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釣り場 : 大分県

Writer : 編集部

Residence : 大分市

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米水津で寒グロ狙い攻略の鍵は半遊動

2021年 1月 31日 12時頃

1月31日、中潮。年明けからの寒波の影響で「クロの活性が鈍くなった」との話が多くなりましたが、例年よりは水温が高めであり、少し遅れているような感じがしており、個人的にはこれからが面白いシーズンだと感じています。そのような中、高橋さんと一緒に米水津へ釣行しました。前もって書きますが、今回はかなり厳しかったです。

米水津の竹ノ浦から「政進丸」に乗り込み、上がったのは湾内の磯。上礁時は上げ潮だったので、まずはキザクラ「Vダッシュ」を使っての全層釣法。潮がフラフラしていたため、いつの間にか私のツケエが深ダナまで届き、いきなり体長49・5cmのチヌが飛び出します。幸先はいい感じです。また、隣で竿出しする高橋さんも35cm級のクロをゲットするなど、まずまずだったのですが…。その後が全然さっぱりです。午前10時頃までは上げ潮が残っていたので、ぼつぼつアタリがあったのですが、下げ潮に変わった途端、急激な水温低下とともに、全くアタリが出なくなりました。ここからが勝負です。

以前の本誌でも書かせていただきましたが、今年は半遊動が有効の年だと個人的には思っているので、ウキを「Vダッシュ」から「コレッサ/2B」に変更。半遊動仕掛けで、3〜3・5ヒロの間を重点的に狙う作戦に切り替えます。潮はフラフラし、3ピロ前後でツケエが盗られることがありますが、これはおそらくチャリコやイワシなどです。また、4ヒロまで深く入れると、明確なアタリがでますが、ほぼバリかカンダイです。つまりその間がクロのタナとなります。

またこの時期は、上からゆっくりと沈下するツケエにしか反応しないことも多いため、ウキに通した中ハリスを長めに取りウキ止めを入れ、浮力用のガン玉のみ、ハリスはノーガンでゆっくり落としながら攻めます。これが功を奏したのか、ぼつぼつとアタリを捉えることができました。ただ、明確なアタリではありません(泣)。「チョン!」と来た後、音沙汰がなくなるので、軽く誘いを入れて食い込ませるといった動作が必要でした。かなり厳しい状況です。そこが面白いのですが…。また、釣れるポイントも全てバラバラ。潮の具合などを見て、「ここにいるのでは?」といったポイントを拾い釣りするような感じです。同じポイントで連チャンすることはなかったので、一つひとつのポイントを丁寧に探っていく必要がありました。かなり神経を使う釣りでした。全遊動釣法だと、どうしても釣れるタナをツケエが通過してしまいます。そうすると、クロとの接点が短時間になり、アピール力も少なくなります。おまけにクロの下にはバリがお待ちかねなので、できれば4ヒロ以上は仕掛けを入れたくないのです。ここで、達人であればテンションんをかけ、仕掛けを抜き差ししてタナをキープするのでしょうが、私にはそのような腕はありません(泣)。

また、クロを連続ヒットさせることも考慮すると、確実にタナをキープできる半遊動釣法の方がメリットがあります。そして、その半遊動釣法を活かすためには「ディアG」や「コレッサ」などの下膨れの円錐ウキがオススメです。

使用したハリですが、最初はキザクラの「全層激掛グレ/5号」を使っていましたが、最終的には4号まで落とし、ツケエも大きくしたり、頭を取るなどして工夫しないとなかなか食い込んでくれない状況でした。一投毎にいろいろ考え、工夫することが求められる釣りとなってきたようです。皆さんも「寒グロは難しい」と考えず、厳しい状況を楽しみながらクロを狙ってみませんか?

最後に、本誌を通していろいろな方に出会うことができ、感謝しています。本当にありがとうございました。

クラブキザクラ大分・リーダー/真ぐれ会大分支部・支部長/吉田敏光・記

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