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釣り場 : 愛媛県

Writer : 編集部

Residence : 大分市

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ダイワグレマスターズ2010 in 日振島

2011年 5月 17日 11時頃

5月17日、大潮。「ダイワグレマスターズ2010」の決勝戦は「日振り13番」で、前年優勝の濱田克彦と強豪揃いの3ブロック(ダイワグレマスターズ3連覇の田中貴、前年度3位の阿部幸宏)を勝ち抜いた江藤義紀が対戦。午前9時30分に対戦開始のホイッスルが磯上で響き渡った。前半戦=右の釣り座に濱田、左に江藤。江藤は境界線からはるか左の水道に釣り座を構える。江藤の打ち撒くマキエにクロが反応するが、なかなかツケエに反応しない。対する濱田は、沖へグングンと払い出す潮に仕掛けを乗せて、流れの中でマキエを拾っているであろうクロに標準を合わせて、何度も仕掛けを打ち返す。竿先は真っ直ぐに海面近くに振り下ろされ、穂先からは流れに合わせてパラパラと糸が送り出される。微アタリを捉えるべく糸は張り気味、糸を張り過ぎれば仕掛けが浮き上がって潮筋から外れるし、緩め過ぎたらアタリを取ることができない。沈め釣りを持ち味とする濱田にとって、アタリを取り得る道糸の微妙な張り加減が釣果の肝となる。

流れに合わせて送り出される道糸がスッと海上で浮き上がり、少しだけ穂先を曲げる…。濱田の鋭いアワセが入ると同時に、愛竿「DXRメガチューン」が力強い半月を描く!濱田が中型口太を釣り上げて、江藤をリードする。開始してから30分近く経つと、江藤が釣り座を境界線寄りの高場に移動する。「裏側の水道は前日の予選で、かなりの数の口太が出たのですが…。マキエに反応していたクロの姿が見えなくなったので、釣り座を移動しました」(江藤選手)。その後、1枚ずつ口太を追加し、前半戦が終了。

前半戦の釣果
濱田=2枚/1150g
江藤=1枚/656g

後半戦=午前10時30分、後半戦がスタート。濱田は遠近をローテーションしながらクロの食い気を探るが、上層ではコッパグロ、下層ではベラのアタリに苦しむ。対する江藤は足元近くから徐々に範囲を広げながらクロの食い気を探って、規定サイズギリギリのクロを拾い釣りする。濱田と江藤の総数が並んでも、「総重量は濱田であろう」との声が磯上の観戦者の大多数の意見であったが…。

後半戦が中盤に差し掛かった頃、江藤の釣り座から沖の竿2本先で、マキエに反転するクロの魚影が! 江藤は足元の広範囲にマキエを打ち込み、マキエの煙幕の中に仕掛けを投入。潮に乗った仕掛けが、マキエと同調しながら竿2本先に到達すると、ウキストッパーがスッと引かれると同時にアワセ! 江藤の愛竿「トーナメント制覇/1号」がしなやかな曲がりを見せて、35㎝級口太を取り込んだのであった。江藤は1投毎に、マキエや仕掛けの投入場所やパターンの変化をつける。同じ場所に連続してマキエを投入すれば、クロがマキエ慣れして反応が鈍くなってしまう。残り時間が30分を切っている中で冷静にマキエワークができるのは、まだビッグタイトルを獲得していないとはいえ、数々の全国大会に出場している経験からであろう。江藤は浅ダナに湧き上がる群れを着実に攻めて、後半規定の5枚を越える釣果を上げたのであった。対する濱田は終了前、沖でクロが高反応を見せたが仕掛けの沈みが速過ぎたのか、釣果を伸ばすことができなかった。

後半戦釣果
濱田=3枚/1642g
江藤=5枚/2984g
総合釣果
濱田=5枚/2792g
江藤=6枚/3610g

これにより、江藤義紀がダイワグレマスターズ2010の栄冠を獲得した。

「昨年度の本大会で、日振島の釣りが分からないまま予選敗退してしまいました。その時に阿部選手(昨年度3位)から釣り方のアドバイスを頂き、それを胸に1年間考えながら釣りをした結果だと思います。地元や大会を通じてできた仲間達に感謝します」(江藤選手)。

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