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釣り場 : 大分県

Writer : 編集部

Residence : 大分市

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米水津での寒グロの攻略

2016年 1月 9日 8時頃

今シーズンは暖冬ということもあり、暖かい日が続いていましたが、年を越してようやく冬らしい寒さが訪れました。そこで今回は、1月上旬に釣行した米水津での寒グロの攻略を紹介したいと思います。

今回紹介する大分県南の米水津は、1〜2月の時期は黒潮の影響を受け、潮の満ち引きで海水温が16〜18℃を上下することが多くなり、水温の変化に伴いクロがエサを拾うタナも大きく変化します。水温が1℃下がればタナが5m以上は変わると言っても過言ではありません。米水津の寒グロシーズンで、良型の50㎝オーバーが狙えるエリアは「沖黒島」です。このエリアは黒潮の影響が大きいので、クロの釣れるタナがコロコロ変わります。水深もあるため、深い時は竿2本以上入れないと釣れないことも珍しくないのですが、深ダナを攻略すれば丸々太ったクロを釣ることができます。

そんな良型グロを狙って、今回は「沖黒島」エリアへ行ってきました。成人式を含めた三連休ということもあり、釣り人が多かったのですが、運良く「ウドのドウクツ」に上がることができました。ここは、釣り座から右に流れる潮が本命です。この日は大潮だったのですが、潮がはっきりしなく左右にふらついていました。釣りを開始してすぐに5m程のタナで40㎝ オーバーが釣れましたが、後が続きません。寒グロシーズンは、一瞬の時合いが多いのも特徴です。同じタナを攻めるもツケエが残るので、更に深ダナにアプローチすべく仕掛けを替えました。

そこで使用したのが、ソルト・ブレイク・ジャパン「アズール(フカセタイプ) / 0 0 0( トリプルゼロ)」のウキに、ヤイバX「閃烈グレ(ヘビー)」のハリです。自重のあるハリで仕掛けに張りを持たせ、マキエの沈下速度と同じように沈んでいく000のウキで深いタナまで探るシンキングスタイルです。簡単に説明しますと、前打ちのマキエに仕掛けを投入し、後打ちマキエで挟んで流すイメージです。

狙うのが深いタナなので、マキエをできるだけ縦に長い層を作るようにします。後はできたマキエの層にゆっくり仕掛け送り込んで行くだけです。送り込むコツは、ラインのテンションが穂先に乗らない程度をキープして、出来るだけ竿先を動かして送り込む事です。私の経験上、寒グロはタナが深ければ深いほど警戒心が薄くツケエをなかなか離さないので、向こうアワセで十分だと思います(口太がメインの時です)。今回も数回即アワセを試みたのですが、掛かりが浅くフッキングに至りませんでした。大事なのは、深いタナでマキエとツケエを同調させることです。同調のコツは、マキエを広く多く打つ事です。ここを失敗すると、ツケエが残ります。こうなると魚の反応が全くない状態になってしまうので、「ここに魚はおらん」と言わざるを得なくなります。海中を見たわけではないので、本当に居るのか居ないのかは分かりませんが、マキエがうまく同調した場合は必ずツケエに反応か出ることでしょう。

こうして、この日は40〜50㎝までの口太を飽きることなく釣ることができました。同行した嫁は、ウキに「アズール/000」を使用し、ハリはお気に入りの「閃烈グレ( ミドル)」を使用したのですが、釣果は半分でサイズも40㎝ に満たないサイズが多かったです。ほんの少しの重量差ですが、アプローチできるタナは随分変わってくることが明確に分かりました。今回は「沖黒島」エリアの良型グロを紹介してきましたが、地磯エリアでも良型が交じります。地磯エリアは黒潮の影響を受けにくいので、沖磯に比べて魚の反応が多く、チヌなどもよく釣れて楽しませてくれます。是非、寒グロシーズンの米水津で竿を出して楽しんでください。

補足にはなりますが、今年の初釣りに「横島3番」に行ったのですが、その釣行時に天気が急変し一気にシケて怖い思いをしました。荷物を高い場所に上げ、安全な場所に避けていたためケガや事故はおきなかったのですが、他のお客さんで荷物を流された方もいらっしゃいました。荷物もですが、まずは自分が安全であるよう心掛けてください。昨年末より磯の事故をよく耳にします。どうか十分気を付けて釣りを楽しんでください。私も安全第一で、これからも釣りを楽しんでいきたいと思っております。

T・CLUB/染矢正昭・記

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