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釣り場 : 大分県

Writer : 編集部

Residence : 大分市

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県南で良型メバリングを楽しもう!

2019年 1月 11日 21時頃

1月11日、中潮。昨年年末より、頻繁に四浦周りの地磯に入っては、良型メバルを懸命に追ってはいるものの、なかなか本命の魚影は確認できず。最後に良型のメバルを見たのは、昨年11月末頃。217号線沿いの津久見イルカ島の案内看板を過ぎて、程なく走ると見えてくる風無港で、たった1日だけ爆発的に釣れた何とも腑に落ちない1件のみという状況。

良型のメバルと聞いて思い浮かぶサイズは人によって様々あるが、当方としては、やはり25cm以上がボーダーラインとなってくるイメージで、メバリングを専門に行うアングラーなら更にあわよくば尺サイズも狙って行くというスタンスが一つの流れとしてあるようだ。基本的に25cmを超えるようなメバルが防波堤から釣れるのは、かなり稀なケース。やはり本格的に狙うとなれば、基本は藻場の交じる岩礁帯、またはゴロタのサーフなど冬場産卵に絡むポイントがメインになるだろう。

さて、ここで軽くメバルの知識に触れておきたい。メバルにはいくつか種類があるのはご存じだろうか。普段メバルを専門に狙っていない方でも、固体や釣り場によって色が違うなぁと感じた経験を持つ釣人は多いはず。防波堤では定番のシロメバルを始め、テトラ帯が交じるエリアに多いアカメバル。そして、回遊性が他のメバルよりも高くより多くのエサを食べるため、大きくなりやすいという特徴もあるクロメバル、通称ブルーバックと言われる種。現在ではアカメバルやクロメバルなどと区別して呼ぶ地域も増えつつあるが、2008年頃までこの3種は同じ種類と認識されており、DNAがそれぞれ違う事はここ最近分かったもの。メバリングの釣り方やタックルの進化、知識の普及と共に、メバル自体の関心も徐々に上がりつつあるようだ。

話を戻すが、尺上サイズを狙おうとすると、このクロメバル。ブルーバックとは切っても切れない関係性にある。原則、根魚に分類される魚種は大きく移動する事が少なく、釣り人が出入りするポイントは、釣れば釣るほどスレていく傾向にある。特に近年、釣り方や釣り物も多様化が進み、藻場や磯場など人の入れるエリアには必ずと行って良いほど人が入っている。しかし、そんな状況だからこそ、そこに回遊性が強いブルーバックの需要があるのではと考える事もできる。一定の条件下で沖からエサを求め回遊するメバルには、ルアーや人を意識している個体は少ない。それは青物やアジなどと同じように、人のプレッシャーが絶えず高いエリアでも必ずチャンスがあると言うこと。そしてこのブルーバックが回遊するルートが数あるポイントが、大分県で言うところの県南。特に四浦半島周辺、と言う話に繋がってくる訳だ。

四浦半島周辺の地磯には必ずと言っていいほど、付近に藻場やゴロタ場が有り回遊ルートが幅広い。しかも、日中は目視で釣り場環境を確認できる場所がほとんどで、位置取りがしやすい点も県南エリアの魅力だと感じている。今回はそんな県南のメバル事情を1月11日現在の状況をもって伝えていきたい。

ポイントに足を運んだのは、21時を廻った所。中潮満潮を狙ってドンピシャで到着。水深の浅いエリアに関しては、満潮付近がやはりルアーを引いてくる上ではやりやすい。とはいっても四浦半島周辺は干潮でも水深が十分にある様な理想のポイントは案外少なく、下見をしないでポイント巡りや開拓をするならば、より一層満潮が間違いない。さて、早速ルアーを投げて数投でアジがヒット。割と遠目で掛かっていたため、今度は足元にワームを流すと更に追加でアジがヒット。

アジの魚影が濃い所を見ると、まだまだ時期的には海水温が高い事を意味している。そんなアジ達と戯れる事2時間。相変わらず上のタナも下のタナも一定層を引くとアジ絨毯状態。一向にメバルは姿を見せず、皮肉にもアジのサイズは上々で、むしろこういう時に限って普段より良いサイズが釣れ続くのだから、悲しい事この上ない。そんな中、アジがスレ始めアタリが少なくなった矢先に、何やらアジとは明らかに異なる引きが。アワセを入れると、途端に藻場めがけて激走。魚を何とか止めると、どうせアジしか釣れないと高を括って緩めにしたドラグを、再度あたふたしながら締め直しヤリトリ。幾分情けないヤリトリの末、上がってきたのは待望の良型メバル、27cm。

惜しくも尺越えならずと言ったとこではあるが、時期的に若干早い事も加味すれば、上出来と言ったところで折り合いをつけてみる。使用したルアーはヤリエの「アジ爆ワーム」。ワームのチョイスが良かったのか、上顎の良い所にグサリ。今回の釣行では特にメバルのエサとなる小魚やアミなどの姿を確認出来なかったため、ルアーの形やカラー選択等に深い意味は無いが、極寒の中気分だけでも温かくありたいと言う気持ちを込めて、季節は真反対だがスイカカラーを選んでみた。

その後、ほぼ間隔を空ける事なく投げてみたものの、結局最後の最後までアジの猛攻を受けることとなった。今回の釣行を振り返ると「正直まだ時期的に早いのかも」と言うのが本音。例年通りいけば、この1月というシーズン中に1匹は尺越えサイズをキャッチできるだろうと高を括っていたが、終わってみれば全然何とかならなかったのも、また事実。因みに私の友人は同時期に佐賀関の磯場で尺越えを上げていたので、諦めずにポイントを回れば釣れる事も確かな様。

これから更に寒くなり、2月中旬にはメバルの産卵期が本格化する。冬は大物釣りの季節とされる。釣れる・釣れないに限らず、大物を夢見て釣り場に立つのはワクワクドキドキの連続。この冬はロマンを追って釣りに出かけてみるのは如何でしょうか。

Text&Photoby伊水衣鳴

筆者のタックル

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