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釣り場 : 大分県

Writer : 編集部
Residence : 大分市
Club :
Pride :
泳がせのモイカ釣り
2020年 12月 28日 17時頃
準備が終わり、まだ日が暮れていませんが、私は早めの竿出しです。智洋は青物、そしてエギングでモイカ狙いです。陽も暮れ、私はアタリがないまま、智洋も青物・モイカはヒットせず、泳がせを始めます。すると、智洋がまさかの1投目にして、早くもウキがアタリを捉えます。ピコピコとウキが上下して、それから海中へゆらゆら斜めへと入っていき、加速をつけます。十分間合いをとって、大きくアワセが入ります。竿にずっしりと乗り、力強いモイカの引きがぐいぐいと竿を絞り込みます。そして徐々に寄せてきて、月夜の明かりで良型の姿が確認できます。ライトを照らし無事タモ入れ成功です。幸先良く1・2㎏の良型です。
続いてのアタリも智洋で、気持ち良いほど明確なアタリ!これもアワセが決まり、竿が大きく曲がります。これもキロオーバーの良型で、本人はもちろん、私も驚いています。そして、ようやく私の番です。綺麗なアタリを捉え、アワセのタイミングを図りフッキングに成功です。モイカの重みが伝わり、引きを十分楽しみ取り込んだのは、これもキロオーバーです。今日は良型揃いで、数釣りの期待が持てそうです。次は智洋で、ウキは沈むことなく、横向きに速い動きで移動しています。本人はアタリとは気付いていないようなので、アワセを入れるように言い、見事にアワセが決まります。少しサイズダウンの800gです。続いて私にヒットしたのは、アタリが無いので回収しようとした時に重みが伝わり、アワセを入れて600gをゲットです。モイカが浮いてきているようで、タナを浅くして狙います。 |
その後、2人とも飽きない程度にアタリを捉え、600g〜キロオーバーが釣れ、楽しませてくれます。深夜0時を回ったころから、アタリが急に途絶え、ポイント・タナを変えたりするも反応がなくなります。止めようかと言ってると、私のウキが明確なアタリを捉え、アワセも決まり、フッキングします。重量感たっぷりで何度も竿を絞り込む力強い引きです。エギングとはまた違った何とも言えない引きが、病みつきになりそうです。慎重に寄せて無事タモに収まったのは、本日最大の1・5㎏です。
2人とも1パイずつ釣ってから、またアタリがなくなって来たので寝袋に入り、早朝にかけることにします。朝5時過ぎに起き、竿を出します。すぐに私にアタリがあり、キロオーバーがヒットです。しばらくして、智洋も同サイズが釣れます。そして夜明け前に私が800gを釣ったのを最後にアタリが無くなり、モイカの釣り収めは終了しました。 |
釣果は600g〜1・5㎏までを合計21パイ!そのうちキロオーバーは驚きの12ハイと、正月はモイカ三昧でした。良型交じりで数も釣れ、力強い引き、そして色んなアタリもあり、十分堪能し、親子共々最高の2020年の締めくくりができました。皆さんもモイカの泳がせ釣りを楽しんでみてはどうですか?
豊後高田市在住/成重洋一・記 |