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釣り場 : 大分県

Writer : 編集部
Residence : 大分市
Club :
Pride :
米水津秋グロ戦線!
2017年 10月 24日 16時頃
気がつけば空が完全に明るくなってました。すぐにクロ釣りの準備に取り掛かります。今回、私が使用したマキエは、沖アミ生2角に対し、つり万「プレミアムレッドグレ」と「グレの舞」を各1袋ずつを丁寧に練り込み、遠投ができるように2セット仕上げます。仕掛けは、ソルブレ「TーPHOENIX/M/0号」半遊動を組み、ハリは幅広くタナを探れる、ハヤブサ鬼掛「速掛けグレ(中量バリ)」をチョイスしました。
足元に数ハイのマキエを打ち込んで様子を伺ってみると、続々とエサ盗り達が姿を現します。よく見てみるとエサ盗りの下にはコッパグロの姿も確認でき、15m先に仕掛けを投入して回収してみると、ツケエが綺麗に盗られています。すると隣で加塩君の竿が大きく曲がり、スムーズに取り込んだのは、30㎝程のクロでした。その後も加塩君が連発でクロを仕留めていきます。 |
私にもアタリはあるのですが、15㎝程のコッパグロばかりです。サイズアップを狙って20m程遠投してみます。ゆっくり仕掛けが馴染むと同時にウキがゆっくり引き込まれていきました。すかさずアワセを入れると、今までよりも手応えある重量感が手元に伝わり、ゆっくり慎重に取り込んだのは、35㎝程のクロでした。同じパターンで仕掛けを打ち返してみると、30㎝級のクロがポツポツとヒットします。どうやら遠投した方が型が一回り大きくなるようです。
下げ潮に変わるとさっきまでの状況が嘘の様になり、魚の反応が悪くなってしまいました。先ほどまで沢山いたエサ盗り達も姿を消してしまいます。深く探ってみると、バリやサンノジがたまにアタって来る程度でした。これに耐えて仕掛けを打ち返していると、ゆっくり底潮が動き始めます。これはチャンスと思い、仕掛けを投入すると2ヒロ半くらいの所でウキにアタリが出ました。しかし、アワセを入れても素バリでした。同じポイントを流してみると、またアタリが出ます。再びアワセを入れると、重量感が伝わってきますが、ヤリトリの最中でハリ外れとなってしまいました。 魚の活性が低く、上手くハリに掛からないと判断し、ハリを自重が軽く自然な感じでツケエを落とせる鬼掛「極軽グレ/4号」に替えると、これが功を奏し、先ほどまでのハリ外れや素バリが減り、コンスタントにクロを釣り上げる事ができました。やはりクロ釣りは、わずかな仕掛けを替えるだけで大きく釣果の差が出ると、身に染みて感じました。米水津の磯は、これから最盛期を迎えます。皆様も是非行かれてみてはいかがでしょうか? チーム鬼掛大分支部/小原雄・記 |