TOP ≫ 磯TOP ≫ 釣行記事

釣り場 : 大分県

Writer : 編集部

Residence : 大分市

Club :

Pride :

厳寒期のクロ釣りをご紹介!

2019年 2月 20日 14時頃

皆さんこんにちは!今月のT・CLUB通信を担当させて頂く藤本です。

段々と水温も下がり始め、クロの食い渋りが始まる季節ということで、中々エサを盗られない、盗られたとしても食ってくるタナが安定しない…、そんな厳寒期のクロ釣りに関して、私なりの釣り方を紹介していきたいと思います。

まずステップ①として、エサに関して紹介していきます。私がマキエで意識していることは比重のバランスです。この時期のクロは、水温の変動によりマキエを捕食するタナがコロコロと変わってしまいます。そのため、水深は2ヒロから竿2本程度を意識したパン粉系の軽い集魚剤からムギやペレットなどの粒が多い集魚剤を満遍なく配合するように心掛けています。また、粒の多い集魚剤を配合することで、低水温に強く大分県で多く見られるキタマクラやカワハギなどのハギ系のエサ盗り対策としても有効となります。

私の場合は1日釣りをする場合のレシピとして、沖アミ生を半分ほどざっくりと刻み、残りの半分は原形の状態を4角に、集魚剤はマルキユーの「グレパワーV9」、「超遠投グレ」などの遠投が効くベースエサに「爆寄せグレ」や「グレパワースペシャル」、「遠投ふかせスペシャル」などの粒が多いものを配合し、沖アミ生4角に対して4袋の集魚剤、それにパン粉を1〜2㎏ほど追加して丁寧に混ぜ合わせて行きます。

また、ツケエに関しては、「くわせオキアミスペシャル」や「くわせオキアミスーパーハード」などの少し重めの加工エサに、マキエから取った沖アミ生に集魚剤をまぶし、軽く水分を飛ばした軽めのツケエの2種類を準備して、流れの速さや狙う水深によって使い分けるようにしています。

次にステップ②として、私がこの時期によく使う仕掛けに関してです。竿は1〜1・25号クラスに、道糸はフロート系の1・5号、ハリスは柔らかい1・25〜1・5号を7〜10m程結び、ハリスの中にウキを通します。ウキですが、まずは釣研の「エイジアマスターピース/01」を使用し、ウキ止めを付けてウキでアタリを取りながら竿1本前後までを探るイメージで開始します。そこでツケエを盗られない場合や、竿1本以上を探りたい場合は「エイジアマスターピース」の02〜03を使用し、ウキを沈めて広いタナを探りながら釣ります。また、強風や遠投したい場合は、「スーパーエキスパートグレUE/0c」を使用し状況に合わせて仕掛けを変更していきます。

最後に釣り方に関してです。私が最も意識するところは、クロがどのタナでエサを捕食しているのかを把握することです。低水温時にはクロも動きにくく、あまり広範囲に動き回らないため、仕掛けのタナが合ってないとツケエが全く盗られなかったり、小さなアタリやアタリそのものが無く、盗られたりしてしまうことが良くあります。そのため、釣り始めは軽い仕掛けで探り、馴染めばじわっと沈む程度の浮力の「エイジアマスターピース01」で、なるべくウキでアタリを取るように意識して、竿1本前後まで探ります。そこでツケエが盗られれば、からまん棒でタナを調整し、アタリが出るタナを見つけます。ツケエが盗られなければ、ウキを「スーパーエキスパートグレUE/0c」や「エイジアマスターピース/02〜03」でマキエの沈下に合わせて沈めて釣るように調整します。

ここで、アタリが出ずにツケエが盗られる場合は、馴染ませ方を少し工夫をします。ウキが見える状態でアタリが無く、ツケエが盗られる場合は、タナを少しずつ浅くしていき対応しますが、沈めている場合は、定期的に「張り」を入れて、仕掛けがどのタナを漂っているのか、どこを流れているのかを把握してします。また同時に沈む速度を止めてやることで、クロに食う間を作ってやり、遊泳層の狭いクロの小さなアタリを少しでも取りやすくしています。これらの方法でクロがツケエを盗っているタナを探し、アタリを取っていきます。

また、どうしてもエサが盗られない場合は、思い切ってガン玉を追加し、沈めるのもありかもしれません。なぜなら、クロが全く釣れない状況で諦めて、マダイやチヌを狙おうとガン玉を追加した仕掛けに、クロが飛びついて来た経験が多々あるためです。これは、水温が下がった時に良くある、マキエ先端のムギやペレットなどの沈下速度の速いエサのみを捕食していたクロにタイミングが合ったためだと考えます。

これでもクロが釣れない場合は、徹底的に際や瀬の周りなどのクロの住処の近くを狙うようにしています。このような方法で私は厳寒期のクロ釣りを楽しんでいます。まだまだ様々な方法があるかと思いますが、今回はここまでが私の釣り方紹介とさせて頂きます。これからの時期、釣れない時こそ少しの仕掛けの変化や釣り方の工夫が、釣果のキーポイントになってくると思います。厳寒期は気温も寒く、釣果も寂しい場合がありますが、脂の乗った美味しい魚や大型のクロが釣れる可能性の高い時期でもあります。皆さんも思い出に残る1尾を求めて、釣りに出かけてみてはいかがでしょうか!

T・CLUB/藤本 祐一郎・記

筆者のタックル

つり太郎WEB内を検索

バーコード