TOP ≫ 磯TOP ≫ 釣行記事

釣り場 : 長崎県

Writer : 編集部

Residence : 大分市

Club :

Pride :

ビッグキャンペーン 山元八郎さんと行く、2泊3日の磯釣りツアー

2015年 4月 23日 0時頃

4月23、24、25日。今回は山元八郎さんと五島列島に釣行してきました。初めての五島釣行でしたが、さすが魚影の濃い釣り場ですね。口太、オナガの入れ食いを堪能してまいりました。事の発端は去年の初秋、古くなったレインウエアとフローティングベストを新調した時でした。購入時にアティヌスキャンペーンなるものを知り、その内容は購入したアティヌス商品の5万分のバーコードを貼り付け送ると、オーナーザイト磯インストラクター山元八郎さんと行く磯釣りツアーに1名様ご招待との事。「当たる訳ねえやろ!」と思いつつ、せっかくなので送ってみました。時は過ぎ、今年の3月吉日。キャンペーンの事などすっかり忘れていた頃、ふとオーナーばりの萩田さんより「アティヌスキャンペーンに当選しました!」との連絡。「はあ?マジ?」。その直後、山元八郎さんより直接連絡があり、「マジっすか?こ〜ら、盆と正月がいっぺんに来たちゅう奴じゃ! 招待してくれるんなら、どこでん行くでえ!」と二つ返事で参加させていただく事になりました! その後、たびたびオーナーばりの萩田さんとの連絡のヤリトリで場所は五島列島に決定し、3日間の釣行となりました。

しかし日が近づくにつれ、期待と不安が脳裏をよぎります。何より五島列島への釣行は初めてだし、ホームは米水津で口太仕様のタックルがメイン。前情報だと今回行く下五島の大宝の磯ではオナガが食っているらしく、仕掛けもそれ相当に準備が必要なのでは…? こちら大分では寒グロ釣りが終わり、チヌ釣りの時期に突入したのに五島はクロが釣れるん? と色々悩み、とりあえずいろんな対応が出来るように準備して、今回の滞在先の民宿に釣り道具一式を送りました。釣行当日の朝、5時20分発博多行きのソニックに乗り込み、地下鉄に乗り継いで福岡空港へ! 空港で萩田さんと山元さんと合流し、五島は福江空港へ向け8時50分発で約40分のフライト。「釣りに行くんに電車と飛行機で行くなんちゃ、どんだけVIPなん?」なんて思いながら、初めての五島に到着しました。空港からレンタカーに乗り継ぎ山元さん、萩田さんから五島の釣り場や今現在の釣果等を聞き、心躍らせあっという間に民宿「はまべ」へ到着。

昼食後さっそく磯に渡るらしく、事前に準備していただいたマキエを作り、民宿が所有する渡船「浜吉丸」に乗船。晴天とベタ凪に恵まれ、青黒い海を船はゆっくり走り、約10分程で今回降りる「小美朗」に到着。上礁したのは「小美朗の西」で、満潮時刻前でした。萩田さんより大体の潮の流れやポイントなどを伝授していただきながら仕掛けを作ります。気になるのはやっぱり山元八郎さんですよねえ。余談になりますが、山元八郎さんとのつながりは自分が磯釣りを始めた時でした。フカセ釣りがよく分からず、本屋に立ち寄った時に、たまたま「なるほどグレ釣り」が販売されており、それを立ち読みし、そのまま買って何度も何度も熟読したのです。その当時、山元八郎さん率いる「八釣会」が発足し、釣りを覚えたくて入会させてもらいました。入会時に早速本人から連絡があり、入会のお礼や山元ウキについて語ってくれたことを今でもよく覚えています。それから大分の深島や米水津の磯にも遊びに来てくれ、実際に釣り場で竿を出しながら手ほどきを受けたりしたこともありました。

山元八郎氏と実際に話した方も多いと思いますが、すごく機転がきき、気さくで面白く、常に周りを笑いの渦に巻き込んでくれる方です。ダイワグレマスターズでは8度の優勝をされており、まさしくトップトーナメンターと呼ばれるにふさわしい方ですよね。釣技を上達させる一番の早道は実際に見て聞く事が一番だと思いますので、今回はまず山元さんの横でじっくりその釣技を見させていただきました。マキエを打つとタカベが群がり、徐々に小アジの姿も見え始めました。いつも通りにマキエで遠近と分離していきますが、潮の流れるスピードと狙うタナをきっちり見極め、ポイントを絞り込んでいき、あっという間に良型口太を取り込む様は、見ていて簡単そうに見えますが実際は難しいです。「なんで釣れないのか?」を考えるとタナの調整やガン玉の調整と3投以上同じ仕掛けを流さない山元さん。クロの活性をあげるマキエの打ち方等、次から次から出てくる技に正直圧倒されました。仕掛けとマキエを合わせるともちろんエサ盗りにやられますので、山元さんはマキエと仕掛けを10m以上離して流します。解説通り、狙いの場所でウキが一気に消し込みます。これには流石としか言いようがありません。潮流を計算されつくした技を具体的に教えて頂きながら自分も五島列島第1投! やはり簡単にはいく訳もありませんが、ぽつぽつと40㎝までの口太が食って来ました。そうこうしているうちに下げの潮が勢いを増し、釣り座に潮目がはっきりとしてきました。

「オナガが食ってきますよ!」といった矢先に早速オナガを掛けた山元さん。難なく取り込んだのは40㎝を超えたオナガ。「ハリスは何号ですか?」と聞くと「2・5号。3号でもええんとちゃう?」とのこと。さっそく自分もハリスを2・5号に替え、ハリをオーナーばり「サスガグレX/6・5号」にして潮目に入れ込むと一発でヒット! 普段の口太にはない強烈な締め込みが何度も続き、ウキが見えてからのヤリトリはスリル満点! 初めての五島のオナガは、同じく40㎝を超えた良型で思わずガッツポーズ! 大分ではハリス2・5号や3号なんてクロ釣りであまり使いませんが、魚影の濃い五島ではこの太さでも平気で食ってきます。それから怒涛のオナガラッシュが始まり、バチバチっと道糸を弾き飛ばすアタリの連チャン! 時折ハリを飲み込まれていたため、「剣華グレX/7号」に替えてから、がっちり口元にフッキングするようになりました。オナガも45㎝クラスとなるとウキが見えてからのヤリトリに時間を要します。自分が取り込むまでの時間と山元さんが取り込むまでの時間は大きく違い、山元さんは素早く的確に取り込んでいきます。そのことに気づいた時に山元さんからのアドバイス。魚を暴れさせないヤリトリの仕方を伝授していただきました。

更に山元さんはアワセもソフトで、ヤリトリでは竿の角度を常に一定に保ちながら、竿の反発力でゆっくり浮かしていきますが、自分はそんな余裕がなく、かなり強引なヤリトリ。これで取り込むスピードに断然違いが出てくるのです。山元さんは実際に魚を掛け、「こうやったら魚は暴れるやろ?」と目で見ながら教えてくれた内容は、今まで良かれ! としていた自分のヤリトリそのものでした。瀬際でのオナガ特有の突っ込みも、レバーブレーキでの糸の出し方など事細かく教えてくださり、目から鱗が何枚も飛び出す初日の釣行となりました。17時に納竿し、民宿へ戻り翌日のマキエを作ってお風呂に入ります。風呂上がりには釣ったばかりのオナガのお刺身を頂き、明日の釣果を期待して就寝。2日目は5時30分出港で、前日と同じ「小美朗の西」へ瀬上がりしました。お互い前日とのポイントを入れ替わり、良潮が流れることを期待しますが、いつまでたっても潮が流れません。午後からの下げ潮に期待しますが、気付けばあたり一面小アジに占領されていました。前日同様、40㎝までの口太はぽつぽつ食ってきますが、ここでの狙いはあくまでもオナガ。釣れた口太は何枚かキープして後は全てリリースしました。時間が経つにつれてだんだんと増えていく小アジで釣りにならない時にモイカが見えました。

14時頃より少しずつ沖に潮目が出来始めますが、前日ほどの勢いではありません。徐々に流れ始めますが、オナガが食って来るのは投げて届かない距離の潮目です。「ひらめけばすぐ実行」の山元さん! それまでタナプロ仕掛けで狙っていましたが、下のマイナスウキをもう一つ追加し、なんと3段ウキに! 一気に50m以上の大遠投をして潮目を直撃すると、一気に竿を引ったくっていくアタリが出ました!50m以上の大遠投となると道糸の抵抗が大きくなり、仕掛けを馴染ませる事も困難になりますが、タナプロ仕掛けでマイナス抵抗を増やすことにより馴染ませる事が出来るということを目の前で教えていただきました。一瞬の出来事でしたが、食ってくる潮を見逃さない眼力と行動力。トーナメントで勝ち続ける技が光った瞬間でもありました。

その後だんだんと下げの本流が近くなり、前日同様に釣り易くなって、オナガの強い締め込みを納竿の18時まで楽しみました。3日目の最終日は、午前中までの釣行で上がったのは「小美朗の東」。ここは上げ潮のポイントで足元を左から右に本流がかすめて流れるポイント。朝から手前で口太が食ってきますが、なかなか本流にはいたりません。11時ごろから一気に本流が流れ始め、沖で良型オナガを掛けます。最後に五島列島というすばらしいフィールドにご招待してくださった株式会社オーナーばりさん、夢のような時間を共にしてくださいました山元八郎名人に心より感謝いたします。本当にありがとうございました。

堂園剛志・記

筆者のタックル

つり太郎WEB内を検索

バーコード