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釣り場 : 大分県

Writer : 編集部

Residence : 大分市

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Pride :

team DAIWA GREトーナメントファイナルin鶴見

2011年 6月 4日 16時頃

6月4日、中潮。この日、「第2回チームダイワグレトーナメントファイナル」が、鶴見湾内で行われた。参加選手は、各ブロックから選ばれた代表選手21名+昨年の大会で決勝まで行った上位3名のシード選手の計24名。決勝戦まで上がれば、全4試合をこなさなければならない、体力も必要とされる大会である。本紙記者は、1回戦で大分代表の阿南と長崎代表の牧村が上礁した「地下の平岩」に同礁。開始10分から先制した牧村を余所目に、すぐに阿南が竿を曲げ、良型グロをゲット。更に2分後に同じポイントで規定サイズ(25㎝以上)を取り込む。ファーストヒット以降、コッパグロに苦戦していた牧村も前半終了間際に良型グロを取り込み、お互いに2枚ずつで折り返し。釣り座交代した後はエサ盗りのタカベが出始め、コッパグロがぽつぽつ釣れる程度で終了。互いに2枚ずつで検量するまで微妙な重量だったが、検量の結果わずか70g差で勝利したのは阿南であった。

その阿南が2回戦で戦ったのは、前大会3位の名手・藤園。上礁したのはかなり地に近い「西村バエ」で、お互い初めての磯に多少不安な面持ちで開始。ここでの釣りは沖への遠投が基本となるが、阿南は地寄りの水道に出た泡が気になったと、一投目から基本とは逆に仕掛けを投入。そこで、小型ながらぽつぽつとクロを拾い、藤園にプレッシャーを与える。一方、藤園は前半からアジ子とサバ子の猛襲で大苦戦。なんとかクロが釣れ始めたのは折り返し5分前だったが、連発したクロはリリースサイズ…。このまま行けば、阿南の勝利もあったが、後半に藤園が遠投を意識して微アタリを捉え、キープサイズを4枚。クロの数だけで言えば勝っていた阿南だが、規定サイズが2枚しかなかったため、惜しくも藤園に破れてしまった。

3回戦は宮崎代表の松下と長崎代表の長坂が上礁した「ウノクソのハナレ」に同礁。開始5分に先制した松下だったが、その後はチヌが掛かるなど苦戦。長坂は開始早々オナガらしきアタリをバラすも、前半最後の立て続けに良型を取り込み2枚キープ。終了間際に松下の竿が大きく曲がりヤリトリするも、手前の根に潜られ無念のバラシ。その後に2枚目をキープするも、重量で長坂が勝利した。「あのバラシがなければ…、でもこんなもんです」と松下のコメント。

そして、いよいよ第2回大会の決勝戦。1〜3回戦と勝ち抜き、見事決勝戦へと駒を進めたのは、福岡代表の鶴原、熊本代表の濱田、そして先に紹介した長崎代表の長坂。決勝戦は「白崎1番」、2時間で40分交代で行われる。三つ巴の口火を切ったのは、一番右に釣り座を取った濱田であった。しかし、ほぼ同時に左隣にいた鶴原が2連続で一歩抜け出す。ちなみに「白崎1番」の本命ポイントは、最初に釣り座としたこの鶴原のポジション。一番左の長坂は釣り難いポジションだが…。40分後、最初の釣り座交代をして、本命ポイントに釣り座を移動した長坂が、反撃の2連続で重量逆転の首位。しかし、右にいた鶴原が遠投を駆使し、15分後に再逆転の1枚を追加。2回目の交代間際に濱田が1枚追加し、シーソーゲームが続く。

開始から93分後、一番左のポイントで鶴原が快心の1枚を追加し、これで勝負ありと思われたが、濱田がその1分後にこの戦い最大の920gを取り込み、鶴原との重量差を50gに縮める。実はこの時、左からの潮が良い感じで流れており、これが濱田に運を開いた。この時合いを見逃さなかった濱田に快心のアワセが入り、これが決め手となった。終了間際30秒前にも濱田が良型グロを取り込むが、時間オーバーで無効。後のインタビューでは「負けていたと思っていたので、最後のクロが無効となり、残念でがっかりしていました」と語っていた。

濱田は去年の大会で、初めて鶴見の磯での竿出しを体験し大苦戦した。そこで学んだ最大の課題は「遠投浅ダナ」。これを意識して、この一年間は練習し続けたと言う。練習の際、遠投できる様に一番気を使ったのはマキエ。今まで以上に練り込むことを意識し、集魚剤も遠投性が高いものに交換(ダイワ「強力グレど遠投」)。ウキも9g程の円錐ウキから、19gある棒ウキ(ダイワ「ベガスティックLC/ 0 号」)を使用し、遠投できるように臨んだ。大会後「決勝戦では全部の釣り座で釣れたので良かったです。本当は最後に取り込めなかったので、あまり勝った気がしてないんです(笑)。去年の教訓を生かして、それを結果として出せたことが一番嬉しいことなんですよね」とコメント。去年の同大会に出たのが初めての大会だった濱田。今後はもっと多くの大会に出て、自分の技を切磋したいと語ってくれた。

長丁場で行われた大会で、疲労がピークに来ていた各選手たちであったが、最後に決勝の場となった「白崎1番」を清掃し、気持ち良く幕を閉じた。(文中敬称略)

筆者のタックル

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