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釣り場 : 宮崎県

Writer : 編集部

Residence : 大分市

Club :

Pride :

北浦寒グロ続釣中

2016年 2月 11日 12時頃

2月11日、中潮。今回は宮崎県北浦で寒グロを狙ってきました。寒気も緩んだこの日はまさに釣り日和。3人が4人、5人と増えに増えて、結果8人での釣行となりました。せっかく8人もの人数が集まったということで、溝口さんの提案でプチ大会をしようと決まりました。30㎝以上3枚の重量で競います。

今回の参加者は溝口さん、山下さん、大津さん、藤本さん、上野さん、河野さん、辻島さんと私です。佐伯市の釣具屋にて集合し、各自の寒グロに対して個性豊かで気合いの入ったマキエを作っていました。私も負けじとマキエを作ります。今回の私のマキエは、沖アミ生4 角に対して、いつも愛用しているマルキユーの集魚剤を使用しました。「グレパワーV9徳用」をベースとして、「グレパワーV9スペシャル」、「グレパワーV10スペシャル」、「超遠投グレ」です。遠投ができて視認性も良く、拡散性もとても優れたマキエの出来上がりです。各集魚剤の沈下速度もさまざまなので、あらゆる状況にも強い味方の配合です。

さて朝5時に港に着くと、たくさんの釣り人で溢れています。北浦釣行でいつもお世話になる「喜福丸」の船長は、とても気さくな方で毎度ながら楽しい会話をしながら磯へと向かいます。その日の潮加減で各磯ごとに的確にアドバイスを伝えてくれて、とても信頼できる船長です。そして8人のうち4人が北浦でもA級ポイントの「青バエ」に上がりました。私を含めて残りの4人は、地側の「トウセンバエ」に上がりました。私は初めての磯ですが、1度上がった事のある溝口さんに詳しくポイントの説明を受けて、4人で釣り座を1時間半交代のローテーションで設定します。

開始は7時で、それぞれの釣り座を決めて準備に取り掛かると、プチ大会とは言え全員真剣そのもの!しかしそこは気の知れた釣り仲間なので、和気あいあいと会話しながらも、時には無口で真剣にクロを狙います! 今回の私の仕掛けですが、道糸・ハリス共に1・5号(ハリスは8m)、ウキは地側ともあって潮もさほど動かないだろうし風も気にならないので、私のクロ釣りに欠かせない釣研「エイジアマスターピース/01」、ハリはグレバリ5号からスタートしました。最初の釣り座は1番地側で足場がかなり低く、その先5 m ほど根が突き出し、尚且つオーバーハングとなっており、取り込みには細心の注意が必要のようです。水深はあまりなく、15m先に沈み瀬が点々とあるので、そこを重点的に探ります。まずは足元のマキエに対してエサ盗りが確認できないので、本命ポイントに10パイほどマキエを打って様子を見ます。しかしツケエは盗られる状況。何かしら沈み瀬付近でツケエをとってる様ですが、クロとは少々違うようです。どうやら一番厄介なエサ盗りのキタマクラが触ってるようです。試行錯誤をして試みますが、たまにツケエが盗られたり、盗られなかったりと苦戦します。

一方沖向きに釣り座を構えた藤本さんは、ポツポツクロを釣っていますが、今回は30㎝以上という規定であり、中々規定サイズに届かないクロばかりのようです。なんだかんだで釣り座交代の時間がきました。しかし交代後、竿2 本程のタナで自分のラインに小さな変化が出ます。アワセを入れると中々の重量感!ゆっくりゆっくり浮かせにかかりますが、先述した通り5m先まで根がありオーバーハングとなっているので、クロがそこに一直線。しかし無理せず浮かせます。なんとか根を避わす事に成功! が、寸前で足元に張り付かれてしまいました。すぐそこに張り付いているクロが確認できます…。間違いなく40㎝はある良型グロです! しかしどうやってもそれ以上リールを巻く事が出来ないので、少し高い所に移動して何とか浮かせて取り込みました!

さて余韻に浸る暇もなく釣り座交代となります。次の釣り座は、水深もありクロの出そうな雰囲気もあります。しかし期待とは裏腹に釣れるのは、20㎝ほどのコッパグロばかりで悩まされ続けます。それらを避わす努力をしますが、次第にツケエも盗られなくなり、全く魚からの反応がなくなる始末…。ここで「喜福丸」が弁当を届けに来てくれたので、早めの昼食をとる事にしました。ここ北浦では500円で弁当を配達してくれます。これがまたかなり美味しいのです! 更に心地よい景色の磯で食べるので、美味しさも2倍ですね!この後私は小休憩をすることにして、皆の釣りを見学することにしました。どうやら皆苦戦されている様子。そんな中、大津さんは的確に半遊動の釣りに変更して、40㎝を超える良型グロを釣り上げていました。いつもながら大津さんの状況判断には関心させられます。徐々に海の状況も変わって来たのか、続けて藤本さんも40㎝オーバーを釣り上げました。正確なマキエワークと仕掛けをピンポイントで投入する技術は素晴らしかったです。これらを見て、私も釣りを再開しました。ほんの少しではありますが足元にエサ盗りの姿が確認できるようになっています。魚が動き出した合図と判断して、15m沖にマキエを8〜10パイ程打ち込み、インターバルを20秒ほど置いて仕掛けを投入してみる事にします。しかしアタリもないままツケエだけが盗られていました。

次も同様にインターバルを40秒ほど置いて仕掛けを投入します。そろそろツケエが馴染むだろうと考えていた瞬間、ウキに変化が出ます! 少し送ってアワセるとかなりの重量感! しかし竿を溜めていると竿先を叩いているので、バリが頭をよぎります。タナが1ヒロ半付近だったので、クロだと信じて慎重にヤリトリをしました。ゆっくり丁寧に浮かせると嬉しい本命のクロでした。しかも体高もある文句なしの45㎝オーバーで、嬉しい1枚となりました。これを機に活気づいた他の皆さん。私もこれはチャンスと言わんばかりにすぐ同じパターンで狙いますが、やはり気難しい北浦のクロは、同じパターンでは釣ることができません。中々次の糸口が見つけられないままでいましたが、潮がゆっくりと左に流れ始めた時、ゆっくり深ダナへとツケエを届けて行くと…、竿2本ほどでラインがスーッとわずかに伸びたのです。すかさずアワセると、心地よい重量感で40㎝級の良型グロをゲットしました! しかもこのクロは、驚きの皮1枚でハリ掛かりしており、本当に運良く事ができました。

この後もクロを狙い続けますが、次第に沖ではツケエが丸残りになるように。そこで際狙いに切り替えると、これが正解!30㎝ほどを1枚追加することができました。これを最後に納竿し、1日遊ばせてもらった磯に感謝して清掃して片付けました。港に帰り検量するも「青バエ」、「トウセンバエ」を通じて、非常に厳しい釣果でした。唯一リミットメイクし3枚共に40㎝オーバーで揃える事のできた私が、運良く優勝することができました! プチ大会とはいえ、やはり優勝は非常に気持ちが良いです。この日は1ヒロ半で食ったり、竿2本のタナで食ったりと、はっきりとしたパターンは見出せないままですが、1日の中で少しの変化と丁寧な釣りを心がけてたのが良かったと思っています。北浦のクロは毎度の事ながら、考えさせられる釣りをしなければならないので、良い練習になっています。今年は水温が高いまま推移しているせいか、まだまだ楽しませてくれそうな北浦のクロでした。

MFG九州/釣研FG東九州支部/藤山翔也・記

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