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釣り場 : 大分県

Writer : 編集部

Residence : 大分市

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大山ダムワカサギ近況&釣り

2015年 3月 12日 14時頃

3月12日、曇り。いよいよ大山ダムのワカサギ釣りのシーズンも終盤。11日に現地で常連組に釣果情報を聞くと、釣れてるとのこと。翌12日、早朝より釣行開始するべく、いつものように朝5時に携帯の目覚ましが鳴り、早々に着替えを済ませていざ出陣。わずか10分程度で到着。橋上には夜明け前から釣り座確保の常連組が竿を置いて夜明けを待っていた。全体の様子を見ると橋上の結構釣れるポイントには既に竿が並んでいるため、今日は駐車場下(地元ではスロープと呼んでいます)で竿出しを決定。駐車場に着くとスペースのライン引きが完了していました。枠内に綺麗に停車しましょう。入口の門には当初から次のような看板が設置していますので、ルールを守って大山ダムワカサギ釣りを楽しみましょう。

さて、カートに積み込み通称「行きはよいよい帰りは辛いスロープ」へ。高低差20mぐらいを降り、釣り座を確保。1 日釣りをして帰る時の、このスロープは本当にきついです(笑)。まずはいつものお湯沸かしアツアツのコーヒーを飲みながら、しばし風景を眺める。ベタ凪の湖面に映る景色は最高ですよ。仕掛けのセッティングがまだできていないため、夜明けと共にゆっくりと仕掛け作り。この日は「3・9m/1・5号」と「2号」の25年物の磯竿で勝負。リールは「鯉ハンター」。ラインは下巻きを済ませたスプールにPEラインの0・6号。先糸(リーダー)にナイロンライン(蛍光色)の3号を30m。先端にスイベルを付けて市販のワカサギバリ14本仕掛け。オモリは5号の下オモリから開始ウキは10号というセッティング。タナは約7ヒロぐらいで、水深より1ヒロから1・5ヒロ深く取ります。日も昇り、天気は良好とラジオも言っている。いつもの紅サシのエサ付けも完了。早々に第1投。すぐにウキに反応が出たので回収してみると、3匹ほどハリに掛かっており、順調にスタートができた。しかしこの後1時間ぐらい経つと、ぱったりアタリがなくなる。付近の常連組と話すといつも途中で食いが止まるらしい。朝方と夕方、日中はぼちぼちというのが食いのパターン。橋上でも同じようになるからしばし辛抱の待ち時間に突入。

このポイントは根掛かりするところが多い。特に足元から15m以内は底が傾斜(以前の法面)していて無数の枯れ草木のようなものがあるように感じる。根掛かりした場合、運が良ければハリが伸びながらでも回収できるが、不運だと完全に切れてしまう。私もこの日4セットを根掛かりで失った。300円×4セットとちょっと痛い(笑)。目測で25mから先なら全く根掛かりしませんでした。これはおそらく工事の時の作業用道路などの上に仕掛けが飛んでいるのではないかと推測しています。終日釣っていると釣れ出したり止まったり、これは群れの移動だろうかな? と、辛抱に根掛かりしないところに投入していれば、そこそこの釣果は望めそう。

さて、ウキとオモリの関係ですが、オモリの1・5倍から2倍程度のウキを使用する方が回収時の根掛かり防止に繋がるようです。つまりウキ浮力がオモリの重量と同じ、またはそれ以下だということになる。ワカサギが掛かっても掛からなくても、回収時にオモリが水深の低い所を通ってきます。これでは手前の傾斜の沈み草木に引っかかる可能性がある(実際に引っ掛かりました)。そこでウキ浮力をあえて大きくして、底から早く縦方向に引き上げてオモリを上層の方へ浮かせる必要が出てきます。巻き取る際にも竿は真上に向けて、できるだけ高い位置に穂先を持っていくとかなり遠い位置で仕掛けが浮きます。あとはゆっくり巻取ればほとんど根掛かりはありません。長い竿のほうが全般的に有利かもしれません。

その支点になるようにウキを大きくしたほうが良いようです。もちろんウキスイベルの穴径も大きいほうが良いでしょう。アタリはウキが沈んでいく必要はありません。14本全部に掛かっても沈まないくらいにウキを選択していてもかまいません。ウキの起き上がりや波紋の発生など、ちょっとした変化でアタリと判断すれば良いわけです。アタリがあったからといって、すぐに回収する必要もありません。ウキ下設定があまりに深くとっているとほとんどアタリは分からないかもしれません。しかし、その分仕掛けは低い斜め状態にもなります。これも作戦のひとつかもしれません。分からずそのまま放置。しばらくして回収すると10匹ぐらいハリ掛かりすることもありました。適当に楽しめるウキ設定とラインの張り加減が重要です。

ではラインの張り加減について少し説明すると、仮に水深が5mとします。ウキ下を7m取りますと、当然2mの余裕が出ます。オモリは底についています。この余裕分をゆっくり巻き取ります。非自立ウキを使っていますからゆっくり巻いてくると起き上りそうな状態になります。この状態で待ちます。この時が仕掛け全体の張りということになるのです。つまりウキを沈めるために張るのではなく、起き上がらせるためのラインの張りです。当然水中の仕掛けも斜めになり、緩く張った状態になっているでしょう。1匹目が食い暴れることで他のツケエが動くようになります。おそらくこれが誘いになっているかもしれません。

仕掛けを投入するとオモリはすぐに沈んでいきます(当然です)。それによってラインも引っ張られていきます。ウキはオモリの手前の方で着水していますので、ウキ止め糸がウキにアタるとウキはオモリの着水点の方向に引っ張られていきます。オモリの着水点とウキの止まった位置のズレが余裕分です。小さなワカサギの抵抗(アタリ)をウキの起き上りで表現できるように張りを持たせておくのです。無風ならギリギリの状態で待てば良いでしょう。複数掛かれば完全に起きたり、いろいろな変化をします。ウキが回転することもあります。風が吹いている場合は、やや緩めの張りにしておいたほうが良いようです。風波でいつも寝起きしますから見にくくなります。

続いて竿の立て方ですが、どちらかといえば穂先は沈めておいた方が良いような気がします( 場所にもよります)。または低くしておいたほうが無難です。当然ラインも沈むので、風の抵抗も少ないでしょう。流れはありませんが風が邪魔します。大山ダムもかなりの風が吹きます。ラインが風により膨らみ、当然オモリが軽い場合は仕掛けが移動していきます。余計な障害物に根掛かりというケースもあります。

釣り方の考え方として、船を出せない釣り師が遠投で船と同様のポイントに行き、そこで縦仕掛けまたはやや斜め仕掛けを使うと思えば、このウキ釣りがうまくいくように思います。シーズン終盤ですがお試しください。今回は7号のナス型オモリに10号ウキを使用しました。市販のワカサギ仕掛けの本線は1・0号です。そのため柔らかい長めの竿を使えば、10号オモリでも問題ないでしょう。実際に今回筆者も10号を使いました。遠投が効きますので根掛かりが減ると思いますが、投げ方を失敗するとオモリだけ飛んでいったり仕掛けの途中で吹っ飛びます。約300円ですので痛いですよ(笑)。

筆者の場合アウトドアクッキングも楽しんでいますので、投入したまましばし炊飯などして自然を満喫しています。熱々のご飯も美味しいですよ。ワカサギ釣りの場合アタリがあってもそう慌てることはありませんから他の自然の楽しみ方も良いかと思います。多く釣っても「釣り」、少ない釣果でも「釣り」。自分なりの釣りを楽しめば良いのではないでしょうか。こんな言葉があります。①その日多く釣る者上手なり ②その日少ない釣果だが釣りを楽しむ者名人なり ③その日釣らずして多く楽しむもの達人なり解釈は読者にお任せします。

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