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釣り場 : 大分県

Writer : 編集部

Residence : 大分市

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できるかなエギング

2011年 1月 27日 12時頃

10月27日、大潮。釣りの必須アイテムの偏光レンズ、タレックスでお馴染みの「メガネの正視堂竹町本店」木下店長は大の釣り好きであるが、釣りについての大きな悩みが一つだけある。「休日が不定期なため休みの合う釣り友達が少なく、単独釣行ばかり。単独釣行ばかりなので、自分のエギングが正しいのか? エギングの上手い人は、どのような釣り方をするのか? といった疑問があるのです」(木下店長)。そこで、本紙記者と「エギングクリニック&タレックスレンズ実釣」取材を、米水津で行いました。

午後1時、米水津「サザエ波止」で竿出し。ここは先日、本紙記者が短時間で3バイのモイカを釣ったポイントだ。まずは木下店長が、内向きにエギを投入。エギが背中からの風に乗って、ビューンと30m以上吹っ飛ぶ。木下店長はエギが着底するのを1分程度待ってから、エギをシャクリ始める。ビュンビュンと竿をしならせ、エギを上下させる様は全く問題がない。足元近くまで寄せたエギの後方には、それを追った小型モイカの姿も偏光レンズ越しに確認できたが結局、小型モイカはエギに乗らなかった。

内向きを諦め、風を真正面から受ける沖向きで竿出し。木下店長は風に負けないよう、大きめの3・5号のエギを選択しフルキャスト。ここまでは良かったが、その後は風に任せたままにPEラインが吹き上がりっ放しであった。その原因は穂先の位置と、ラインメンディング(ラインの位置修正)にあった。

修正ポイント①…穂先を海面近くへ風が強い時ほど、穂先が海面近くでなければならない。穂先から海面へ垂れ下がったPEラインの量が多いほどPEラインが吹き上がり、エギの安定が悪くなる。それを修正する最も簡単な方法は穂先を真下に向け、海面までの距離を最短にすること。修正ポイント②…投入時&アクション開始時の立ち位置を変更。強風時はエギの着水と同時に、PEラインが海面にどうしても大きな弧を描いてしまう。この時にシャクっても、その力がエギまで伝わらないので、糸フケをなくしてPEラインを直線に修正しなければならない。リールを巻いて糸フケを取る方法もあるが、これだとせっかく沖まで飛ばしたエギをリールを巻いた分だけ寄せてしまう。そこで、立ち位置を替えることで、糸フケをなくすようにする。

木下店長が以上の2点を修正すると、これまでよりも沖でエギが動くし、一投で長い時間シャクれるようになった。しばらく「サザエ鼻波止」で粘ったが見えていたモイカが姿を消し、小魚の気配もなくなったので、釣り場移動することにした。

お次は、奥にあたる宮野浦へ。先程よりも風が収まったとはいえ、まだ横風がPEラインを吹き上げる。木下店長はアドバイス通りに糸フケのないように竿を下げて釣り座を移動、渾身の力で何度も投入を繰り返す。すれ違うエギンガーとの会話は、誰も釣れておらず。今年のモイカは波止周りでその姿をよく見かけるが、その割にはなかなかエギで釣ることができない。その原因は、例年よりモイカのエギへのスレが激しいからであろう。モイカのスイッチの入るタイミングに上手く合えば、釣果に結びつくはずなのだが…。木下店長はエギをシャクリながら、偏光レンズ越しに海中の様子を観察する。「海底の藻の合間に、モイカがいるような…」。木下店長はこれまで見えイカにこだわり過ぎたことを反省し、見えイカの沖に活性の高いモイカが複数いるはずとイメージする。沖でエギを着底させて、底付近でエギを激しくダートさせて、テンションフォールさせるといきなり、ガツッと穂先を引っ張られてアワセ! と同時に抵抗を見せるが、海中を切ってしまうと時折抵抗を見せながらスルスルと、モイカが浮き上がった。大事に振り上げたのは、300g級。今季初のモイカに、笑みの絶えない木下店長であった。

「夕方に使用したレンズは『タレックス/アクションコパー』。ハイコントラスト性能で西日に負けずに海底の様子をよく探れたことが、釣果に繋がったと思います。単独釣行が多く、釣り方が自己流なのが悩みでした。『糸の置き方』や『穂先の位置』など、これまで考えもしなかったのですがアドバイス通りにやってみると、エギの動く手応えをこれまで以上に感じ取ることができました。エギングの奥深さと面白さを、実感できましたね!」(木下店長)。釣果は1パイだけでしたが、それ以上にエギングの何かを掴んだ、木下店長でした。

取材協力/メガネの正視堂竹町本店 TEL097・532・6807

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