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釣り場 : 大分県

Writer : 編集部
Residence : 大分市
Club :
Pride :
今回も強風を逆に利用してドリフトさせる
2021年 2月 8日 14時頃
このポイントは、自分の背に常夜灯があり、1mくらいの高さの波避けがあります。その波避けで明暗部が手前にあるポイントです。ボトムは、海藻と敷石があるポイントとなります(左ページイラスト参照)。ここは、常夜灯下にアジがよく付いており、そのアジを狙うことにします。いつもの通り、リグはジグヘッド単体で臨みます。ジグヘッドは1・5gで、ワームは2インチをセット。数投しますが、ショートバイトがあるものの、なかなかフッキングまで至りません。でも、フォール中にアタリがあったりするので、活性が高いのは分かりました。
風が少し強くやり難さを感じていましたが、前回の記事にも書いた、あえて風を利用したドリフトメソッドを使います。風上の方にキャストし、スラッグ(糸のたるみのこと)ができた分をリトリーブし、表層から中層付近をフワフワさせるイメージです。時折、ライズしているのが目視できます。ショートバイトしていた付近に上手くドリフトできたので、「これは入ったなぁ、来そうだな」と、思っていると、案の定バイトしてきました。即フッキングをします!すんなり巻けてくるのでサイズは「イマイチかなぁ?」って思いながら上げてみると、15cmぐらいのいわゆる、ゼンゴが釣れました。小さいので、写真を撮ってすぐにリリースし、再度狙っていきます。 |
先程と同じメソッド、同じ付近でバタバタと5匹程度釣れました。寒さで手がかじかんできており、指先が曲がらなくなってきました。感覚もなくなったきましたが、頑張ってキャストを繰り返します。すぐフォール中にアタって来ること(先程釣ったアジの口のアップの写真を見てもらったら分かると思いますが)、ジグヘッドを丸呑みしていることで、活性の高さが伺えます。そうなると、止めれませんよね(笑)。それが釣り人の性ってやつでしょうか(笑)。
フォール中のアタリを取って、フッキングまで持ち込んでみたり、リトリーブで釣れたり、風を利用したドリフトで釣れたりと、バタバタトータル、11匹ほど釣れました。抜き上げの寸前で落ちていったのが、5匹位はいました。釣れるから、楽しいので思わず寒さを忘れていましたが、さすがに限界が来たので、帰ることにしました。アタリも多く、非常に楽しい釣行となりました。 最後に、今月末で週刊つり太郎は休刊となります。ということで、私はこの号でお別れとなります。6年間ずっと、月に1回の原稿を書いてきました。読書が苦手な自分が文を書く。編集部の方には、かなり迷惑をかけたのではと思います。でも、思っていた以上に釣りの文章を書くのは楽しく、そして勉強になりました。何事も経験ですね。本当に良い経験をさせてもらったと感じています。 |
原稿を書くことは無くなりますが、これからも自分は釣りを続けて今回も強風を逆に利用してドリフトさせるいきます。釣り場でもし見かけた際は、ぜひ声をかけてくださいね。こんな状況下でありますが、コロナに感染しないように、皆さんが釣りを楽しめることを祈っております。もちろん私も感染しないように気をつけます。それでは皆さん、今までありがとうございました!
戸河 光太・記 |