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釣り場 : 大分県

Writer : 編集部

Residence : 大分市

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雨降りしきる中、波止の梅雨グロ狙い

2016年 6月 12日 16時頃

6月12日、小潮。ようやく大分県も梅雨入りとなり、週末に限って雨予報…。サンデーアングラーの私にとっては嫌な周期に当たっており、さらに大会シーズンと言うこともあり、各大会が延期になったりと中々自分の思うように釣行したり、大会に参加できないのが残念であります。この日も大会に参加する予定でしたが生憎の天気で延期になり、天気予報では雨量も多いとのことで、釣行を諦めておりました。さすがに2週間竿を振らないと、居ても立っても居られなくなり、小雨になる午後2時から短時間釣行に行きました。

大分県南各地では梅雨グロのハシリも見られるようになっているようで、数釣りが楽しめるとの情報もあり、今回は鶴見の波止に足を運んでみました。鶴見の波止はクロの魚影はもちろん、マダイや青物等も狙える素晴らしいフィールドです。さて、実質4時間の釣行でのマキエは、沖アミ生3角にマルキユー「グレパワーV9徳用/1袋」、「グレパン/1袋」、「グレパワー遠投」を半分です。梅雨時期なので、特にエサ盗りとの分離が大切となります。しっかりできるよう丁寧に混ぜ合わせました。また「グレパワー遠投」の半分は、雨で水分調整が効かなくなったマキエを整えてくれる物としてクーラーに入れておきます。これがあるのと無いのでは、天と地程の差があるので、特に梅雨時期は必ず持っていってます。ツケエは沖アミ生と「堤防オキアミ」とムキ身です。さっそく釣り場に到着するも、まだ雨足が強く降っており、少し弱くなるまで待ってみました。しばらくして小雨になった所で、すぐさま仕掛けを組んで釣りを開始します。まずは私の基本仕掛けとなるハリスを7mとり、その中にいつも愛用している釣研「エイジアマスターピース/01」からスタートします。この仕掛けは年中変わることはありません。そしてマキエを足元に打つとスズメダイ、タカベ、ハコフグ、キタマクラとが迎えてくれました。これは想定内です。足元に8パイ、本命ポイントに2ハイと8対2の割合でマキエを打って足元にエサ盗りを釘付けにして、20m程の本命ポイントにクロを走らせるセオリー通りの釣り方から始めます。

潮はゆっくりと左流れで悪くない様子。しかし無残にもツケエが残ります…。エサ盗りは確実に分離できてることは確認できますが、肝心のツケエが全く触れられることなく丸残りです。何投か繰り返すも同じ様なので、少しずつポイントを近づけて15m程にポイントを定めてみました。仕掛けが良い感じに馴染み、ウキがシモリ始めて2ヒロ半くらいのタナで道糸が引ったくられました!アワセを入れるとかなりの重量感で締め込まれます。糸を出しながら対応して、魚が止まったのでゆっくり竿で溜めてみると、コンコンコンっと首を振っている様子です。これはクロではなくチヌです。ゆっくりと浮かせにかかり、元気一杯な引きを楽しませてくれたのは、45㎝のチヌでした!

「あのタナでチヌとは…」と、正直戸惑いましたが、冷静にハリを軽くして対処します。しかし次の魚信を得られず、無情にも時間が過ぎてしまいます。1時間経過したくらいに足元のマキエにクロが反応してきました。先程の様に狙ってみますが、遠投しても反応を得られません…。足元のクロを良く観察してみると、1ヒロ半から2ヒロまで反応して散る様子です。そこを考慮して15m程にポイントを定めて、15秒ほど置いて投入すると「エイジアマスターピース/01」が綺麗に海中に消えてアタリを知らせてくれました。1枚目はやや小振りの28㎝級。このパターンで答えが返ってきたので、同じように狙うとポツポツ拾える様になりました。

しかし、ある違和感を感じます。足元に打っているマキエでエサ盗りを避わしていると思っていましたが、どうやら違う様子…。動きを良く観察すると、エサ盗りが何かに怖気付いている様子でした。試しに足元のマキエから5m先にマキエを打ってみるも、最初だけ反応して足元に戻ってきます。全くエサ盗りが出て行きません! なんて楽な展開だろうと思いました。これは何かしらの大型がいるのでは?

分離と遠投は必要なく、仕掛けが投入しやすい10m付近を狙ってみることにします。今度は仕掛けが馴染む前の1ヒロ程のタナでフカセからまん棒が走ります! アワセを入れると強烈に締め込まれ、これは本命のクロだと思い怒らせない様にヤリトリ。さすが梅雨グロ、良く引いて中々弱まってくれません!40㎝以上はあると思わせる引きを見せてくれましたが、タモに収まったのは38㎝でした。それからも同パターンで30〜38㎝級を3枚追加しました。

ここで左流れの潮が、やや右流れに変わり始めました。相変わらずエサ盗りはおとなしい様子で、足元から離れずとても釣りやすい状況。本命ポイントに少し多めのマキエを5ハイ打って20秒インターバルを置いて仕掛けを投入。2ヒロのタナで一気にラインが弾き飛びました。これはかなりの重量感で、止まることを知らずに一気に海底に逃げようとします。竿の力を信じてしっかり曲げ込み胴で溜めます。浮かせても突っ込みを繰り返し一向に弱りません。慎重にヤリトリしてタモに収めたのは、なんと45㎝の良型グロでした!波止でこのサイズが出るので侮れない鶴見の波止。この時期でのこのサイズのクロとのヤリトリは、やはり非常にスリリングがあり、最高に楽しめました。

この後は上潮がかなり滑りだして、思う様にマキエとの同調ができずに苦戦していると同時に小雨だった雨が大粒になり、これにて納竿しました。上潮が滑る中での同調は次回の課題として練習したいと思います。鶴見の波止の梅雨グロはこれからますます楽しませてくれそうな予感です。こんな素晴らしい波止でいつまでも釣りができるように、丁寧に波止を流して釣り場を後にしました。手軽に遊べる波止釣りだけに、最近はマキエの跡やハリスなどのゴミが目立ちます。最低限自分の出したゴミを持ち帰り、次の釣り人に気持ち良く釣りができるように皆様協力をお願い致します。
MFG九州/釣研FG東九州支部/藤山翔也・記

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