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釣り場 : 大分県

Writer : 編集部

Residence : 大分市

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冬のライト5目釣りを楽しもう!

2020年 2月 5日 21時頃

2月に入っても相変わらず暖かい。と言ってしまうと語弊があるが、今年は思ったより寒くないなと感じる人も多いはずだ。現に防波堤に並ぶ釣り人の数も2月とは到底思えない程である。その中には家族連れも多く賑やかに釣りを楽しんでいる。そういえば毎年耳にする「少し暖かくなったら釣りに行こう」と言うフレーズが今年は余り聞こえない。やはり、それだけ多少暖冬で良かったなと思う人々が居ると言う事だろう。無論、寒くなければ大体の人が嬉しい。筆者もそう強く感じてはいるものの、やはり暖かければ魚がよく釣れるのか。と聞かれれば一概にそうとも言えない。

2月5日、中潮。深夜0時。この日もそんな、少し暖かい平日の夜に、私は大分県蒲江から津久見方面へ車を走らせていた。現地はとっくに干潮の潮止まりを迎えている。何故わざわざそんな時間に?と思う方もいるだろう。結論から言えばデイゲームで全く反応が無かったからだ。当初の予定では、カサゴ釣り。大分でいうホゴ釣りを存分に楽しめると思い、朝早くゴロタが並ぶここ蒲江にやってきたのだが、驚く程反応が無く、上物にシフトするも全て撃沈。場所や釣り方を変えながら探って、気がつけばこんな時間になってしまったという訳だ。それでもやはり何かしら魚を釣って帰りたい。とくれば帰り道の四浦、上浦周辺でもう一頑張りするしか無い。ここ周辺は、年中ボウズが無く安定した釣果を求めるならば一番だろう。と思っていたのも束の間。常日頃、アジが回遊しているポイントへルアーを投げ込んでみても、今日に限っては全く反応が無いのだ。近年稀に見る最悪の状態と言っても過言ではない。

雨風もなく海は凪ぎ。なのに人っ子一人おらず釣りをする前から嫌な予感はしていたのだが。とは言え早々に諦める訳にもいかないため、1・5gのジグヘッドにスクリューテールグラブを装着。ボトムをゆっくりトレースして巻いてくると、やっと念願のアタリがある。「やったーアジだ!」。そう思い慎重に巻いてくると水面に顔を出したのはこの魚。そう、釣れない海の風物詩。ネンブツダイ。ではなく、オオスジイシモチと言われるイシモチの仲間。とは言え、見た目は完全に…。

その見た目と冷たい世間のイメージによって残念がられる事の多いネンブツダイ関連の魚だが食べてみると実は結構美味しい魚達だ。オススメは唐揚げ。ちなみにこの魚、口の中で卵を保有する。卵が孵化するまではエサすら捕食しないという徹底ぶりで、超が付くほど子育てに献身的な魚でもある。さて、一通りネンブツダイのイメージアップに貢献した所で次へ行こう。

今度はアジに的を絞ってジグヘッドをより軽いものへ変更した。表層、中層は相変わらず反応無し。やはりボトム付近を入念に探る。今回はベタ底ではなく気持ち程度上の層を引いていきたい。スロープ際の中央部に差し掛かった際、わずかに突くようなアタリ。今度は間違い無くアジだ。日付をまた越し、やっと手に入れた念願のアジ。ポイント変更が功を奏したのか、それとも筆者の気持ちを察したアジが情けで忖度してくれたのか。事の真相はアジのみぞ知る所だろう。

さて、この日魚を手にしてから、頭を過ぎるのはボトムでしか釣れていない。という事実だ。ここで思い切ってボトムで沈めたまましばらく様子を見ていたらどうなるのか。そんな疑問が浮かんできた。キャスト後、ボトムを取ったらラインを少し張ってそのまま放置。反応が無いので回収を始めると、グッと重さが竿に乗ってきた。中々の重量感。緩めにしていたドラグを再度閉め直し必死に上げて来る。とは言えラインは1lb。無理は出来ない。根に潜られないように気をつけながら、無事ゲット。

なんだ、居るんじゃないか。しかもかなり良いサイズ。3ヒットで3種目を達成。これは嫌でも5目釣りを意識してしまう場面だ。とは言っても後2種。残りの魚種はどうやってアプローチすればいいのだろうか。そもそも、こんな渋い状況で果たして釣れるのか?など考えていた矢先スロープ上に何かが浮かんでいるのが見えた。よく見るとゆらゆらと動いている。暗い中よく目を凝らすと、水際ギリギリにも何匹か。サイズは30cmから40cmくらいだろう。意地でも釣り物を探していた筆者にとっては願ってもない熱い展開だ。

警戒されない様に少し奥側にキャストし、しっかりとサミングして着水音を立てない様、慎重に慎重に。あとはウロウロしている魚の口元にそっとジグヘッドを置いて口を使ってくれるのを祈るのみ。ジグヘッドが波打ち際でリズム良く漂っていると、ゴツッとした強烈なアタリ。と同時に1lbラインしか持って来なかった後悔も強烈に押し寄せて来る。自ら魚を掛けておいて何だが、これはまずい。筆者のリールには逆転レバーが付いていないため、すぐさまオープンベールで最初のツッコミを避わす羽目に。ヒットした波打ち際からスロープの落ち込みまでは10mほどあるので、最悪スロープの上から魚が出なければ後は徐々に時間をかけて浮かす事だけに集中すれば良い。

幸い魚は難なく上がって来てくれた。取り込み後、時計を見るともう朝を迎えそうな時間だ。4種目の余韻に浸る間もなく5種目の達成に挑もう。最後の魚種。やはり最後は、あの魚に締めてもらいたい。スロープの反対側に周り、足元の際ギリギリに落として着底を待つ。着底したら1巻きから2巻程巻いてゆっくり防波際を歩いて探る。後はカサゴが掛かるか。もしくは…。

と言う訳で最後の魚はお腹がパンパンのメバル。時期相応といった所で5種目達成だ。さて、今回は渋い中でのライト5目に挑戦した。結果は何とかやり遂げる事が出来たが、やはりそれ相応に苦労した。ボトムに張り付いて動かない魚も、アプローチ次第では何とかなる場合がある。また時間の経過と共に事態が好転する場合も少なくないので、皆様も活性が低い日に当たってしまった際には、自分なりの方法を模索しながら真剣に釣りに向き合ってみるのも面白いかも知れない。

Text&Photoby伊水衣鳴
と言う訳で最後の魚はお腹がパンパンのメバル。時期相応といった所で5種目達成だ。さて、今回は渋い中でのライト5目に挑戦した。結果は何とかやり遂げる事が出来たが、やはりそれ相応に苦労した。ボトムに張り付いて動かない魚も、アプローチ次第では何とかなる場合がある。また時間の経過と共に事態が好転する場合も少なくないので、皆様も活性が低い日に当たってしまった際には、自分なりの方法を模索しながら真剣に釣りに向き合ってみるのも面白いかも知れない。

Text&Photoby伊水衣鳴

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