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釣り場 : 大分県

Writer : 編集部

Residence : 大分市

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25th O.G.T.M.大分グレトーナメントマスターズ in 鶴見

2018年 1月 1日 0時頃

7月1日、中潮。「大分県ナンバーワンのクロ釣り師を決定しよう!」をスローガンに、今年で25回目を迎えた大分グレトーナメントマスターズ(OGTM)。速いもので四半世紀続く大会。25年前は、まだクロ釣りのトーナメント創世期とあり、大会のルールも曖昧なものが多かった。そのような中、主催者であるT・CLUBが目指したトーナメント・ルールが、いろいろな大会の指針になっていることは間違いない。またこのトーナメントで活躍することで、メーカー主催のビッグトーナメントで上位に食い込むようになった選手も出ているだけに、歴史や実績ともに大分県になくてはならない大会の一つであると言える。その記念すべき25回には、大分県下のクロ釣り師26名が参加し、それぞれの釣技を競い合った。

大会規定は、25㎝以上のクロ5枚の総重量を競い合うといったもの。ちなみに、このOGTMで5枚規定や釣り上げたクロは活かしておき、検量後にリリースするなどを積極的にルールに盛り込んだことで、現在のメーカー大会にも盛り込まれていった経緯がある。連続した台風のウネリが取れ始めたとはいえ、強風が吹くタブコンディションの中、栄えある記念大会の優勝を目指して、各選手とも鶴見湾内の各磯へ分かれる。

1回戦目、宇土の地には、WFGのV3を達成した木村と吉田(幸)が上礁。試合開始とともに、キンギョがいたるところにいる様子がわかった木村は、マキエワークで避わしながら沖の浅ダナで良型グロを仕留める。クロの活性はよく、1〜1・5ヒロのタナでアタリがある模様。負けじと吉田(幸)も、コンスタントに良型グロを釣り上げる堂々の釣り。終わってみれば、互いに5枚で4kg台の好釣果。約500gの差をつけ、吉田(幸)が2回戦へ駒を進める。

一方、25回全てに出場している大浜と、本誌でもお馴染みの有田は、1回戦で敗退と大番狂わせ。その中、T・CLUBリーダーである池永は堂々の2回戦へ。また、久保平に圧勝した吉田(敏)や、牧、大津などが2回戦へ駒を進め、波乱含みの大会となった。これも全て、強風のためマキエや仕掛けがなかなかコントロールできないタフコンデションが影響したようだ。

1回戦、エサ盗りとしてキンギョ、スズメダイ、コッパグロ、ゼンゴなどが釣れたが、これも釣り場によってムラがあり、キンギョが多い釣り場もあれば、コッパの大群となった釣り場もある。マキエワークでエサ盗りとクロを分離したいが、強風が邪魔をする。2回戦では、この状況をしっかり頭の中に入れて、どこで(タイミングやポイント)クロを食わせるかを的確にイメージできた選手に分があったようだ。

一番面白かった試合は、「速見丸パート」の大津、染矢(満)、藤本の対戦だろう。ディフェンディングチャンピオンの藤本は、シードで2回戦から参戦。そこにいつも上位に食い込む大津と、もはやベテランとなった染矢(満)。相変わらずに爆風で、クロのタナまでツケエを届けることができた大津と染矢(満)のシーソーゲームとなり、辛くも大津が45㎝の大型グロを手中に収め、決勝へと駒を進めた。決勝戦は、この大津と池永、宮本、そしてもはや常連組の植木の4人での対戦。場所は白崎1番である。試合開始からぞれぞれ遠投で釣り始める。潮は左から右、風はその逆である。マキエとキャスティングの精度が問われる状況となり、なかなかおもうようにマキエの中にツケエをあわせることができない。特に遠投すればするほど難しくなる状況に、4名ともにエサ盗りに翻弄される状況が続く。特にコッパグロが選手たちを苦しめる展開となり、キープサイズのクロを釣り分けることも至難となった。

そのような中、風が息する中、どうにかマキエとツケエを合わせることに成功した大津。案の定、大津の仕掛けがスーッと海中へ消える。すかさずアワセて良型を取り込んだ大津。これが決定打となり、記念大会である25回OGTMの優勝者となった。

「4位、3位と順位を上げていたので、次は2位かと思っていたら優勝でした! ありがとうございます!」と笑顔でコメントする大津。タフコンディションの大会となっただけに、喜びも大きかったようだ。(文中敬称略)

主催:T・CLUB 後援:大分県・大分合同新聞社・佐伯市鶴見渡船組合/OAB 大分朝日放送・大分県下各釣具店

筆者のタックル

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