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釣り場 : 愛媛県

Writer : 編集部

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2019第7回マルキユーM-1CUP 全国グレ釣り選手権大会決勝戦

2019年 11月 23日 11時頃

四国愛媛県宇和島沖の日振島で行われた「第7回マルキユーM1CUP全国グレ釣り選手権大会決勝戦」に行ってきた。佐賀関の国道九四フェリーを使って、愛媛県の三崎に70分で接岸。佐多岬のワインディングロードを気持ちよく走って八幡浜に到着。大洲北只ICから松山自動車道に入って宇和島へ、西予宇和ICから入れば無料区間だけで宇和島に行ける。フェリーを降りて2時間で宇和島市内に到着。宇和島別当ICを降りて右に進み、白浜の「はまざき渡船」で日振島に行くことができる。

全国9ブロック1480名参加の予選会を勝ち抜いてきた18名に、シード3名、MFGから6名の選手がエントリーした決勝戦は、初日1回戦1ラウンド80分3ラウンドで勝ち上がった選手が、2回戦60分交代の120分で惜敗率も加味され順位を競った。

今年の日振島は、九州と同じくサイズが出ないということで、特例でサイズ規定を無くし、9枚のクロの総重量で検量された。そんな状況の中でもグッドサイズを釣り上げて重量を稼いだデフェンディングチャンピオンの松元優也(鹿児島市)、小松和伸(広島市)、谷脇英二郎(大阪市)、中村政行(広島市)、牧順也(奈良県吉野郡)にワイルドカードで昨年3位の北村憲一(高知県高岡郡)の6選手が、翌日の準決勝に進んだ。昨日釣果の良かった磯が厳選され準決勝にあてられたが、わずか1日で状況が変わっていた。準決勝・決勝のために支給されたのは、マルキユー「グレパワー沖撃ちスペシャル/2袋」、「グレパワーV9/2袋」、「グレパワーVSP/1袋」、「爆寄せグレ/1袋」だった。ツケエとしては、「くわせオキアミスーパーハード」のMを2個、Lを1個に「くわせオキアミV9」のMを2個、Lを1個が準備された。

「ビーチ2番」で行われた中村vs小松選手の対戦では、サイズ規定が無くなったことを失念した小松選手が早掛けを宣言した1枚をリリースしてしまい、630g差で敗退。「明海1番」で行われた松元vs谷脇選手の対戦は、ウキ下矢引の浅ダナを攻めた谷脇選手が、デフェンディングチャンピオンの松元選手を振り切った。「才蔵の奥奥」の北村vs牧選手の対戦は、逆に浅ダナの牧選手を2ヒロ強の全遊動でマキエとの同調精度を高めた北村選手が3年連続の決勝戦に進んだ。

決勝戦は「19番」で行い、予定より遅い10時03分に平和競技委員長の判断でキープサイズの25cmを無くし、規定なしに変更してスタートした。開始早々足元で手の平サイズを釣り上げた中村選手が早掛けを宣誓して激戦の幕が上がった。足元で3枚連続で釣り上げリードする中村選手を迎え撃ったのは、真中の高台に位置した谷脇選手だった。3枚釣り上げ、枚数では追いついた。一番右手に入った北村選手も30cmクラスを釣り上げ猛追する。上限9枚の総重量での検量なので、干潮から上げ潮に入った後が勝負。何枚30cmクラスを釣り上げられるかに勝負がかかっているように見えた。

そんな時、佐多岬の方向で遠雷の音が聞こえ出し、雨が降り出した。足元のエサ盗りが増えたこともあり、沖の潮目が動き出したのを見逃さなかった中村選手がダイレクトに攻め、33cmを釣り上げる。続くように北村選手も30cmを追加した時、谷脇選手の道糸が海面から浮かび上がった。北村選手のグリップに電気が走った途端、前方の空に光が走り雷鳴がとどろいた。直後に平和競技委員長から終了のコールが会場に響き渡る。開始45分の出来事だった。

遠雷が見えた時から途中終了の可能性もあることを告げられていた選手も、素早い対応で竿をたたみ始める。これからの激闘が楽しみな決勝戦ではあったが、安全第一の判断を下した平和競技委員長の判断は間違っていなかった。雨も強くなり急遽駆け付けた渡船に乗り込み港での検量となった。検量の結果、3枚605gの谷脇英二郎選手、2枚ながらサイズを集めた北村慶一選手が880g、最後に釣り上げた33cmが決め手となり、4枚980gの中村政行選手が初出場初優勝の栄冠に輝いた(文中の一部敬称略)。

八反田克己・記

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