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釣り場 : 大分県

Writer : 編集部

Residence : 大分市

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大マダイ対決

2011年 8月 11日 11時頃

秋の大型マダイシーズンの先陣を切って、舟掛かり釣りで大型マダイが頻発している。春マダイは産卵準備のために浅場に回遊するのに対して、秋マダイはベイト(エサとなる小魚)を追って浅場に回遊する。大分沿岸に回遊するマダイは特に、イワシに着くことがほとんどなので、「秋マダイは産卵期のマダイ以上に美味しい」との声も多い(※イワシをベイトとする魚は、一般的に非常に美味しい)。津久見島沖では7月中旬からイワシの群れが多くなり、それに合わせて大型マダイが連日釣れ始めた。津久見島に遅れること約2週間の8月初旬より、楠屋沖でも秋マダイが開幕した。

今回は大分県屈指の大型マダイポイントである津久見島&楠屋沖の舟掛かり釣りに絞って、大型マダイ攻略法を解説する。より浅く狙うべし一般的な魚は、群れの低層に大型が潜む傾向があるが、マダイに関しては大型ほど群れの最上層を回遊する傾向がある。それゆえ、水深25mで小ダイが釣れたのであれば、次の仕掛けは水深20mラインを狙うのが、大型マダイ狙いのセオリーだ。フカセ釣りの有効性前記理由から、ダゴチンよりも表層からマキエとツケエを同調させて探って狙う全遊動のフカセ釣りで、大型マダイの釣果が多くなっている。ただし楠屋沖では、舟が密集していること、イケスのロープが多く張り巡らされていることから、フカセ釣りが困難となっている。フカセ釣り愛好者は、楠屋よりも津久見島での竿出しが無難だ。

近年舟掛かりに大挙して現れたフカセ釣り師の刺激を受けて、ダゴチン釣り師達も大型マダイを釣るための、更なる工夫に乗り出す。ダゴチン釣り師は「ダンゴを中層で割る」という固定観念を捨てて、海面に複数のダンゴを打ち込んでから、ツケエをダンゴで包まずに仕掛けを投入し、フカセ釣りと同様にツケエとマキエを同調させながら表層から探って行く。ダゴチン仕掛けでの全遊動釣りは以前から一部の愛好家の間で多用されていたが、最近はマダイ狙いの方法の一つとして定着した。

マキエの量は多く海水温の高い夏から初秋にかけては、エサ盗りとなる小魚が懸念されるが、不思議とマダイの活発な時は、邪魔をされることがほとんどない。これは恐らく、エサ盗りとなる小魚が、マダイの群れに圧倒されてしまうからだろう。それゆえ、エサ盗りの心配がないので、思う存分マキエをすることができる。マダイ狙いは、マキエの量が多くなければならない。ダゴチン釣りであれば最低でもヌカを1俵程度準備したい。

舟掛かり釣りに限らず、マダイの時合いは潮止まり前後と決まっている。潮止まり前後は休憩をせずに、集中して仕掛けを打ち返したい。楠屋では下げ潮、津久見島では上げ潮で大型が頻発する傾向がある。なお、大潮周りは潮が速過ぎると敬遠されるが、当たれば大型をモノに出来る可能性も高い。まずは、ここと釣り場を決めたら浮気をせずにしばらく通うことをオススメする。

仕掛けは細いほど潮馴染みがよく魚の食いもよいと言われるが、大型マダイ狙いに関しては細仕掛けはNG。最低でも2号、80㎝以上の特大マダイを狙うのであれば2・5号以上の道糸を巻いておきたい。なお、素材は潮馴染みがよく瀬ズレに強いフロロカーボンをダゴチンでは通し、フカセでは長く(竿1本以上)巻くことを推奨する。特に楠屋ではイケスのロープが多く、強引なヤリトリが必要なのでよく注意したい。また、津久見島ではアンカー打ちのため、楠屋に比べると魚を泳がせても比較的取り込むことが可能だが、松バエ周辺のマダイポイントに限っては根が荒いので、泳がせ過ぎないようにヤリトリ中は細心の注意を払うこと。

マダイの最も釣れるのは、「ノーシンカーの仕掛けがマキエと同じ速度で、一定方向に沈下する潮」である。いつもこの潮であれば、釣りの工夫も技術もいらないが、時合い以外は潮が速過ぎたり、二枚潮なのがほとんど。熟練者であればこんな潮でもガン玉調整で、ポツポツと拾い釣りできる。潮の流れと糸の出方、仕掛けの回収時の仕掛けの向きと角度を仔細に観察して、流れの本筋を捉えるように努力しよう。まずは、習うより慣れること!大型マダイのチャンスは9月中旬まで! 急いで舟掛かりのマダイ狙いへ行こう!

筆者のタックル

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