テンドー」の第二次試作品のテストに行く。当初の釣り場はフィッシングてらとこ。猛暑も去り、活性の上がった釣り場で上々のテスト結果を得た帰り際、釣り場ご主人の山口さんからちょっと気になる話を聞いた。「うちの常連さんが、下の沢でアマゴ釣ったよ」。…アマゴ…。山梨で釣って以来である。ご存知の方も多いはずだが、ヤマメの亜種で、全身に赤い朱点がちりばめられた綺麗な魚である。 そういえば、大分には居るらしい事は聞いていたけど、久しく忘れていた。大分にはヤマメの生息している川と、アマゴの生息している川が昔からあるそうであるが、地元ではどちらも「エノハ」という地方名で呼ばれている。だから取り分けアマゴだけがクローズアップされる事もない。何故ならそれは、単に「エノハ釣り」であるからなのだろう。

しかし、居ると分かれば見たくなるのが人情というもの。「ちょっとだけ! ちっさいのだけだから! 釣らせて!」と、鼻息も荒く山口さんに詰め寄ったが、アマゴが管理池に居るわけでもないからお門違いである。アマゴのフレーズが出たとたんに異様なテンションを見せる私の奇行に気押されてか、山口さんが何やら御札のようなものを不意に私の眼前に掲げてきた。「もしや! 陰陽の使い手か!?」焦る私が、御札に視線を向けると何やら玖珠川漁協の文字が読み取れる。どうやら、ここで日釣り件を買えるということらしい。まさに渡りに船。しかも、料金は400円と安い。即座に釣り券を購入し、鼻息も荒く川へと向かった。てらとこ下の沢は、細すぎてルアー釣りには向かなかったので、少し足を延ばして玖珠川本流へ下りる。実は以前、この釣り場に来てヤマメを釣った事がある。その時にはアマゴは掛かって来なかったのだが、あてずっぽうよりはマシであろうと、この場所を選んだ。あの沢とこの川は同じ流域で繋がっている。なにより、ここは良い釣りができた場所だ。「ちょっとだけ、ちっさいのでいいから」とは言いつつも、やはり手堅くなにがしかの魚は釣上げたいところ。

ポイントは町田第二水力発電所のすぐ上。「ちっさいのでいい」と控えめな事を言ったが、結び付けたルアーに本性が垣間見える。本流用自作ミノー「ルナシューター50」(アユカラー)。ちっさいので良ければスピナーを結ぶべきところなのだが、やはり、この時期狙い目の戻りの大エノハが掛ってくれる事を密かに期待せずにはおれない。最初の淵で掛かって来たのが、なんと、一発目からアマゴであった。まだ時間は16時前だろうか、燦々と降り注ぐ日差しに朱点が映える。久々のアマゴは期待通りの美しい姿で出迎えてくれた。この日の天気は晴れ時々曇り。時折流れてくる雲が程良く日差しを遮り、それほど暑くもない。しかも、水は笹濁りで渓流釣りにはまずまずのコンディション。しかし、時期が盆明けであるから魚は相当スレている。なんとかウグイを追加したものの、以後ショートバイトとバラシに苦戦し、中々ランディングできない。とうとう根負けしてルアーを試作「スピナー」に結び替えた。この対応が当たり! 夕暮れ前にヤマメを追加する事が出来た。ちっさい魚だけど釣れてくれれば、やはりうれしいものです。

以後、日が沈むまでにこのサイズのヤマメをぽつり、ぽつりと拾い釣り。ここぞという一級ポイントでは反応がなく、エサ釣りで狙い辛いチャラ瀬で多くのアタリがあった。やはり、良いポイントは連休中に重点的に攻められたらしい。次の釣行が禁漁前のラストチャンスになるだろうが、手堅くスピナーで拾い釣りをするか、ミノーで大物狙いに絞るか…。ちょっと贅沢な悩みを土産にその日は釣り場を後にした。

HN/妖怪熊河童・記

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