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釣り場 : 大分県

Writer : 編集部

Residence : 大分市

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猪熊博之氏講演会 in フィッシングショップing

2016年 5月 14日 18時頃

5月14日、大分市にあるフィッシングショップingにて「猪熊博之氏講演会」が開催され、市内外から40余名の釣り人が集まり、同氏がプロデュースした釣研製のウキ「エイジア・マスターピース」の開発コンセプトや、同氏のフカセ釣りに対する考え方の講演に耳を傾けた。今回は、その講演会の内容を抜粋し、2回に分けて皆様にお伝えしたい。

ウキに求める役割…猪熊さん(以下同様)=ウキには製造過程でどうしても浮力のバラツキが発生します。これを許容差といいますが、この許容差が大きいと、同じ仕掛け・同じウキ(製品・号数)を使ってもウキの沈み方が異なるといった現象が起こります。この許容差をできるだけなくし、何回使っても、同じ沈み方をするウキが「エイジア・マスターピース」となります。

許容差を出来るだけ小さくするメリットは、何度使っても同じ動きをするということの他に、アタリが伝わりやすいことや海の状態の変化(塩分濃度の変化)を教えてくれるといったことも含まれます。ウキの許容差が大きいと、これらの情報を正確に捉えることができず、結果として釣れないことに繋がります。また、私は木製のウキにこだわっています。木はそれぞれ浮力が異なるため、許容差をなくした状態で作ることは難しいのですが、樹脂製のウキとは明らかに沈下の様子が異なるため、私は木製のウキで作って欲しいと釣研さんにお頼みしましたが、最初の答えは「無理です」でした(笑)。それぞれ異なる表情の木で、許容差をなくすことは非常に難しいのです。もちろん1、2個を作ることは可能ですが、それを量産するとなると、浮力調整がよりシビアになるため、難しい技術を伴います。その難題をクリアした製品が「エイジア・マスターピース」なのです。

ウキがイヤイヤする…なぜ私が木製にこだわったのか?それは、ウキが仕掛けに引っ張られて沈んで行く時に、あたかも沈むのを拒むようにイヤイヤしているような沈み方をしてくれるからです。これは樹脂製のウキでは見られない木製ウキの特徴です。樹脂製のウキは、一旦沈み始めると、そのままの速度で沈下していきます。これでは私がイメージする仕掛けの動きは演出できません。では、なぜウキがイヤイヤしながら沈下しして欲しいのか? それは仕掛けの張りを作りたいからです。

主催/フィッシングショップing 後援/㈱釣研

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