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釣り場 : 大分県

Writer : 編集部

Residence : 大分市

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秋のライトゲームを楽しもう!

2016年 10月 7日 13時頃

さて10月に入り、ますます過ごしやすい季節になってきた。とはいえ、天候は相変わらずで、雨風が強い日も多く、釣りに行ける日も限られる。何かと好条件が揃い釣り物が増えるこの時期に長雨によって、思いもよらぬ誤算が生まれた。こうなると心配なのは、やはり魚達の活性だ。夏場の上がり過ぎた水温がやっと落ち着き始め、酸欠気味の海に酸素が供給されるのは、海に良い変化をもたらす事が多い。

しかし、こうも激しい雨が降り続くと海の状況は一変する。河川の濁りは想像していたよりも強く、シーバスやチヌといった汽水域関連の釣りは難しい。また、海は台風の影響か水温の変化が激しく、大量の漂流物が流れ着いたエリアもあって、こちらも思ったよりも好ましくない状況が続いていると聞く。ここで実際に調査も兼ねて、気軽に行えるライトゲームを楽しむ事にした。

10月7日、小潮。仕事を済ませ、わずかではあるが釣りが出来る時間が取れたため、いつもの様に四浦半島へ車を走らせた。到着後、すぐにタックルを用意する。今回は1gのジグヘッドを中心に、0・8〜1・5gを状況に合わせて使用した。まず、軽くキャストし表層から順に探っていく。キャストを繰り返す中で時々、表層でアジが捕食しているのが何度か確認でき、一見アジの活性は良いように思えたが、実際には人の目では見えない様な、極小さなプランクトンを捕食しているようで、ルアーには全く反応がない。

表層、次に中層と探るが特にバイトも得られないまま時間が過ぎる。そこで今度はボトムを入念にトレースして来るとわずかではあるが、反応が出た。しかし反応と言っても、テンションフォールでボトムギリギリの小さな流れに乗せた際、些細な違和感を感じる程度のもので到底アワセられるレベルではない。何度かアタリのあった同じラインをトレースして来ると、どうやら1匹でもアジのスイッチが入れば、群れの中から数匹がつられて追ってくる様で、リトリーブ時から回収までの間に数回バイトチャンスがある事に気付く。

そこで、キャスト後にボトム付近までテンションフォールさせアタリが出るまで待つことに。細かいアタリが出始めたら、スローリトリーブで限りなくゆっくりと巻いてくる。すると、微小なアタリから少し明確なアタリに変化した。だが、それでも穂先が入った程度で違和感を感じるのか離してしまう。常にラインテンションを張り気味でないとアタリに気付かず、張り過ぎるとアジが違和感を感じすぐに離してしまう。やはり海の状況は、かなりシビアな様子。

ここからは、工夫の繰り返しになる。まずリーダーをフロロ1号から0・8号へ、ジグヘッドのウエイトを少し落としてみる。また、アジが深く吸い込める様にジグヘッドをシャンクの短い物に変更した。すると、やっと足元付近でヒット。アタリと同様にサイズも小振りだが、工夫して釣れた1匹は後に続く大きなヒントになり得る。恐らくこのサイズが群れているのだろうと考え、ワームを少しカットすると、アタリがまた少し強く出るようになった。このまま数釣りへ移行出来るかと期待はしたものの、2匹連続して釣れた所でやはり後が続かない。

次に小アジには実績の高い、クリアカラーのワームへ変更すると、同じパターンでもう数匹を追加する事が出来た。この後も細かく場所を移動しながら粘ったものの、徐々に風が強くなり、繊細な釣りが難しくなったため、止む終えず帰路に着いた。

今回はアジの数釣りとはいかなかったものの、試行錯誤が続く濃い内容の釣りとなった。やはり、気候や時期によって海は日々変化する。その変化に気が付けるのもまた、釣りの醍醐味であり面白い所であると考える。ライトゲームは誰でも手軽に出来る反面で、シンプルな仕掛け故の奥深さがある。こういった時にこそ、その状況にあった様々な仕掛けを試しながら、探究心溢れる秋のライトゲームを是非楽しんで欲しい。

Text & Photo by 伊水 衣鳴

筆者のタックル

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