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釣り場 : 大分県

Writer : 編集部

Residence : 大分市

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キタマクラの避わし方

2017年 9月 12日 12時頃

今回は寒グロシーズンに備えて、クロの天敵「キタマクラ」の避わし方をご紹介します。寒グロ初旬はまだまだエサ盗りが活発に動きます。中でも厄介なのはキタマクラです。特に県南の米水津のキタマクラは数も多く、クロ釣りの守護神となっているようです。キタマクラはフグ系に属していますので、比較的低水温に強い魚です。

そのキタマクラを避わすには、まず魚(キタマクラ)の習性を把握する事が重要です。私はどんな釣り、ターゲットが変わっても、まず狙う魚の習性やエサ盗りの習性を把握する事から始めます。なぜなら習性を把握しないとエサの種類、仕掛け、狙うポイント、アプローチの仕方など、相手にベストマッチで釣ることができないと感じているからです。本命を釣るにはエサ盗りの習性を把握することも必要なのです。キタマクラの避わし方ですが、私の中で3つの避わし方を状況に合わせて使い分けています。その3つとも共通しているのは魚(キタマクラ)の習性を利用した避わし方です。

①ポイントで避わす…この方法は、まず別図のようにA・B・Cのポイントを決めます。狙い方としては、通常狙うであろう潮筋から狙います。例えばAから狙い始めたとしましょう。そして本命のクロが釣れたとします。しかし2投目にはエサが盗られるようになり、クロが思うように釣れなくなりました。キタマクラの出現です。さて、次の対応で釣果に大きく左右します。キタマクラが出るとすぐ違うポイントへ変更したくなりますが、我慢してAポイントを狙い続けます。キタマクラは最初の数匹がエサに集まると、四方八方から次々に集まる習性があります。最初は釣り場の一面に散らばっていると考えてください。例えばスズメダイやアジのように一気に集まるのではなく、少しずつ集まってくるのです。このような習性があるので、キタマクラが集まり始めてすぐにAからBへポイント変更してしまうと、BやCにいたキタマクラもまだ残っている可能性が高く、Bポイント・Cポイントを狙っても残っているキタマクラにやられてしまうのです。こうなるとA・B・C全てのポイントを潰してしまいます。この狙い方で大事なのは、一箇所に全てのキタマクラを集めることです。Aでキタマクラからエサを盗られ始めても、しつこくAを狙い続けるのです。全てのキタマクラがAに寄ったという見極めですが、しばらくAを狙ったらBにツケエだけ付けた仕掛けを投入してみます。この時注意しなければならないのは、Bへマキエを絶対入れない事です。2分ほど仕掛けを流してエサが盗られなければキタマクラがBにはいない証拠です。ここで初めてBへポイントを変更します。

Bポイントでもまた同じようにサイクルさせ、更にCへとポイントを変更して狙っていきます。ポイントとポイントの間隔ですが、だいたい20mは開けています。間隔を開ければ開けるほど、キタマクラがポイント間のマキエに到着するまでに時間が掛かることになるので、有利になります。


②仕掛けで避わす…ポイント変更でどうしても避わせない場合は、仕掛けで避わす策を取ります。仕掛けはハリとハリスを変更します。これはエサの沈下速度を抑制させる意味があります。キタマクラのようなフグ系は目立つ物を真っ先に追う習性がありますので、いかにバレないようにするかがキモになります。私の基本タックルは、1・5号ハリスに5号のグレバリを使用しています。キタマクラを避わす時にはハリスを1号、ハリは3号まで落とします。サイズダウンする際にはハリス1・5号→1・2号ではなく、1・5号→1号というように一気にダウンさせる方が良いです。


③ツケエ・マキエで避わす…これは②の方法と同様で、カモフラージュが目的です。まずはツケエですが、キレイな沖アミよりマキエの中のボロボロになった沖アミが断然有効です。キレイな沖アミはどうしても海中で目立ってしまいます。目立つエサはクロにも逆効果になります。クロは警戒心が強いので、目立つエサは食い難くなります。そのため、私は沖アミを集魚剤にまぶしたいわゆるヅケを作ります。作り方はマキエに使用する沖アミに配合する集魚剤をまぶすだけです。作り方はダイワ「マシンガングレ」、「ど遠投」を1対1で混ぜた物を完全に溶かした沖アミにまぶして、ジップロックに入れれば完成です。釣行1日前には作っておくと良いです。

次にマキエですが、私の場合は沖アミ生3角にダイワ「ど遠投/2袋」、「マシンガングレ/1袋」を配合し、1セットとしています。マキエを作る際にキタマクラが多いと想定される場合には、沖アミは一切刻まずに集魚剤と混ぜ合わせることを意識しています。これも沖アミの原型が多い方が、キタマクラへのカモフラージュができるからです。以上が私のキタマクラを避わす3つの攻略法となりますが、極力①の手段で避わすように心掛けています。キタマクラ以外にも他のどんな魚も、まずは観察して魚の習性を知る事が大事なのです。

T・CLUB 木村 真也・記

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