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釣り場 : 長崎県

Writer : 編集部

Residence : 大分市

Club :

Pride :

マルキューゴールデンカップグレin九州

2011年 11月 6日 10時頃

11月6日、若潮。前週の悪天候で開催が1週間先延びとなったマルキュー「第一回ゴールデンカップグレin九州」が、長崎県宮之浦一帯で行われた。この日も早朝から雨が降り、1回戦は土砂降り。この時期としては気温が高く、雨に濡れても凍えることはないことが幸いであった。この雨は1回戦が終了する寸前に止み、それ以降は徐々に天候が回復。決勝戦では快晴となり、同じ日とは思えないほど気温が上昇した。そして、記念すべき第一回大会の決勝の舞台に上がってきたのは、偶然にも同じクラブチーム「永宮会」の3名であった。クラブ顧問の永島を始め、ここ最近の大会で、目覚ましい活躍をしている宮原、そして永露。決勝の釣り場は、参加者全員で見守れる広い「一のハエ」。潮は満ちの2分程で、左から右(徐々に沖に払い出している)へ流れていた。釣り座の抽選で一番左に永島、中に宮原、右に永露が入る。ここから50分交代(右回り)で、合計150分で決することとなる。

試合が始まると、開始5分でいきなり宮原がヒット。この真ん中の釣り座が「一のハエ」の本命。好釣の宮原が最初にアドバンテージを得てどんどん攻めるだろうと周りも思ったが、この序盤で好釣だったのは永島であった。左から流れる潮が当て気味で釣り難いと予想された永島のポジションであったが、開始10分を過ぎたあたりから、連続でキーバーサイズ(23㎝以上)を確保。この大会は9枚の総重量で競われるため、できるだけ数も稼ぎたいと永島が最初から飛ばし続ける。第2ラウンドでは、一番左のポジションに移った永露が、顧問に負けるかとばかりに連続ヒット。しかし、永島も真ん中の釣り座でキーバーサイズをぽつぽつと拾って行き、差を縮ませない。ここまで不釣であった宮原も最終の釣り座で挽回を図るため、右の釣り座でひたすら我慢の釣り。一番右の釣り座は、他の2カ所よりワンドになっているため潮の流れが悪く、釣れるとすれば遠投。しかし、永露の時もそうであったが、ここではコッパグロが多く遠投してもなかなかキーバーサイズが出ない状況が続いており、宮原も数を伸ばすことができなかった。

最後の釣り座交代で、ここから宮原の反撃が開始かと思ったが、潮が若干替わったのか二人のように数が出ない。それでもキーバーサイズは9枚に到達しているようだが…。真ん中の永露は、第2ラウンドでの取り込んだ重量が多く、数は少し足りないようだが優勝へかなり近づいていた。試合終了の時間が来て検量すると、3名の選手のうち9枚を揃えたのは永島と宮原。永露は7枚。1枚あたりの重量は永露に分があるように見えるが…。しかし、それでも顧問の意地を見せた永島がこの大会初の王者となった。後になって振り返れば、1回戦9枚3660g、準決勝9枚4035g、決勝戦9枚2680gと今大会全ての試合で9枚を揃えての完全優勝であった。

決勝戦で永島が行った策は、マキエの時間とポイントを若干ズラして仕掛けを投入したこと。宮之浦のクロは先にコッパグロがマキエに食い付き、その周りに大型がいるということを熟知しての作戦であった。クロの食ってくるタナは終始浅く、ツケエは「くわせオキアミV9」と「くわせオキアミスーパーハード」を使用した。1回戦はMサイズ、準決勝はLサイズ、決勝戦は再びMサイズにしたとのこと。マキエは少し堅めにして、遠投できるようにしていた。実はこの遠投によって決勝戦の一番右の釣り座で4〜5枚追加していたのだが、他の2名が釣れていなかった釣り座での数を稼いだことが、この勝利を呼び込んだ。「前夜祭では冗談で、『初老の日だから、年寄りに気を遣って負けんといかんよ』と言っていたので、みんな手を抜いてくれたんでしょう」とリップサービスもあったが、クラブの顧問として、マルキューアドバイザーとして面目躍如となり、満面の笑みが印象的な永島であった。(文中敬称略)

取材協力=マルキュー株式会社

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