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釣り場 : 大分県

Writer : 編集部

Residence : 大分市

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ライトゲームの楽しみ方

2020年 9月 30日 15時頃

筆者が本記事を書いているのは、9月30日のこと。皆様のお手元に届くまでには10月をまわっている頃だろう。10月と言えば、皆様は何を思い浮かべるだろうか。運動会やハロウィン。魚釣りで言えば、タチウオやカワハギが大きくなってくる時期だ。

かく言う私はと言えば、毎年10月末は悲しみに暮れているのである。そう、ほとんどの渓流では「禁漁」が始まるからだ。筆者同様、禁漁期間中はヤル事が無く退屈だ。そんな方も多いはず。そう言った声にお応えして、今回は普段渓流で使う淡水ルアーを海に転用してお得に!楽しく魚を釣ろう!というコンセプトのもと、話を進めていこう。まず向かったのは杵築市八坂川の河口。いつもはバイブレーションやトップで狙う魚種を、ここではあえてスプーンで狙ってみる。1gから3g前後のスプーンをお好みでセットする。渓流で濁りに強いカラーは海でも同様に魚から見えやすい為、雨上がり等のチニングでも積極的に使っていきたい。

早速、釣りに移る訳だが、ここでワンポイント。比較的軽量なスプーンを使用する場合、通常の海で使用されるルアーよりフックが暴れ易く、チヌの様に口の小さい魚には多少不向きである。フックにはアシストフックを使用すると、格段にヒット率を上げる事ができる。アシストフックの大きさにより泳ぎが多少変化するので、アクションを確認しながらフックサイズを選ぶと良いだろう。

また、近年アジ用スプーン等海水専用のスプーンも販売されているが、この方法であれば専用品を買わずとも、ある程度安価で代用する事ができる。ナイトゲームでもスプーンは非常に有効。フグ等の餌取りを交わして、スロープ周りの小魚と遊ぶ。と言ったジグヘッドの様な事も出来る。

さて、話を戻そう。スプーンの構造上、極端に水深の深いエリアや流れが複雑に絡んだ場所は巻き上がってしまうため、少し苦手だ。チニングの場合、水深の浅いエリアをボトムから極力離さない様に意識して攻めると良いだろう。甲殻類が砂を巻き上げ逃げる姿をイミテートして、砂煙を引きながらリトリーブするイメージだ。この日はお決まりの小型キビレパターン。同サイズのキビレが沸いているポイントを発見したので、しばらく遊んでもらう事とする。スプーンと遠浅な干潟は相性バッチリだ。是非とも色々なやり方を試して皆様も楽しんでいただきたい。

さて、次に渓流を代表するルアーといえばミノーだろう。シンキング系のミノーであれば、海の浮力にもある程度対応して、姿勢を保ったままゆっくりと沈んでくれるルアーが多い。釣具店さんに出向いた際に、ふとライトゲームコーナーを見て「あれ?これは同メーカーの渓流ミノーと殆ど同じ形ではないか?」と思った経験がある人も多いのではないだろうか。そう、海用にウェイトを調整されているとは言え、平打ちでアピール力に優れた渓流ベースのミノーはとにかく釣れるのだ。

コツはとにかくゆっくりアクションすること。既定のタナまで沈めたら、通常渓流で行うハイピッチ動作の2分の1、又は3分の1程度までアクション頻度を下げると丁度良い。遊べる対象魚は幅広くメッキやカマス、フッコやセイゴと遊ぶ際にも活用できる。大分県内で特に有効なのは県南。津久見から上浦、蒲江本面の水温が暖かい地域がオススメ。カマスやメッキは早朝、夕暮れ時等薄暗い時間帯に群れが回ってくる場合が多いので、時間帯と潮を意識して動くように心がけたい。

また、この他にもクランクベイトならフロントフックを外し、スプーン同様リアフックに極小アシストフックをつければハゼクランクやマゴチ釣り、チニングにも利用できる。筆者も時折、淡水専用のクランクベイトを流用して、大在青崎付近の汽水域でハゼ釣りを楽しんでいる。補足ではあるが、市内のハゼ釣りは水温が落ちて来た今がシーズン終盤。徐々に深場に落ちつつあるので、ハゼ釣りを楽しみたいアングラーは早々に取り掛かる必要があるだろう。

さて、今回は淡水ルアーを使ったソルトライトゲームをご紹介させて頂いた。紹介しきれなかったルアーの中でもスピナー等、まだまだ有効活用できるルアーや釣り方があるはずだ。各それぞれで工夫して色々チャレンジしてみれば、より楽しみ易く釣りの幅が今よりぐっと広がると考える。

最後に淡水用ルアーをソルトルアーに流用する際に気をつける注意点を確認しておきたい。まず、スナップやリングは通常よりも錆び易い場合があるため、使用後は真水でよく洗う事がマスト。また、フックについても同様で錆び易くトラウトに特化した形状をしているため「フッキングが悪い」、「普段よりバラシが多い」など問題があった際には、ライトソルト用のフックを別途用意して利用して頂きたい。

渓流ルアーは1〜5g程度が主流なのでロッドはライトゲーム用、もしくは渓流でお使いのロッドを持ち込んでみるのもありだろう(ガイドの錆びに注意)。さて、今夜もタックルボックスに渓流ルアーを詰め込んで海に繰り出すとしよう。そして、また新たな発見があれば、随時皆様にお伝えする事としたい。

Text&Photoby 伊水衣鳴・記

筆者のタックル

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