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釣り場 : 大分県

Writer : 編集部
Residence : 大分市
Club :
Pride :
マイボート獲得だ!大海原へタイラバ釣行
2017年 11月 29日 0時頃
マキエを使わず、エサの付け替えも要らないこの釣りは、船さえあればあとはお手頃だ。マダイが水面へ向けて巻いてくるリグを追いかけて、食いついてくるというのが、頭の中では想像できても、エサ釣りの感覚でついアワセたくなってしまう。「そのままのスピードで巻き続けること」との同僚の言葉を信じてじっと堪えるも、そのままいなくなってしまうこともしばしば。ようやくイトヨリを1本上げたのは、かれこれ1時間ほど経ってからだったろうか?同僚は何度か何か大きな魚を掛けたが、バレてしまい悔しそう。しかし、しぶとく30㎝くらいのマダイを上げる。その後イトヨリを数匹追釣するが、バラシが多く次なるマダイが中々現れない。
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場所を大きく変えて流してみることにする。今度は前より平坦な底を流すが、風が強く当たるため船の流れるスピードが速すぎないかと、心配しながらの釣りになる。と、着底したリグを巻き出すや否や、ゴツゴツというアタリがある。巻き続けろと言われると今度は巻きが速くなってしまいそうなのをグッと堪え、魚がもう一呑みパックリとやってくれることを祈る。竿先がさらに大きく引き込まれたことでハリ掛かりを確信、ヤリトリに入る。ドラグから糸を引き出し暴れている魚は重量感たっぷり。しばらく慎重にヤリトリしながら巻き上げてくる。しかし、水面から15mくらいまで来たところでふっと軽くなる。「バレたか?」、嫌な予感が頭をよぎる。糸をさらに巻き続けると、何かぶら下がっている感じ。さらに水面へ近づくと、白っぽい大きな魚がぐったりしてぶら下がっている。ハタが浮き袋がパンパンに膨らんで泳げなくなった状態で上がってきた。油断せず慎重にタモで取り込んだ。同じ場所で同僚がついに大きめのマダイを掛ける。今度はしっかりと食い込んでいて、無事取り込む。
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この臼杵湾での釣りで、ボート購入への動きに弾みがついた。風の強い冬場は当面近場のアジ釣りくらいしかできず、それも食い渋る厳冬期を過ぎて釣れ出すのは4月のキスであろうか? それでも別府湾では結構ある小春日に、うまく休みが当たることを願って、この冬は今までより多く釣りに出られることを願っている。さっそく同僚から湾内で青物が上がっているとの知らせが入り、近日出漁予定。次回報告を乞うご期待。
HN/ゆけむりのさむらい ・記 |