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釣り場 : 大分県

Writer : 編集部

Residence : 大分市

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Pride :

第22回大分グレトーナメントマスターズ

2015年 6月 14日 13時頃

6月14日、中潮。大分県内最高峰のクロ釣りトーナメント「OGTM(大分グレトーナメントマスターズ)」に参加してきました。今年の会場は米水津です(毎年、鶴見と米水津を交互に行う)。私も今年から運営役員としての立場で試合に参加し、大分県が輩出する名手達の釣りを近くで見学させてもらいながら、試合の裏方を勉強させて頂きました。今年も3試合を勝ち進んだ4選手が決勝に進むシステムです。

各渡船4艘で「横島エリア」「半島(ワニ周辺)エリア」「黒島エリア」「地方(押手周辺)エリア」と分けて、各対戦で船がエリアをローテーションして試合をするシステム。これによりエリアが重複することがなく、選手間のトラブルを最小限に抑えられるように考慮されています。予選の状況としては、当日まで降った雨のせいで水潮となり、魚は浮かないというかなりタフコンディションとなりました。

私が1 回戦に担当した「半島エリア」では、全体で検量対象が1枚のみといった状況…。2回戦では横島エリアへ移動し「3 番」、「平瀬」で勝ち上がった池永選手、大津選手に加え、前年度覇者の阿南さん(シード)の3名が、3回戦となる「黒島エリア」の「沖の作バエ」に上礁しました。初代永世名人の池永選手が流石の釣技で二人を圧倒する中、若手期待の大津選手も型を織り交ぜながらそれに追随していきます。阿南選手も昨年度覇者の実力で、細ハリス・小バリを巧みに操り釣果を重ねていきます。それぞれが持てる技術を出し切って試合が終了し、検量の結果、数を狙いながらも型を拾った大津選手に軍配が上がり、一昨年の池永選手へのリベンジを果たして決勝に駒を進めました。

各船の代表が決まったところで、決勝の舞台となる「横島3 番」へ全選手が集結。「全員が決勝戦を観戦し、決勝進出者の技を勉強する」。これがOGTMの真骨頂、真の目的でしょう! この晴れの舞台に駒を進めたのは、各トーナメントで上位入賞は当たり前、もはや中堅の域を抜けベテラン域へ肩をならべる染矢選手に大津選手、植木選手、藤本選手の4名。20代若手がベテランに挑む形となりました。誰が勝っても初優勝という顔ぶれ。

まずは場所決めのジャンケンから始まります。ポジションは沖に向かって最も左の「横島2番」側であるワンド手前に染矢選手、中央の割れに藤本選手、右手前に大津選手、「横島4番」側の水道に植木選手で試合開始。開始時の潮は、上げ潮がはっきりと流れていた状況で、流れがかなり速い様子。容易に仕掛けを馴染ませることが出来ない状況で、各選手黙々と打ち返していきます。開始15分経過した時に、一番左にいた染矢選手の竿が曲がります。型はそれほど大きくはないが、しっかりとキープサイズ。本流から一番遠い位置ということもあり、比較的流れが緩く引かれ潮を捉えて遠投させて食わせたようでした。そこでパターンを掴んだのか、足下でも1枚追加。

2ラウンド目、染矢選手はこのとき「お手上げ」の状態だったと話します。左右の釣り座から流れてくる両選手の仕掛けが邪魔をして狙いどころに仕掛けが運べないとのことで、思うような釣りができなかったと…。

3ラウンド目、さらに本流の速い釣り座に入った染矢選手は、ジンタンを追加します。それでも仕掛けが馴染んだり弾かれたりと安定しないようでした。このラウンドで一番左の有力ポイントに大津選手が入りましたが、ノーヒットで終わってしまいます。ここで初めて植木選手がヒットし、キーパーサイズギリギリのクロを釣り上げて追い上げます。このラウンドでは、ジンタンを打っても底潮がかなり速く、仕掛けが潜らないようでした。

最終ラウンド。「横島4番」の水道側に入った染矢選手は、定石通り当て潮を攻略すべく、遠投して探っていきます。しかし水道側に吸い込まれる潮では他魚が連発…。このまま逃げ切るには、もう1枚欲しいところ。投入点を替えて仕掛けを打ち返すと、「横島3番」の突端に抜ける潮を掴み、今までと違う流れで仕掛けが馴染みます。そこで駄目押しの1枚を追加。そのまま試合終了となりました。植木選手も最終ラウンドに1 枚追加しましたが、及ばなかったようです。

試合終了後の各選手の話では、「クロが食ってくるタナは竿1本程度。そこにどうやってツケエを届けるか」が鍵だったようです。この日の状況からすると、現在流行の「ノーシンカー」の釣りでは、到底5mのタナにはツケエを届ける事はできません。状況を見極め、ジンタンを上手く使いこなし「魚のいる場所にツケエを届けてなんぼ」の釣りを展開したベテランの状況処理能力が、初優勝のカップを届けたのでしょう。こうして雨の影響で貧果となってしまったものの、第22回OGTMは無事終了いたしました。

今回も皆様の協力により無事故で終えられたことが本当に良かったと思います。そして急な要望に応えてくれた米水津渡船組合の方々、この場を借りてお礼申し上げます。今回参加できなかった皆様、また来年も実施すると思いますので、是非参加してみて下さい。きっと普段の釣行では得られない釣りのヒントが得られるはずです。みんなで大分の釣りを盛り上げましょう!

T・CLUB/溝口・記
今回も皆様の協力により無事故で終えられたことが本当に良かったと思います。そして急な要望に応えてくれた米水津渡船組合の方々、この場を借りてお礼申し上げます。今回参加できなかった皆様、また来年も実施すると思いますので、是非参加してみて下さい。きっと普段の釣行では得られない釣りのヒントが得られるはずです。みんなで大分の釣りを盛り上げましょう!

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