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釣り場 : 大分県

Writer : 編集部

Residence : 大分市

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Pride :

OGTM大分グレトーナメントマスターズ

2017年 6月 11日 10時頃

6月11日、大潮。今年で24回目を数える「OGTM(大分グレトーナメントマスターズ)」が、米水津一体の磯で開催されました。この大会は漁や物質的な欲望よりも精神と技の釣りを楽しみ、自然環境に親しみながら環境保全にも積極的に関与できる釣り師を育てるスポーツフィッシングを目指しており、そういったことから賞品などは一切なく「大分県知事賞」、「大分合同新聞社賞」、「OAB大分朝日放送社賞」(順不同)等の名誉のみが与えられる全国的に見ても類を見ない大会です。今年はこの大会に52名の大分県を代表するトーナメンターがエントリーしてくださり、当日のキャンセルは1名もなく、参加者の熱を感じる幕開けとなりました。今回使用の渡船は米水津渡船組合様より「若戎丸」、「長伸丸」、「千代丸」、「功明丸」さんが大会に協力してくださり、各渡船13名ずつ乗船し、一回戦よりトーナメントを行いました。そして渡船1位同士で決勝戦を行うシステムです。今期の米水津の状況ですが、昨年より不釣が続いており、湧きグロは確認できるものの、釣果は当番瀬であっても厳しい状況が続いています。大会当日も本命とされた「押手周辺」の地磯エリアであっても、釣果0での早掛けや、ジャンケンで勝敗がついた磯もあるほどでした。沖黒エリアや横島エリアも同様でしたが、唯一「白子」、「小貝」エリアだけは比較的釣果に恵まれたようでした。

そんな厳しい状況の中、確実に釣果を重ね、24回大会の決勝戦にコマを進めたのは、前年度覇者の藤本祐一郎さん、前年度準優勝の上野大治さん、大津友和さん、植木啓介さんの4名。藤本さんと上野さんは前年度大会からのシード選手として3回戦からの参加でしたが、1〜2回戦の勢いづいた勝者との対戦にもかかわらず、持ち前の技術で今大会も決勝戦まで勝ち上がってきました。今大会の決勝戦のメンバーを改めてみていると、各メーカー大会で活躍中の若手選手ばかりで、正に「新時代の幕開け」という言葉がぴったりの対戦となりました。

決勝戦は4選手に沖アミ生1角、アミ半角、集魚剤1袋が支給され、全員同じ条件での対戦となります(ツケエは各自持ち込み)。決勝の舞台は米水津きっての名礁「横島3番」で、参加者全員が観戦し、決勝戦を見守ります。全員の準備が完了し、各自釣り座について、いよいよ決勝戦がスタートします。早々にクロを掛けたのは、前年度覇者の藤本さん。足元の潮の弛みから30㎝ほどの本命をキープします。4選手とも足元の潮の弛みを狙っているようでしたが、沖には「横島3番」の本命潮である上げ潮が走っているのですが、あまりその潮に魚はついていないようでした。早々に本命のクロが顔を出したので、にわかに磯の上は活気付きますが、その後は思うように釣果が出ず、各選手苦戦の様相です。

決勝戦は25分4ラウンドの計100分で決着を着けなくてはならず、効率よく本命を掛けていく必要があります。中々あとが続かない状況でしたが、3ラウンドで藤本さんが2枚目を追加。この状況では価千金の追加となりました。そして最終ラウンドとなり、上野さんが1枚を掛け、追い上げにかかりますが、そのあとが続きませんでした。結果、藤本選手が2枚1370gで史上3人目となる連覇達成の偉業を成し遂げました。そして準優勝は上野大治さん、こちらは史上初の2年連続2位。優勝、準優勝が2年連続で同一人物というのは、もちろん初めてのことでした。なかなか梅雨グロのイメージが掴みにくい試合内容でしたが、それぞれが思い思いのアプローチでクロにツケエを届けていたのが、印象的な試合でした。

今大会は梅雨前線が停滞するということで終日雨の予報でしたが、2回戦途中から雨も上がり、決勝戦は快晴の中で執り行うことができました。また一人も途中退席や怪我などもなく、最後まで大会を運営できましたことは、参加された皆さんのお陰と思っております。そして諸般の事情により、当日の運営スタッフの人数が十分でなく、参加された皆様にはご迷惑をお掛けしたこともあったかと思います。この場を借りてお詫び申し上げます。

次年度の大会は鶴見を予定しておりますので、是非とも今大会に参加された方も、一度も参加されたことのない方もご参加いただき、競技を通じた釣りで親睦を深めていただけたらと思います。皆様の参加を心よりお待ち申し上げます。

T・CLUB/溝口勝人・記

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