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釣り場 : 大分県

Writer : 編集部

Residence : 大分市

Club :

Pride :

来ました!7㎏の桜マダイ!

2010年 3月 28日 0時頃

3月28日、中潮。明日は旧暦14日の大潮という絶好 の潮回り。しかも、朝まずめから下げ潮という、この上ない釣り時間帯。とくれば、後はお気に入りの釣り座を確保するのみ。楠屋は港に着いた順番で釣り座、つまりカセを係留する位置が決まります。沖に向かって1番から4番まで、プラス3番から横に張り出して係留された置き船は8名は充分という広さ。かなり早く家を出たものの、既に荷物を降ろし終えた先客が1組。ほどなく船長のお出ましです。「行いはいいかえー」とみんなに声を掛け、各人の希望する釣り座と帰りの時間を聞き、荷物積み込みの指示を出します。

船長の乗る舟に2名、引いていくカセに僕を含めた4名。舟が向きを変えて直進モードに入り、もうすぐ釣りができるという思いで胸が膨らむこの時がまさに至福。先客2名は、係留された1番のカセではなく、昨日30枚のチダイが釣れたという2番を選択。ということで、あきらめていた 1番が転がり込んできました。なんという幸運なのでしょうか。否、日頃の行いの良さを物語る何よりの証拠であることに、どなたも異論はありますまい。

単独釣行をもっぱらとする僕も今日はS氏と2人。このS氏、ここ楠屋で年明け早々に5㎏のマダイを釣って以来、団子フカセ釣りの魅力に取り憑かれています。沖アミを解かし網に入れ、団子を練り仕掛けを作ります。 仕掛けを作ると言っても至極簡単。両手を広げた程の短竿ー筏竿に片軸の小型リールを付け、道糸はハリスの通し、サルカンもオモリも一切なしのチヌバリ3号を結ぶだけです。まさにシンプル・イズ・ベスト。

さて、挨拶がわりに特製団子を数個投入。そして、数ある沖アミの中から姿、形のよいものを選んでツケエにします。残りはアンコです。中層で自然に割れるよう、握り加減は要注意。無理に割るのではなく、自然に割れた時の釣果が良いことは何度も経験しており、割れ方を左右する水加減と握り加減には細心の注意を払います。こうして握った団子を、水面に置 くようにそっと入れます。やがてスプールが回り始め、勢いよく糸が出ていきます。狙いの中層を過ぎてまもなく糸の張りがなくなりました。団子が割れたのです。後は手で糸を出していきます。頭の中では、アンコに入れた沖アミがゆらゆらと漂うその中に、ハリを潜ませたひときわ姿、形のよい、食い気を誘う沖アミが浮かんでいる。そうした様子をイメージしています。

すると竿先に突然のアタリ! すかさずアワセを入れます。とたんに走り始めました。しばらく走って止まった状況は、マダイを確信させるものでした。なかなか浮いてくれそうにはありません。また走り始めます。本来なら竿でためてグッと耐えるのですが、今日はそうもいきません。というのも、最近は大物が釣れておらず前日にはチダイが良く釣れたとのことだったので、いつもの2号ではなく、1・7号を巻いたスプールにしていたからです。主導権を握られてしまいました。一気に勝負をかければ即プツン。それっきりだったと思います。はやる気持ちを抑えて、丁寧かつ慎重にヤリトリをします。30〜40mのところで一進一退。走られ、引き寄せ、走らせる。これの繰り返しです。ただ、走らせるとはいっても、無条件で走らせるようなことはしません。ハンドルを逆転させて、確実に付いていく、そういった走らせ方を心掛けます。

S氏の声援を受ける中、辛抱が実り走り方が弱くなってきました。ようやく、主導権がこっちに来ました。ここぞとばかりに引き寄せます。タモ入れしたマダイは、この時期特有の黒味がかってはいるものの、美しく厚みのあるものでした。今年初めての大物です。1投目から大物がアタリ、置く間もなくS氏が1㎏強のこれまた綺麗なマダイを仕留めたので早帰りを期待したのですが、その後はアタリも遠退き、船長との約束通り午後2時30分納竿となりました。

釣況としては、他にも大型マダイと思われるアタリにチモトから切られていたことや、大アジが数匹上がったことなど、これからの好漁を予感させるもので、次回の釣行が待ち遠しいことは言うまでもありません。

HN/良ちゃん・記

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