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釣り場 : 大分県

Writer : 編集部

Residence : 大分市

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第7回山国川鮎釣り大会

2010年 6月 13日 14時頃

第7回山国川鮎釣り大会が、開催された。6月10日に解禁されたばかりの山国川のアユ釣りだが、その釣況は芳しくないとの声が多く、しかも前夜からの雨と濁りによりかなり厳しい予選会になると予想されたが、午前11時の検量では30尾を頭に、20尾以上を釣った選手が7名もいて大会関係者を驚かせた。予選会から参加した大会ゲストの小倉吉弘、高橋祐次両名人もしっかりと決勝戦への進出を決めたのだった。

午後0時、16名の選手が一斉に川へ入る。2番くじを引いた高橋は、大会会場前の瀬肩に入る。くじ番号が最後であった小倉だが、高橋のすぐ横で後ろ向きに竿を入れる。トップトーナメンターの両選手は、竿を伸ばしてからの囮の投入が他の選手よりも断然早い。スロープ下の岩盤に囮を流した小倉はすぐにアユを掛け、その直後に高橋も掛ける。囮が入れ替わり、手返しのスピードが増すと思いきや、しばらくアタリが止まる。しかし、高橋の20m程下で、左岸向きに竿出ししている財津にはコンスタントにアタリ続ける。しかし、ライントラブルが多く、アユを泳がせる時間が自ずと短くなるのが気になる…。財津のトラブルを尻目に、高橋が徐々に手返しが早くなる。柔らかい竿さばきで、足元からゆっくり囮を送り出す。岩陰に囮が入ると、ゴンと野アユが竿に乗る。財津との追いつ追われつのシーソーゲームに、オーディエンスも酔いしれる…。しかし、そんな熱戦を尻目に会場前の橋の下流で、馬場がひっそりと入れ掛かりさせていた!

「くじ番号は低かったですが、橋のすぐ下が空いていたので入りました。この周辺では最もアユの多いポイントですが、大会時はそれを知っている釣り人が密集する傾向があります。今回は運良くみんなが上流に行っていたのが、よかったですね。使用バリはオーナーばりの『一角ライト』。流れがあるので重たいハリも考えましたが、今年はずっとこのハリを愛用しています。友人の勧めでしたが、掛かりがよいのと、軽いせいか囮の泳ぎもよいと感じます」(馬場選手)。瀬の中に囮を入れ込み、大きな岩裏を集中して狙う。水深が股付近までで流れが強いせいか、ここに着いているアユは追い気が強く、真っ金金に光り輝いていた。点在する岩々に囮を引きながら、次々にアユを掛け、馬場は20尾の釣果を上げ、優勝を決めたのだった。

悪天候であったが、それによる増水が昨日までの渇水気味の山国川に恩恵をもたらしたのかもしれない。山国川のアユ釣りは、始まったばかりです。県北の清流釣りを、楽しみませんか?最後に、大会参加選手、役員の皆様、お疲れ様でした。(文中敬称略)




小倉:みなさん。お疲れ様でした。今日は非常に寒い一日で、九州の6 月とはいえ、ウェダーが必要でしたね。ところで祐次は、予選どこに入ったん?
高橋:昨日、下見をした場所の上です。アユの掛かりが悪く、難しい釣りでした。小倉さんは、28 尾も掛けて、2位通過だったじゃないですか?
小倉:「パチンコ屋の下」に案内されたんやけど、水が増えて濁りが入っとるし、こりゃあかなわんわいと思っていたら、後ろでゴーンと掛けてました。それならと思って泳がせたら、すぐに掛かって
これなら行けると思うとったよ。
高橋:山国川は、アユがよく育っているが追いの悪い印象がありますね。まだ、縄張りを持つ程、活性化していないのでしょうね。
小倉:決勝戦では、橋の上流の瀬肩に並んで入ったが、わしが掛けてすぐに祐次が掛けたなあ。
高橋:そうそう、小倉さんがすぐに掛けて、ええなあと思っていたら、すぐにゴンと来ました。
小倉:それがその後。反応が全く無くなり、上へ移動(橋と沈下橋の中間)。アユがちらちら見えたけど、そこで掛かったのは2 尾だけ。しかし、アユの掛かりが悪かったが、決勝戦はどれくらいバラシたん?
高橋:5 つぐらいですかね。追いが悪いし、掛かったと思っても水中でバレたり。
小倉:ワシらが普段行く所は、「1、2 でゴン」で掛かるんやけど、「1、2、3…、」でもうアカンかなと思っていたら、ゴンと掛かることが多かった。
高橋:昨日までは浅場がいいのかなと思っていましたが、それよりも、気持ち深めで掛かることが多かったです。群れアユも、縄張りを持ったアユのいずれもそのような傾向がありました。
小倉:去年もこの大会にご招待頂きましたが、決勝戦で竿を出すのは初めて。上から見る川と、実際に入って見る川は違いましたね、来年ももし出れれば、今度は決勝戦の会場をしっかりと下見したい
ですね。
高橋:釣り場の特色は、実際に竿を出さないと分からないことが多いですしね。ところで私は、九州は今回で2 回目です。九州と言えば、大アユ釣りのイメージで、ガンガン引いて釣るイメージが強かったのですが、意外にチャラチャラした瀬が多く、場所によってはほとんどの方が竿を立てて、きれいに囮を泳がせていました。私一人だけ、竿を寝かして引き釣りしていた所もありましたよ。

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