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釣り場 : 大分県

Writer : 編集部

Residence : 大分市

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食い渋りメバルを攻略せよ

2016年 4月 15日 21時頃

月日が経つのは早いもので、今年に入ってあっと言う間に、もう4ヶ月が過ぎようとしている。気温も上がり始め、徐々に過ごしやすい季節になってきたが、こうなって来ると毎年悩まされるのが、メバルの食い渋り。例年通り津久見の地磯では、産卵を終える頃からメバルは一気に釣り難くくなり、いわゆる「食い渋り」の時期を迎える。捉え方によっては、いかに食わせるかゲーム性が高まる時期となるが、実際問題、食わない魚にスイッチを入れてやるのは、そう容易な事ではない。

この状況を打破するために、毎年色々な方法でアプローチを仕掛けているが、何が最善の選択なのか。その傾向は毎年様々で実際に釣りを行いながら模索するしか方法はない。ただ一つ確かなのは、メバルのバイトがどのタイミングで集中するのかを考察し、再現する事でベストに近い方法でアプローチを仕掛けることが出来るという事だ。要するに、メバルが一番バイトしたくなる状況を作ってやる事が、渋い時の一つの打開策ではないかという考え方。メバルのヒットパターンについて考えてみると、幾つかの共通点が見えてくる。その中でも特筆すべきは、ストラクチャーにルアーが当たって止まる、もしくは弾かれた際などのストラクチャー絡みのバイト。また、ルアー回収時のピックアップ寸前でのバイト。実は、この2つの状況下でのヒット率は非常に高い。

まずはストラクチャー絡みのバイト。これは、ルアーの姿勢が一瞬崩れたりするイレギュラーな動きによるバイトの誘発。シーバスやチニングなどでも良くありがちな、リアクションバイトに近いヒットパターンである。そしてピックアップ直前のバイトは、岸際と水面がうまく組み合わさる事によってフィッシュイーターからすれば、逃げ場の無い絶対的優位に立てる最も良いタイミング。こちらはどちらかと言うと食性に訴えかけるようなヒットパターンといえるだろう。こうしてみるとパターンは異なるものの、どちらもフィッシュイーターにとって「確実に捕食し得るタイミング」を常に意識している事に違いはないようだ。では次に、どうやってその状況を再現してやるか。という点を考えていきたい。例えば、沖のストラクチャー際やウィード、ブレイクラインを軸にワームやプラグを沈め、リフトやトゥイッチなどのロッドアクションでピックアップ時の動作を再現したり、ダートに特化した形状のジグヘッドを使用するなど意図的にルアーの姿勢を崩してあげたり、イレギュラーな状況を作ってあげたりする事でバイトのチャンスは生まれる。

しかし、ここで気を付けておきたいのは、あくまでメバル目線でのアクションと言う話である事。と言うのも、アクションが明らかに派手過ぎたり、動きの振り幅が著しく大きな場合において、低活性のメバルは諦めて追うのを止めてしまう可能性が高いためである。釣れない、又は反応が薄いような場合には思った以上に過剰なアクションを付けがちになる。その事を念頭に置き、あくまでメバルの目線に立ってアクションの限界点を決定し、意識した上で試行錯誤を繰り返すのが望ましい。この時期のショートバイトには頭を悩まされる人も多いはず。一刻も早いアフター個体の体力回復を願いつつ、ここはひとまず技術力の精進に努めるとしよう。

Text & Photo by 伊水 衣鳴

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