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釣り場 : 福岡県

Writer : 編集部

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第3回マルキユーM-1カップ全国グレ釣り選手権決勝大会

2015年 11月 8日 16時頃

2週間前に鶴見で行われた「ゴールデンカップグレ」の上位6名も参戦する第3回マルキユー「Mー1カップ全国グレ釣り選手権決勝大会」が、11月7・8日に米水津を会場に開催された(米水津での開催は、今回が初めて)。

7日に行われた1回戦は、3名ずつ各ブロックに分かれて80分ずつの3回戦が行われた。2回戦では、2名1組で前半後半60分の熱戦。翌日の準決勝に残ったのは、宮原浩、有田達也、羽原由造、小松和伸、藤井孝男の5選手に2回戦の2位の中で釣果重量が1番多かった森井陽がワイルドカードで残り6名の選手が出揃った。準決勝は抽選の結果、有田と羽原・森井と藤井・小松と宮原の組み合わせ。

前日は雨で悩まされ、2日目は強風に悩まされた。11月では珍しい南の風で、夜明け前だというのに外気温は20℃と季節はずれだ。出港を遅らせ船長と競技委員で外洋の状況を確認し、何とかGOサインが出た。準決勝は「ツナトリ」、「ミチグイ」、「マサカリ」で行われたが、夜通し降った雨のせいもあるのか、前日とは違って釣果が出たのは「ツナトリ」の1枚だけという厳しい状況。強風を避けながら参加者全員で観戦できる決勝会場として選ばれたのは「白子島北」だった。

決勝の会場にたどり着いたのは、1枚釣り上げた有田と抽選で残った森井、宮原だった。場所決めのジャンケンで勝った有田が悩んだ挙句に風をまともに受ける左側をチョイス。2番目に選択権を得た森井が風が避けられる右側、最後に残った真中に宮原が入り9時45分に決勝戦は始まった。開始2投目に有田の竿が早々に曲がる。「白子島北」では珍しい30㎝のグッドサイズに一安心。その後キープサイズ(規定21㎝)と終了際に3枚目を釣り上げ、宮原の2枚と森井を引き離して釣り座を交代する。交代前に白子島名物のアジが釣れ出した。白子島で釣りをしたことがある人は分かるが、アジが出ると釣りにならない。それでも森井が強風に耐えながらも、アジに代わったイワシの中に小型のクロを見つけて思い切ってハリスを1ヒロ半に短くして掛けた。イワシに代わりアジの姿が見えなくなったのと、上げ潮に変わったので状況が徐々に良くなっており、森井と宮原が小さいながらも2枚ずつ釣り上げて最終ラウンドを迎える。

ここまでのキープ数は、有田3枚、宮原4枚、森井2枚ながら、有田のサイズが良く、状況からも絶対的有利だった。このまま有田優勢で試合は終わるものと思われたが、ここから宮原の快進撃が始まる。最終ラウンドで今まで強風に悩まされていた右側の釣り座に入った宮原だったが、徐々に風が収まってきたのだ。それに加え高切れした仕掛けを作り直すときに、00でガン玉を打って沈めていたウキを0αで完全フカセ、なるほどウキ止めでタナをキープする仕掛けに変更。色々な条件が宮原に味方した。有田も釣果を加えてはいたが、宮原の分刻みの釣果ラッシュに枚数の上で逆転し、9枚のリミットを越えて小型のクロを入れ替えることができたのが勝因。

検量の結果、森井は4枚キープ(3枚規定外)で1150g、有田7枚キープ(1枚規定外)で2220g、宮原はリミットの9枚全てがキープサイズと認められ、2615gで初の全国制覇を手にした。(文中敬称略)

筆者のタックル

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